2018/12/24

クリスメシ2018

11年。吉祥寺は懐鮮食堂さまでクリスマスディナーをいただきました。
ここは最初からずっと美味しいです。もっと行く機会があればよいのですが。
海鮮の前菜(天使の海老、真鯛、ホタテ貝柱、イクラ、スクランブルエッグ)
フォワグラのブリュレ
活オマール海老ときのこのソース
鴨と黒毛和牛ステーキとトリュフのスープ
クルミのミルフィーユ
スパークリング飲んであとドメーヌ・シュルンバジェ


2018/07/16

7/15 2018 FIFA World Cup Russia Final France 4-2 Croatia

と、いうわけで
今大会最も強いチームと今大会最も恐ろしいチームの決勝となったのではないでしょうか。
理想的な結晶と言えるかもしれません。
そしてW杯がそういう結果を求めるように、勝ったのは「一番恐ろしいチーム」になった
ということでしょうか。
両チームについての私の個人的な評価はここまで書いてきた通りです。
クロアチアは強いんです。ベルギーと同等あるいは今回会がピークという点では
クロアチアのほうが上なくらいです。
フランスは1試合たりとも負けず、結果的に強かったチームでしたが
戦術的にもそれを支える若手の躍動という点でもとにかく「恐ろしい」チームでした。
何しろ「こうやれば試合に勝てるんだ」というやり口が明確過ぎる。
まずは囲んでボールを奪え。奪ったらとにかく最前線に送れ。
FWはボール獲ったことを確認したらとにかく走れ、という3点。
ここにはポゼッションフットボールの重要要素である
「ボールを持ったら組み立てて相手を崩せ」が欠落しています。
そんなものいらない、ということでしょうか。支配率にはこだわらず、
結局速いカウンターを繰り返せば、DF陣は勝手に崩れるという強い意志でしょうか。
そして現時点では、このフットボールが一番強いということです。
足元に技術を根拠に、相手を崩して良質なクロスやスルーパスを入れて…というのは
古いのかもしれません。
実際問題今大会でこの形で入ったゴールは数えるほどなのですから。
フランスも若いチームなので今後も気になるところですが、これだけはっきり
やり口を明確にしてしまうと、この次は厳しいかも?研究されつくしてしまいますし、
シンプルなやり口は対策を打ちやすいとも言えます。
ただこの大会では完全にマッチし、そしてやり遂げましたね。
ひとつだけはっきり言えるのは「ベンゼマいなくて結果OKでしたね」でしょうかw
フランスおめでとう。そしてクロアチアもその名に恥じない準優勝でした。

2018/07/15

7/14 2018 FIFA World Cup Russia Play-off for third place Belgium 2-0 England

ベルギーは力を出し切り、イングランドは不完全燃焼だったかもしれません。
もちろんそれ以前に、ベルギーが強かったというべきですが。
三位決定戦は重圧から解放されたチームが実力を出せるという法則通り、
ベルギーは余すところなくその実力を発揮できました。
強いて言えばルカクはもっとやれたと思います。コンディションが最後まで
最高の状態にならなかったかもしれませんが、それでもルカクは最高のプレーヤーの一人
であることは間違いなく、素晴らしいパスを供給し続けていました。
でももっとすごい選手だと思うので次のEUROが早くも楽しみだったりするのです。
元チェルシー三人組(いやアザールは今もチェルシーですが)は
EURO2020(12ヵ国分散開催!)でピークに来るのではないかと妄想。
にしてもフェライニをロートル扱いし(いやしてないでしょうが)
ヤヌザイをベンチに寝かしておけるベルギーというチームはやはり強かったですね。
イングランド。ついに再びダイアーを底に置き、期待したのですが、
今度はアリが先発でなく(怪我の状態もあるのでしょうが)結局ケインの爆発は
観れずに残念でした。前に張っていて面白いシーンもいくつかあったのですが。
ケインと比較的連携できてたヤング師匠も出場なしで、結果論ですが残念です。
しかしここも若いチームなので、これから本当に楽しみですね。

2018/07/12

7/11 2018 FIFA World Cup Russia Semi-finals Croatia 2-1 England

ベルギー同様クロアチアをとにかく今回は強い!と言ってきたのですが、
もしかしてここでイングランドが爆発して…という予想も頭から消えませんでした。
さらに始まってみると先制点をイングランドに開始5分で奪われ…。
ところがそこからがすごかった。 。
シュート数はイングランドの倍の22本、他のスタッツもすべてイングランドに勝り、
クロアチアはその実力を完全に出して勝利しました。見事としか言えません。
戦術を抜きにすれば現時点での両国の実力差がはっきり数字になった気がします。
とはいえイングランドも今回は強かった。
セットプレーとカウンターの徹底的な重視と、トッテナム若手選手陣の大幅起用で
ここまで邁進してきたわけです。
これは全くの個人的な意見なのですが、もっとトッテナム陣をがっつり出しても
良かった気がします。とはいえ世論の厳しいお国柄、サウスゲート監督もそれは
辛かったのかもしれません。
しかしケインに最前線でボールが渡らず、二列目の仕事を強いられてしまいがち
だったのはどうにももったいなかったような。
実際ヘンダーソンのところにダイアーを入れたとたん前線にボールが渡りはじめたので
思い切った采配も見てみたかった気がします。ダイアーがグループリーグで少し
不安要素を見せたのでビビってしまったのかもしれませんが…。
あくまで私見であり結果論にすぎません。何しろとにかくクロアチアは完璧だったのです。

2018/07/11

7/10 2018 FIFA World Cup Russia Semi-finals France 1-0 Belgium

今回のW杯で強いチームは?と聞かれてここまで見てきたところでは
ベルギーとクロアチアの見事な試合ぶりに感心せざるをえないので
「ベルギーとクロアチアは強いね」と答えてきました。
すると「じゃあ優勝するのはベルギーかクロアチア?」と聞かれると毎回苦笑いしながら
「いやーフランスかイングランドな気がするな」と答えてきたのです。
そう答えると「?」という顔をされてしまいますが、そうなんです。
フランスは効率よく、そして勝負に勝つための最善のフットボールをここまで
やってきたわけで、グループリーグも3勝1失点。
そしてその選んだ戦術と言えば、ポゼッションフットボールを守備偏重にした上での
高速カウンターというものでした。
ベルギーとて見事な高速カウンターを持ち、十分な守備力を持ったチームでしたが、
ここまで徹底されるとおそろしい鉾であり盾であり。
ボール支配率は40%と完全にベルギーに支配されながら、
ベルギーに10本勝るシュート19本。こんな恐ろしいチームがありますでしょうか。
ベルギーはとにかく強かった。しかしフランスは怖いチームに仕上げてきたのです。

