2007/03/29

その高き壁を越えて進め

十分に充電したので、さあいざ現実と闘おうとしたのですが、この現実というやつ、なかなか手ごわい。
いきなりの完徹に肉体的にはボロボロなのでした。
首が良くなってきたのだけが救いだ。まだ回したりするのは怖い。
すっかり恐怖心を植えつけられてしまった。
今月に入って酒量が驚くほど少なくなっているので不安。お酒のない人生なんて死ぬほどつまらない。
さあ私を潰せるものなら潰してみろ。そう簡単にはいかないぞ。反撃の鐘を鳴らせ。
20070329-tatakai.jpg シュプレヒコール



2007/03/28

スカム、温泉で溶ける

やっと行けましたよ温泉に。箱根は強羅温泉に浸かってきました。
首もやっとまだ少し痛みながらも回るようになり、ここは一発温泉に沈むのがよいだろうと思っていたので、ぴったりのタイミングだったというわけ。
お世話になった旅館はお風呂が6つ。1つは貸切風呂。
入替の時間配分を間違えて3つしか入れなかったのは残念だけど、お湯がよかったので千両、千両。
餌を食べにくる野鳥(ルリビタキ?)を見ながら入る朝風呂は最高。
夕食も朝食も文句なく美味しかったです。宿に感謝。
帰りは思い立って彫刻の森に。なんだかんだで4時間近く彫刻を睨み、最後にはビールを飲む。
ロマンスカーでも駅弁にビールと日本酒。
食べて飲んで風呂に入って彫刻を見る。
いいんじゃないですかね。肉体的にも精神的にも落ち着きを取り戻しましたよ。さあかかってこい現実。
20070328-gora3.jpg 20070328-gora4.jpg 20070328-gora2.jpg 卵と私
20070328-gora1.jpg ミス・ブラック・パワー、君は大きくそして雄雄しく


2007/03/24

復活の日そしてまた地獄へ

やっとコルセットが取れました。首が軽い。そして首が寒い。
春先から首筋にあせもができてしまうという恥ずかしい状況からもこれで卒業です。第二ボタンください。
まだ痛みはあるものの、やっと我慢できるレベルにまで落ち着いたので、何とか日常生活に復帰しました。この3週間というもの、とても人間とは思えない生活だったから。なんでしょう。これまでさんざんやってきた悪事への罰なのでしょうか。罰なのでしょうか。
これでもう首の話ばかり書かなくてもいいはずで、しかしまた再発しないように気をつけよう。
しかし一難去ってまた一難。今度はたまりまくった仕事に追われるのでした。とほほ。
20070324-return1.jpg 20070324-return2.jpg なんでもかならず復活する


2007/03/20

ううむ痛む

相変わらず首と背中の痛みが引かないスカムポットだ。
ちょっと痛む、とかではなくもう画びょうを数本根元まで押し込まれたくらい痛い。
なんだか治っても不感症になりそうで不安だ。
毎日朝八時に病院に行ってる。しかし酒も週一でしかも少量しか飲まない。さらに毎朝早起きをしている。そのせいか首と背中以外は異様に健康になっている気が。でも首背中が痛いと実際何もできないので、無駄な健康だなと。

右から来たものを左へ受け流してもいいし
数字の6に数字の5を足してもいいし
後頭部に違和感を感じてもいいからはやく治ってほしいなあ。
来週は箱根のほうに温泉入りに行く。湯治だねまさに。仕事終わらせなきゃ(ToT)/
20070320-moody.jpg ちゃららっちゃっちゃらっちゃー


2007/03/19

時にはドラマのように

首は相変わらず回りません。
どうも筋肉から神経の痛みに移行したような感じで、つくづく骨格の歪みというものの恐怖をしみじみと。

唐突ですが私は普段ドラマを観ません。
別に嫌いとかバカにしてるわけでもないのだけど、とにかく定期的に時間を作るということが難しい日常で、しかも録画したいものはたくさんあるのでだったら最初から観ない、というスタンス。後から出るDVDを見る時間ももちろんない。
しかし最近は楽な観方があることを発見して、それで楽しんでいる。というのも近頃は最終回の前に必ず特集ダイジェストのようなものをやってくれるので、それと最終回を観てしまえば、という姑息なものだ。しかし十二分に楽しめるので不満なし。

でもって今日といえばもちろん「華麗なる一族」で。
面白かったですよ。けなすと思ってた方も多いでしょうが、別にそんな^^;
というかもう完全な北大路欣也ショー。
あの背脂豚骨スープも裸足で逃げていく重厚な演