2018/07/08

7/7 2018 FIFA World Cup Russia Quarter-finals Russia 2-2 Croatia

いやはやロシア頑張りました。
もちろん弱いチームではなく今一番勝てるトレンドをきちんと体現していましたが、
とにかく相手が強かったということでしょうか。
クロアチアが強いなんてことは、シュケルとボバンを擁して初参加したEURO96以来
誰もが知ることでしたが、90年代後半の強力チームにも劣らない
強いチームであることを完全に証明してくれました。
それでもロシアは開催国の意地もあって、この試合は粘りに粘り
見ごたえある引き分けにしてくれましたね。もうPKしか勝つチャンスはないと
割り切り11人全員でクロアチアの猛攻を耐えきったその姿は涙ものでした。
しかし勝負の神様は残酷です。勝つべきチームに勝たせてしまうのですから。
ロシアに拍手、そしてクロアチアにも拍手。

7/7 2018 FIFA World Cup Russia Quarter-finals Sweden 0-2 England

スウェーデンこそ「今トレンドのフットボールをやればここまで来れる」という
ことを体現したチームかもしれません。
スターはいらない。献身的に守り、そしてカウンターは全力でがんばる、
というこれだけ言ってしまうと非常に原始的な戦術と誤解されそうですが、
「献身的に守る」ということが非常に難しい今の高速フットボールですので
やはり見事だったと思います。
ただイングランドとの差があったとすれば、それをさらに磨いてきたのが
イングランドであった、ということに尽きるのではないでしょうか。
セットプレーとカウンターを最重要とし、その矛を磨くことに全精力を費やした
イングランドがここで勝ち上がるのは当然といえるのかもしれません。

2018/07/07

7/6 2018 FIFA World Cup Russia Quarter-finals Brazil 1-2 Belgium

ブラジルは26本のシュートを打ち(うち枠内9本)、
57%の支配率を占め、数字の上だけでは完全にこの試合を支配してもよかったはずです。
しかし勝ったのはベルギー。
ベルギーは強い。やるべきことを正しく行いOGを含む2点を獲り、
そして正しく守り切った。現在のフットボールはこうでなければ勝てないということを
明確にしてくれたといえるのではないでしょうか。
ブラジルはいつも通りのブラジルのフットボールをきちんとやりましたが、
結論としては「ブラジルのブラジルらしいフットボールのままではもう勝てない」
ということになるのではないでしょうか。
それでも94年並みに守備面を強化したり変化を求めていたようには見えますが、
世界はブラジルからフットボールを学び、すでにブラジルに新しい要素が
現時点ではない、という見方もできそうです。
これからどんな風に変わっていくのか楽しみでもありますが。
にしてもベルギーは強いチームです。

7/6 2018 FIFA World Cup Russia Quarter-finals Uruguay 0-2 France

何がきついってカヴァーニを欠いてしまったことが、
もちろんやむを得ないのですが本当に痛かった。
カウンターを得意とするチーム同士ですが、ウルグアイはスアレスとカヴァーニの
2枚だけでなんとかしたいチーム。それが一枚欠けてしまうと多くの時間を
守備にかけなければならないのは当然でした。
それでもフランスがクロスに頼るチームであれば、鉄壁のウルグアイ守備陣ですので
なんとかなったかもしれませんが、デシャンのフランスは中から崩すカウンター。
こうなると飛車角一枚落ちの状態ではこの結果もやむなしというところでしょうか。
スーパーエース二枚に頼らざるを得ないチームだったからこそここまで来れ、
そしてここで敗れたというところでした。しかし見ごたえのある良いチームでした。
そしてフランスは完全に機能していましたね。

7/3 2018 FIFA World Cup Russia #2 Colombia 1-1 England

このまま決まってしまうかと思いましたがコロンビア粘りました見事です。
とはいえ全体的にはコロンビアの守備があいまいであったことは否めず、
その結果としてPKであり、最後までなかなかチャンスを生めなかったのも事実。
しかしそれでもロスタイムのCKからのミナのヘディングは美しかった。
絶好調のハメス・ロドリゲスが見れなかったのが惜しまれます。
コロンビアが終始見せていたギクシャク感はまさにゲームメーカーの不在に
よるものでしたでしょうし、結果論ですがもう少し守備もかみ合っていたはず。
PK戦が決まった際にはイングランドここまでかと思ったものです。
おそらく世界中が思ったことでしょう。それほどにイングランドにかけられたPK戦の
呪いは重く大きかったということですが、ついに呪いは解かれました。
私にとってのイングランドのPK戦と言えばやはり90年の準決勝、西ドイツ相手に負け
ガッザが号泣したときの記憶が濃いですが、
若いイングランド代表には呪縛なんてなかったのかもしれませんね。
しかしこの試合は今一つだったかも。何しろケインが2列目に下がる羽目に
なってしまったのが痛かった。この稀代のゴールマシンを、いくら器用と言っても
もったいない使い方になってしまいます。中盤を埋められないのはまずいかも。
次までに修正してきてほしいですね。ヴァーディはどうでしょうね…。
いい選手なのですがこの若きイングランド代表の中ではその意図が伝わっていない気が。

7/3 2018 FIFA World Cup Russia #1 Sweden 1-0 Switzerland

予想通りの今大会を象徴する試合でした。
ここまで書いてきた通りスイスは非常にバランスの良いチームでした。
ボールポゼッションも63:37、パス精度84%:73%、シュート数18:12と、
ポゼッションフットボールの世界では完全に勝利してるはずでしたが、
実際には0-1での敗北。
確かにスウェーデンのゴールはラッキーも含まれたものの、それ以外にも惜しい
シュートはありましたので運だけとも言いづらい。
これはもうポゼッションフットボールの破綻ということで結論付けて
よいのではないかと考えています。いまさら言うことでもないかもですが。
現実ペップはバルサでこのポゼッションフットボールを確立し高めましたが、
その後バイエルンでもシティーでも純粋なポゼッションフットボールはやっていません。
要は「ビルドに時間がかかりすぎてしまう」問題ですね。
スイスもそこはよくわかっていて(バランスの良いチームなので)攻撃時には
良質なカウンターを見せていましたが、その歴史で言えばスウェーデンに
一日の長あり、といったところだったのではないでしょうか。確かに切れ味ある。

2018/07/03

7/2 2018 FIFA World Cup Russia #2 Belgium 3-2 Japan

イヤー疲れました。いえ見てるだけだったのですが、それでも疲れた。
この試合はよかったですね。一瞬日本が勝ってしまうのではと夢も見ましたが、
しかしベルギーはやっぱり強かった。
日本はここまでで一番よいパフォーマンスを見せてくれました。
得意の?コロコロパスはかなり減っていましたし、意思のあるパス回しで
ベルギーには劣るもののしっかり支配するシーンも多々ありましたし、
あいまいな攻めも最小限でしたので見てて期待感がありましたね。
個人的な今大会の貢献度高プレーヤーは大迫君、乾君、昌子君の3人でしたでしょうか。
特に昌子君はよかった。相方のフィード能力がゼロ過ぎることもありますが、
彼のロングフィードは安心してみていられました。
置いてかれることもありましたが、それは相手が良すぎた時だけと思いますので
今後DFの中心として非常に期待できます。
しかしベルギーはやるときはやりますね。
そして牙をむいた時のベルギーはどうにも止められない。
ああいうカウンターが日本もいつかできるようになるのでしょうか。頑張ってほしい。

7/2 2018 FIFA World Cup Russia #1 Brazil 2-0 Mexico

メヒコはとても良くて支配率もパス精度もブラジルに勝ってたと思うのですが、
どうもブラジルという国に苦手意識というかコンプレックスがあるような気もします。
これだけ素晴らしいプレーをしていてもブラジルには負けてしまう。
もちろんブラジルも素晴らしいのです。今大会のブラジルは94年にも似た守備的な
バランスの良いチーム(ブラジル国内からは好かれなさそうですが)だと。
でもメヒコもかなり良かったから、もう少し互角の印象になってもよさそうでしたが
結果が示す通りやはり負けてしまう。
もうメヒコは強豪国ということでいいと思うので、次機会があればリベンジしてほしい。
ブラジルは前述のとおりバランスの良いチームなので、
立ち上がりのモタモタだけ解消できればこれは行くとこまで行くかもですね。

2018/07/02

7/1 2018 FIFA World Cup Russia #2 Croatia 1-1 Denmark (Croatia win on PK 3-4)

こちらの試合も1-1からPK戦と似たような試合に。
開始1分4分と点が入ったときはノーガードの打ち合いかと思いましたが、
そこからは締まった試合でしたね。
スタッツ的にもほぼ互角の試合。クロアチアはシュート22本で枠内8本でしたので
スムーズに勝てたかもしれない試合でしたが、そこはデンマーク守備陣が踏ん張りました。
デンマークはバランスのいいチームではあるのですが、強いチームとあたると
急に委縮してしまうのか少し守備偏重になってしまう。
クロアチアは普段通りの試合でしたが、PK止められるなど運はなかったようです。
こういうケースは運のないほうがPK戦はまずい…と思いましたが、
ここはスバシッチがPK戦をものにして勝ち上がり。クロアチアはもっとやれそうなので
個人的にはよかったなと思います。
ピーターの息子カスパーもかなりよかったのですけど。見事MOMに選ばれましたね。

7/1 2018 FIFA World Cup Russia #1 Spain 1-1 Russia (Russia win on PK 3-4)

ロシアはもうこれしか勝てないという方法を選択し、
そして結果を残しました。これもW杯ですので見事と言えるでしょう。
ボール支配率 75%:25%
シュート数 25(枠内9):6(枠内1)
パス精度 91%:72%
いやーこれよく残しましたねーという感じなのですが、
とにかく守備は頑張りましたね。ボールクリア数47回は初めて見た数字かも。
しかし一縷の望みをPK戦にかけ、そのために1-1の引き分けにしてからは
10人戻って守備をするという、人によっては批判もあるかもな戦術でしたが
どうしても地元開催、ベスト8以上の結果を望むチームとしては
これしかない!という気合が見えて私はイヤではありませんでした。
スペインは逆にこれだけ試合を支配しながら、シュートも撃っているけど
決められなかったわけで、仕方がない…という感じでしょうか。
これがW杯としか言えませんね。

2018/07/01

6/30 2018 FIFA World Cup Russia #2 Uruguay 2-1 Portugal

いつかは爆発するだろうと思っていたカヴァーニ。
前試合でついに待望のゴールをあげましたが、この試合はやってくれましたね。
特にスアレス=カヴァーニのホットラインで先制した1点目はすごかった。
最後脚を痛めたのが心配ですが、軽傷であることを祈ります。
一方CR7はなにもさせてもらえなかった。
アトレティコで何度もCR7とマッチアップしているゴディンが
エリアにCR7が入ってくるたびにガッチリついて自由を与えませんでした。
そもそもウルグアイは守勢になると見事なまでに8人が戻ってきて
まったくスペースを与えない。ポルトガルも美しい超高速パス回しでその瓦解を
狙いましたが、90分通して保たれた8人の守備は完璧で完全だったと思います。
ポルトガルは相手が悪かったかもしれませんね。
「点は2人でとれる」という信念に基づいたオスカル~マエストロ~タバレス監督の
このチームは全く恐ろしい。
グループリーグ無失点のこのチームに初失点を与えられたのが、
ポルトガルの最後の意地だったのでしょうか。
この2試合ポルトガルは美しい試合をしようとしすぎたかもしれません。
何度も言うように現在のフットボールは「よい試合をしても勝てない」なのかも。
リーガエスパニョーラのスター二人が同じ日に消えるのはなかなか皮肉です。

6/30 2018 FIFA World Cup Russia #1 France 4-3 Argentina

これはもう、すごくてすごくてすばらしい試合でした。
両チームあわせて7ゴールが生まれましたがすべてスーパーゴールという。
そしてエムバペ。
先の記事 で「エムバペ爆発しないかな」と書きましたが、見事に炸裂してくれました。
何度もアルヘンチナ選手が振り切られるシーンがありました。すばらしい。
アルヘンチナも意地を見せて素晴らしいプレーを見せてくれましたが、
メッシにゲームメイクをさせるしかない、またはさせてももらえない状況では
いかに偉大なリオネル・メッシであってもどうにもならないものです。
せめて組み立てができる選手がもう一枚いればよかったのですがないものはない。
一方フランスはどこからでも構築できる。
じっくり組み立ててもいいしロングパス一発でエムベパを走らせてもいい。
ボール支配率はアルヘンチナに渡していたのに(41:59)
コントロールしているのはフランス、という印象の試合で結果もやはりそうなりました。
やはりディエゴの呪い。いっそメッシをワントップにして精度は低くとも
長いスルーパス狙いでいっていたら、などと考えもしますがそれは結果論ですね。
フランスの出来がいいので他チームがどうなるか。とても気になります。

2018/06/28

6/27 2018 FIFA World Cup Russia #2-2 Switzerland 2-2 Costa Rica

なかなか面白い試合になりました。
スイスはここまでよりもかなりクリエイティブに試合を運び、
コスタリカは持ち前の守備力をいかしつつ速い攻撃につないでいました。
数値が示す通りどちらも守備バランスの良いチームなので、
あとはどれだけ特別なことができるか、という試合だったかと思いますが
それぞれ惜しいチャンスはあったものの合計4点の引き分けで
見ごたえのある試合でした。
コスタリカは前回のベスト8には劣る結果で残念でしたが質の高いフットボールでした。
スイスもしり上がりによくなっているのですが、残念なのが守備陣にカードが出すぎていること。
次戦スウェーデン戦でレギュラーDF2枚を欠くのはどう考えてもきついですが、
それを乗り切ればすごいことをやってくれるかもしれません。

6/27 2018 FIFA World Cup Russia #2-1 Serbia 0-2 Brazil

過去にブラジルに勝利した国はあります。
勝利した国に共通して言えることといえば、やはり
「ブラジルのペースに乗せられず自分たちのサッカーを貫いた」
ということなのではないかと勝手に思っています。
何しろブラジルは強い。何が強いかというとつい攻撃側に目が行きがちですが
そうではなく圧倒的な組織による守備力でしょう。
だからこそ前回大会の準決勝・3位決定戦の大差での敗北は衝撃的だったわけです。
このあたり今回のブラジルはかなり修正してきているようです。
点は1点2点とれればよく、あとはしっかり守るということですね。
そのためスイス戦のような慎重になりすぎたケースもあるようですが、
トーナメントに入ればギアを入れてくるのは間違いありません。
セルビアは残念でした。自分たちのフットボールができていなかった。
悪くはなかったのですが、ブラジルに乗せられてしまった印象です。
もう少しやれたと思いますが、前試合でスイスに惜敗したことで
落とせない試合に固くなったこともあったかもしれませんね。

6/27 2018 FIFA World Cup Russia #1-1 Korea Republic 2-0 Germany

いろいろとポカンとしています。
子供の頃からこのドイツという国(当時は西ドイツでしたが)の試合を見てて
ちゃんと見始めた82年から「この国は必ず決勝戦に出る国だ」というイメージでした。
大学生の頃の94アメリカ大会で初めてベスト8止まりだった時でさえ
相当にショックを受けたものですが、2002年には日本で借金してまで決勝を見に行き、
また「決勝戦に出る国」に戻り、その後3位続きでしたが前回大会で久々の優勝。
EUROは取りこぼすことはあってもW杯は絶対に落とさないと思ってた国が
ここで消えてしまうというのは、なんというか驚き感。
難しいですね。
若手の採用も続けてましたが、イングランドほどには切替できていませんでしたし
正直中途半端な印象でした。またベテラン勢がその経験を活かせていたかというと微妙。
コンフェデ杯で若手中心で戦い優勝したわけですし、無理にベテランを混ぜる必要も
なかったのではないかという気もします。
それでもボール支配率・シュート数で圧倒的に上回ってはいたわけですが、
結果は結果。非常に残念ですね。
韓国は最後に勝ててよかったですね。ドイツ相手ならよい思い出になったのではないでしょうか。

6/27 2018 FIFA World Cup Russia #1-2 Mexico 0-3 Sweden

ボール支配率 65%:35%
シュート数 19:13
パス精度 82%:67%
これだけ上回っていながら結果は0-3となってしまうのが現在のフットボールです。
この話題は今大会の記事最初から書いていましたが、
誤解を恐れず大変に極端に、そして単純化して言うとすれば
「よい試合をしても必ずしも勝てるわけではない」
ということでしょうか。そんなのは当たり前で昔からフスバルはそういうものですが
近年はこの傾向がとにかく強くなっている気がするのです。
大昔には未来のフットボールと言われたトータルフットボールもゾーンも、
ゼーマンが提唱した数々の戦術も普通に取り込まれてはいるものの、
勝てるフットボールの形として言葉は悪いですが「旧態依然」のフットボールが
21世紀にあって主流に近いのも否めない事実。
面白くもあり、面白くもない、という気持ちでいっぱいなのです。
とはいえスヴェリエの1点目は間違いなくスーパーゴールでした。
メキシコはいいチャンスもありながら生かせなかったのは残念。
PKとOGはご愛嬌でしたが。

2018/06/27

6/26 2018 FIFA World Cup Russia #2‐2 Iceland 1-2 Croatia

いやはやよい試合でした。
クロアチアの強さは間違いのないところです。
高速パスを軸とした高いボールポゼッションと秩序のある守備。
アイスランドは頑張りました。支配を奪われながらも何度も枠内にシュートを飛ばし、
あわや勝ってしまうのではないかとさえ思いましたが、
結果だけ見れば1‐2でPKでの得点のみ。「アイスランドは善戦した」というのは絶対に
正しいと思いますが、これはつまり「クロアチアは強かった」ということなのでしょう。
とはいえ13回目のチャレンジで初めてW杯に出場したアイスランドは、
W杯に出るにふさわしい好チームでした。
こっそり応援していましたが、初出場の歴史は確かに見届けました。
クロアチアはこの「感じ」をうまく98フランス大会以来のトーナメントに持ち込めるかどうか。
20年前のものすごいクロアチアをもう一度見たいと思うのは私だけではないはず。

6/26 2018 FIFA World Cup Russia #2‐1 Nigeria 1-2 Argentina

全世界のフットボールファンが大注目の試合だったのではないでしょうか。
引き分けなら前回大会に引き続き4度目のグループリーグ突破のナイジェリアと、
ここまで1敗1分で勝利以外この先はないアルヘンティナ。
世界がこの試合と、そしてもちろんリオネル・メッシに注目していたと思います。
先にも書いたかもしれませんが、
アルゼンチンはメッシ中心のチームを作ろうとして失敗し続けています。
メッシは秩序の中にあって最高に美しいプレーをする選手であり、
ディエゴではなくマリオ・ケンペスのように扱うべきであるのに、
かの国はディエゴ・マラドーナの呪いから抜け出すことが30年たってもできません。
とはいえ今日のアルゼンチンは飽きっぽくなく最後の最後まで冷静にチャンスを狙い、
ついにはマルコス・ロホのシュートで勝ち切ることができました。
ロホは立派でしたが、あのゴールはメッシのゴールとも言えます。
3人のDFの注目は完全にメッシに向き、ロホは最高にフリーな状態で落ち着いて
シュートすることができたのですから。
ナイジェリアは悔しかったと思いますが、こういう抜け方をしたアルヘンティナは怖い。
もう少しメッシを見ていたいと誰もが思っていますよね。 

6/26 2018 FIFA World Cup Russia #1-2 Denmark 0-0 France

すでにグループリーグ突破を決めた2チームによる順位決定戦でしたが、
ノーゴールの引き分けとはいえ2チームの差は大きかった印象です。
支配率、シュート数すべてにおいてフランスが勝っていましたが、
これをフランスの決定力不足やデンマークの高い守備力によるものとしてよいものかどうか。
たまたま点が入らなかっただけ、という捉え方をすればフランスの見通しが明るい。
むしろ凡庸な守備だけの試合をしてしまったデンマークは
どうやって勝っていくかが非常に難しいとも言えると思います。
とはいえ両チームともにとにかく余計なカードをもらわないことにも意識が
言っていたと思うので(両チーム合わせてイエロー1枚)
このような試合もやむを得ないとは思うのですが。
個人的にはペルー戦で大会史上最年少得点を決めた19歳のエムバペが
トーナメントで爆発しないかなと思っています。

6/26 2018 FIFA World Cup Russia #1-1 Australia 0-2 Peru

ここまで善戦しつつも残念ながら2連敗ですでにグループリーグ敗退は
決まっていたペルーですが、3戦目は持ち味を生かして勝利しました。
オーストラリアの圧倒的なシュート数差がにもかかわらず(14:4)
手を抜かずに守備を行い枠内シュート数では勝り2点を獲った試合運びは
まったく感心せざるを得ません。
逆にオーストラリアはチャンスをきちんと生かせなかったのが痛かった。
ペルーに勝利したデンマークとの差は微差という印象ですが、
シュート数で勝りつつも勝ちきれないのが現時点のオーストラリアなのかもしれません。

2018/06/26

6/25 2018 FIFA World Cup Russia #2-2 Spain 2-2 Morocco

モロッコいい試合しましたね。86メヒコ大会以来のグループリーグ突破はなりませんでしたが、
98フランス大会以来の勝利は目前でしたが、VARの逆恩恵にあずかり
残念な結果となってしまいました。
イスパニアのミスを突いた先制ゴールとマラガCFのエン=ネシリの美しいゴールもあって
すわ、またもジャイアントキリングか!と興奮しましたが、
まさかのアディショナルタイムの失点によって、久々のW杯勝利は持ち越しとなってしまいました。
しかしやはり落ち着いた守備は非常に印象に残りました。
極東の島国にはぜひ見習ってほしいものです。
さてイスパニア。重戦車ジエゴコスタが前2試合ほどのキレがなく中盤からの
押し上げが非常に重要となりました。交代したイアゴアスパスのギリギリのプレーで
1位通過とすることができましたが、やはり今はジエゴコスタに何とかしてもらわないと
いけないチームなので、トーナメントでの改めての活躍を期待したいと思います。

6/25 2018 FIFA World Cup Russia #2-1 IR Iran 1-1 Portugal

サウジと並び、いやこのグループにあってはさらにイランはアジア地区代表として
誇らしい試合ぶりだったのではないでしょうか。
地区予選無敗で勝ち上がったアジア最強チームに恥じないプレーでした。
モロッコのジャイアントキリングが達成されていれば…と
たらればを言っても仕方ありませんが、
惜しむらくはもう10%だけ支配率を上げる(33:67)ことができれば
シュート数(8:14)のわずかな差もうめることができたのではないでしょうか。
しかし何を言っても結果論です。
イランは素晴らしく、しかし勝ち上がったのはポルトガルでした。
CR7のPK失敗はご愛嬌として、EUROチャンピオンとして栄冠を勝ち取れるか楽しみです。
EUROもポルトガルは予選リーグはヒヤヒヤものでしたので、よもや??

6/25 2018 FIFA World Cup Russia #1-2 Saudi Arabia 2-1 Egypt

サウジは実に素晴らしかったと思います。
エジプトも怪我明けながらサラーが引っ張りなんとか試合にはしていましたが、
シュート数、ポゼッション、パス制度すべてにおいて完全にサウジアラビアが勝り、
予選最終戦ながら誇らしい試合だったのではないでしょうか。
ノーカード、ファウル数も7と美しい試合運びだったと思います。
エジプトは下馬評は高かったのですが、
守備陣はよかったものの攻撃にうまくつなげることができず残念でした。

6/25 2018 FIFA World Cup Russia #1-1 Uruguay 3-0 Russia

チャンスシーンだけ観れば互角と勘違いしてしまいそうでしたが、
実際にはそのスコア通りウルグアイの完勝ということだったかと思います。
支配率こそ56:44でロシアも踏ん張りましたが、
やはりシュート数、特に枠内シュート数が断然違うわけで、
「ウルグアイの守備陣がロシアに最小限のチャンスしか与えなかった」
というのが本質だったのではないかと思います。
ロシアはこの技術が劣る分モダンなサッカーでW杯に来た2チームには
まったく危なげなく寄せ付けない試合を見せることができましたが、
ウルグアイの「ほぼ完璧な守備+攻撃に入った時のキレ」の前には歯が立ちませんでした。
もう少し交代などカードが切れるようであれば、まだまだこの程度ではないと思うのですが。
ウルグアイは初戦コンディションの上がらなかったスアレスが元通りとなり、
またコンディションは悪くないものの決定機を決めきれなかったカヴァーニに
待望の一発が出たことでトーナメントはおそろしい存在となったかと思います。

2018/06/25

憧れのハワイ航路

晴れた空、そよぐ風。
どうも、岡春夫です。

少し照れくさいのですが、多少は海外に足を延ばしたことのあるスカムポットですが
実はハワイに行ったことがありませんでした。

行きました。6月21日~6月24日。楽しかったです。
タバコやたらにたかられました。肉を焼いたものが結局おいしかった。
ホテルのプールとか海でも泳いだしポリネシアンショーも観て、花火も観れました。
ダイヤモンドヘッドにひいひい言いながら登ったと。

ダイヤモンドヘッドでは、UFOを撮影しました。本当です。
証拠写真を残しておきます。連射して写ってたのと写ってないやつ。










2018/06/21

6/21~6/24不在のためW杯記事はお休みです

6/21~6/24家族サービスで国外に出るため、
W杯記事はお休みです。後でまとめて録画を見て感想を書くかもです。

6/20 2018 FIFA World Cup Russia #3 R Iran 0-1 Spain

本日は3試合とも1-0で決まりました。締まった試合が続いた印象です。
とはいえ前の2試合が「守り切って勝った」内容だったのに対して
スペインはきちんと勝った感じですね。もちろんイランも多くのチャンスを作って
好試合でしたが、ちょっと間違えるとスペインの大量得点もあったかもしれない
危険な試合でもありました。
そう考えるともしかするとスペインの決定力不足は深刻なのかもしれませんね。
17本のシュートを打っていながら1点どまりだった、ともいえるわけです。
しかしそれでも勝利するのが無敵艦隊。
完全に試合を支配していた(ボール支配率69%、シュート17本)あたり実に。
イランも悪くなかったです。悪くないどころかイランにはまだ自力で予選突破する
チャンスがあるわけですから、むしろビビるのはポルトガルなのではないでしょうか。
まだ一人もゴーラーが生まれていないイランではありますが、
ここはひとつもたらされた「CR7に屈辱を与える権利」を生かして頑張ってほしい。

6/20 2018 FIFA World Cup Russia #2 Uruguay 1-0 Saudi Arabia

実にウルグアイらしい粘っこい試合運びでした。
サウジもくらいついて善戦しましたが、こちらもスアレスの1点を守り切られて
ゲームオーバーでしたね。
スアレスのコンディションも少しずつ上がっているようです。
シュートそのものは普通でしたが、その直前のDFの振り切り方はさすがスアレス。
身体の使い方がもう気持ち悪い。素晴らしいです。
カヴァーニはまだ得点こそありませんがキレてはいるようですので
1位を決めるロシア戦は実に楽しみです。
サウジは残念でしたね。決してひどい内容というわけではありません。
むしろゲームそのものを支配していたのはサウジでしたが、
ウルグアイは持たせておいて一発で決めてしまう怖さがあります。

6/20 2018 FIFA World Cup Russia #1 Portugal 1-0 Morocco

守備には定評のあるモロッコでしたが、CKで後ろからかき分けて入り込むCR7の
一発に落とされてしまいましたね。その後の守備もしっかりしてましたし
何度もセットプレーからチャンスも作っていたので悔しいことしきりかと思いますが、
ポルトガルはきっちり1点を守り切って1勝1分とすることができました。
勝ちにくいモロッコ相手に勝点3をもぎ取れたのは大きい。
ここまでCR7の得点だけで進んできているポルトガルですが、
前試合を引き分けにできたのが本当に大きいですね。
モロッコは試合を通して数値的にはすべてにおいてポルトガルを上回っていましたが、
それでも勝ち切るのがスターのいるチームということでしょうか。

2018/06/20

6/19 2018 FIFA World Cup Russia #3 Russia 3-1 Egypt

支配率もパス成功率もほぼ互角ながら、枠内シュート数が3本と1本では
やはりこうなっても仕方がない。エジプトがものすごく悪かったというわけでは
なかったと思いますが、ロシアはとにかくノッていますね。
守備は普通ですがチェリシェフ(ビジャレアルCF)を中心に攻撃陣はイケイケなので
「思い切って攻めたほうがうまいこといく」ような
今大会(少なくともここまでは)では有利だったのかもしれません。
サウジがウルグアイを食ってしまうことがない限り、
偉大なるムハンマド・サラーのW杯はグループリーグで
終わってしまいそうで祈るばかりです。

6/19 2018 FIFA World Cup Russia #2 Poland 1-2 Senegal

そのキャリアを仏英で過ごしたアリウ・シセが3年かけて
(U-23アシスタントコーチ+監督から数えれば6年かけて)
じっくり作ってきたチームは実に秩序ある美しいチームですね。
パスが速い。カウンターが速い。そして統制の取れた守備。
一方ポルスカは試合序盤から守備陣のコンディションが悪かったのか
浮足立った展開で怖い攻撃陣をなかなかうまく生かせず苦しんでました。
しかし後半終了間際には目覚めてきたのでこれからの2戦が逆に怖いですね。

6/19 2018 FIFA World Cup Russia #1 Colombia 1-2 Japan

仕事で外出してたので後半観てから前半観ました。
大迫のことはこれまでもうひとつだなんて失礼なことを思ってましたが
今日はとてもよかった。素直に謝りたい。
特に2点目は位置取りもジャンプのタイミングもビューティフルだったと思います。
PK+レッドカードはコロンビアにとってまったくアンラッキーでした。
しかし枠内シュートで完全に入っていたので、
故意ではなかったかもですが実に気の毒ですが仕方がない。
パスの正確さは87%と高かったもののそのスピードの遅さと、
残りの失敗パス13%の内容がひどすぎたせいでどうもイメージは悪いですが、
特筆すべきはほとんどの時間を10人で戦わなければならなかったとはいえ
コロンビアの枠内シュートを3本に抑えたということではないでしょうか。
バランスを崩してしまったコロンビアにとってハメロドの投入は
逆効果だったかもですね。次戦は頑張ってくれると思います。

2018/06/19

6/18 2018 FIFA World Cup Russia #3 Tunisia 1-2 England

チュニジアがんばっていたので今日のアップセットは彼らか!と思いましたが
ケインが終了間際に叩き込んでイングランドに勝利をもたらしました。
3倍近くシュート蹴って1点差はイングランドなのでご愛嬌として、
確実に支配率を上げて(40:60)少し怪しげなPKの他には大きなピンチもなかった
イングランドの勝利は当然だったかもしれません。
完全に世代交代を果たしたイングランドはこれからさらに面白くなるかも。

6/18 2018 FIFA World Cup Russia #2 Belgium 3-0 Panama

どうですかねあくまで私見ですがパナマ選手交代ミスったような気もします。
あそこからバランスが崩れてしまったような印象ですが、結果論なので何とも。
一生懸命守備をしつつ、時折攻め込み、とおそらく
計画通りの進行だったと思うのですが後半になってバタバタしてしまったでしょうか。
頑張っていたのに残念。
ベルギーはいいですねバランスがとれています。基本に忠実ながら
そういうチームはFWが爆発すると怖いですよね。楽しみです。
それにしても北中米カリブ海地区のGKはオチョアにしろナバスにしろ、
こちらパナマのペネド(FCブカレスト)にしろすごくいいですね。頑張って欲しい。

6/18 2018 FIFA World Cup Russia #1 Sweden 1-0 Korea Republic

リハがあったので後半途中からの観戦となりました。
後半だけで言うと組織力には少し差があったものの、
今大会つくづく思うのが、
「ワンツーがない」「早いパスを出せない(トラップできない)」
のどちらかあるいは両方当てはまるチームはどのような形であれ
負けるか良くて引き分け、という結果になっています。
当たり前のことなのですが代表チームだと意外と当てはまるチームが多い。
連携の練習をやってるかやってないか、というだけの差なのでしょうが。
とするとやはり監督・コーチの差ということになるのでは…。

2018/06/18

6/17 2018 FIFA World Cup Russia #3 Brazil 1-1 Switzerland

これまたスイスがんばりました。
被シュート19本ながら枠内4本とスイスDF陣が中央を絞り込んで守りきった印象。
何が気になるというかというと、後半まったくブラジルらしいワンツーが
見られなくなってしまったこと。コンディションがあまりよくないのかも。
そうなると焦ってしまうのもやむを得ないのか、シュートはあるものの
完全にスイスDFを崩し切るシーンは産まれませんでした。
3日目となりましたが、攻めきれないとセットプレーでやられる、というのが
今大会のパターンになりつつあるようですね。
番狂わせはまだまだ続くかもしれません。見ている方は実に楽しいのですが。

6/17 2018 FIFA World Cup Russia #2 Germany 0-1 Mexico

素晴らしい素晴らしい。ドイツもメヒコも昔から応援してるチームで
どっち応援したものかとどっちも応援しようという感じでしたが、
今日のメヒコは素晴らしいの一言。ラジュンとチチャリートはホントにいい動きでした。
秘密兵器ロサノも後ろから走ってきて見事なシュートでしたね。
にしてもポゼッション握りつつ(61:39)
倍のシュートを蹴りながら(25:12)負けてしまったドイツは残念です。
全体的に悪い動きではなかったですが動けてない調子の上がってない選手もいたかも…。
特にベテランが…いやきっと次戦までに修正してくるはず。
素晴らしいゲームだったなぁメヒコお疲れ様。息切れしないで頑張れ!

2018/06/17

6/17 2018 FIFA World Cup Russia #1 Costa Rica 0-1 Serbia

コスタリカにとっては惜しくも難しい試合でしたね。
「絶対落とせない試合」だったが故に慎重になってしまったかも。
私見ですが両チーム力はポゼッションが示す通り(50:50)
トータルでは互角だったかと思いますが、速度に勝るセルビアが
効果的に押し込んだことでセットプレーの回数こそほぼ同じながら
いいポジションでもらうことができたのもあるかなと。
コスタリカは次戦頑張ってほしい。大変だとは思うけどこの守備陣なら無失点も不可能ではないと思うのですが。
セルビアはかなり気が楽になったのでは。
それにしても「ミリンコビッチ=サビッチ」って口にしたくなる。

6/16 2018 FIFA World Cup Russia #4 Croatia 2-0 Nigeria

それこそ21世紀頭までのナイジェリアはよく
「個人は素晴らしいけどチーム戦術が弱い」なんて言われたものですが、
ヨーロッパで活躍する若手中心に組まれたこのチームには全然あてはまりませんね。
もう上記のようなことをいう人はよく試合を見ていないか
人種差別者かのどちらかでしょう。実に制御された試合運び。
ただ相手が悪かったか。これまた昔は
「個人は最高だけど連携がいまいち」なんて言われたこともあるクロアチア。
ところがどうですか、ここまで見てきたチームの中でおそらく一番ラインの
制御が行われていたと思いますし、無駄なランニングを減らしつつも
守備の際にはすっかり戻っている。この試合に関しては「完璧」という言葉を
使いたくなったわけで、そうなると若きナイジェリアは分が悪かった。

6/16 2018 FIFA World Cup Russia #3 Peru 0-1 Denmark

36年ぶりの出場となるペルーですが、南米予選数試合だけ観ていて
非常に気になっていたチームでしたが、実際すばらしいチームに仕上げてきましたね。
正直ペルーは南米的(ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ等)フットボールではなく
中米のフットボールに近い?しかし細かくビルドして攻め立てる方法論は
以前から言っているように極東の小国は参考にしなければならないと思いました。
残念ながらデンマークのような国が疲れもなくキレがある日には、
こういう繊細なサッカーは通用しないことが多いのですが、次節のフランス戦は
ジャイアントキリングもあるかなと楽しみにしてます。

6/16 2018 FIFA World Cup Russia #2 Argentina 1-1 Iceland

なんてアルゼンチンらしい初戦でしょう!
マラドーナもサベーラも犯した失敗を、サンパオリもまた犯そうとしています。
リオネルがスーペルな選手だということは今更言うまでもないが、
彼を生かすための最善策が彼中心にチームを作ることではないということを
10年かかっても理解できないようです。
実にこのすごい選手にとっては気の毒なこととしか言えません。
それでもアグエロの1点目は美しかったし、アルゼンチンが強いことは確かなものの
テーマのはっきりしないチームはなかなか勝ち上がれません。
予選の残り2試合で上手くチーム色を明らかにできるかが勝負ですね。
アイスランドの得点は完全に相手を崩したビューティフルゴールでした。

6/16 2018 FIFA World Cup Russia #1 France 2-1 Australia

試合運びとしては両チーム初戦らしい固いものとなってしまいましたが、
今大会から導入された「ビデオ判定」と「ゴールラインテクノロジー」の
効果を知る試合となりました。
なるほどこのように使用されるのか、というのが分かった試合というか。
フランスは堅かったですね。流動的な動きなどはすごくよかったですが、
チームとしての意志は少しフワフワしてしまったかと。
オーストラリアは悪くなかった。
ベストに近い動きでしたが少ない攻撃のチャンスにもう少し前掛かりに
なれればよかったのですが。

2018/06/16

6/15 2018 FIFA World Cup Russia #3 Portugal 3-3 Spain

これは本当に手に汗握る試合でしたね。
どうしてもCR7頼みになってしまうポルトガルに対し、いつも通りの試合運びを展開するスペイン。
まさに今回注目している「latest old football」と「outdated new football」の
象徴のような2チームなのですが、
支配率を徹底的に高めながらこつこつと崩しては点を奪うスペインが完全に優勢に見えたものの、
正確なロングパスとチートCR7にやられるという、観ている分には実に最高の試合でした。
ナチョのスーパーボレーも、CR7のスーパーFKで上書きされてしまった感があり気の毒。

6/15 2018 FIFA World Cup Russia #2 Morocco 0-1 IR Iran

各地区予選を、3勝3分無失点で勝ち抜いたモロッコと、6勝4分2失点で勝ち抜いたイラン。
こういう試合になることは予想できていましたが、
まさかオウンゴールでの決着になるとは驚きです。
これでモロッコはかなり苦しくなってしまいましたが、
イランは勝ちたいところで勝てたのが大きい。
残り2試合怖い2チーム相手に堅守でどうにかなるものでしょうか。実に楽しみです。

2018/06/15

6/15 2018 FIFA World Cup Russia #1 Egypt 0-1 Uruguay

サラーが出れないのは予想していましたがやはり残念ですね。
実況にあったとおり最後の10分でぶち込めたら、間違いなく流れは変わっていたでしょうに。
エジプト守備陣はギリギリながらも崩壊せずに90分がんばってました。
あのゴールはもうどうしようもない。
ドンピシャになってしまったCKはどうやっても止められないもんです。
無理やり何か言うならもうCKにしてしまったことに言うしかなくなります。
スアレスは本調子ではないようですが、カヴァーニは本当にゴージャスな選手です。
詩人の名を引き継いでもいいくらいではないでしょか。
ソサよりも強くソサと同じくらい美しい。

6/14 2018 FIFA World Cup Russia #1 Russia 5-0 Saudi Arabia

まったくの私見なのですが、この大会は
「古くなってしまった"新しいフットボール"」と
「トレンドに返り咲いていた"古いフットボール"」との争いと位置づけています。
ここから次の時代のフスバルが見えてくると思うのですが、
そういう意味では開幕戦はロシア×エジプトということで
前者にとどまるエジプトと一周して落ち着いた後者のロシアとの勝負は気になるところです。
結果はといえば…ロシアの圧勝で5-0。
エジプトは最初の25分自分たちのプレーができていたのですが、
いったんほころび始めると立て直すのにとにかく時間がかかるのが
このタイプのチームの共通した欠点。
結局シンプルでハズレが出にくいロシアのやり方が正解ということになるのか?
ゼーマンの提唱した美しい世界は、このまま机上の空論で終わってしまうのでしょうか。

2018/04/15

スカムポットLIVE INFO 2018/05/06(日)

2018年5月6日(日)
池袋 音処・手刀(チョップ)
http://www.chop-tokyo.info/2018/03/-56-kodomo-day-golden-week-3-minor.html

[GOLDEN WEEK特別公演 真昼の3マン]

出演:
minor cable
YouRaw
scumpot

open 12:00 / start 12:30
adv/door¥2,000(+1drink)

scumpotの出演時間は12:30~です。
GW最終日ですが遊びに行く前にでもぜひお立ち寄りくださいませ!

2018/03/15

終わりました納めました

私には嫌いなものが三つある。
はいはいおはぎと裏切りとあと納税ね。
同タイトル同書き始め記事一覧は下記のとおり。
過去ブログ

今年も終わりました確定申告。
昨年から中野税務署に来てますね。まだうちはe-Taxにしてません。
知らない間にICリーダはいらなくなったみたいだけど、
年に一回税務署まで来るってのがイベント感があるわけなんですがね。

締め切り日でしたので8時半ごろ来たら30人ほど並んでました。
とはいえ処理は早いので30分もかからず提出完了。
まあ今年も無事に終わったということで。

2018/01/25

性善説に基づく

うちの事務所で開発したものではないのだけど、
調査依頼があったので調べてみたところ、



なるほど。
誰が悪いというわけではないと個人的には思うので、



となる。

引用: 三国志 横山光輝

2018/01/15

スカムポットLIVE INFO 2018/01/15(月)

2018年1月15日(月)
池袋 音処・手刀(チョップ)
http://www.chop-tokyo.info/2017/11/115mon.html

[FLIPPY FLOPPY]

出演:
Take E Lee
Engmal
KNOWINS
scumpot

open 18:30 / start 19:00
adv.¥2,000(+1drink)/door¥2,300(+1drink)

scumpotは19:00~、またTake E Leeでもベース弾きます20:30~。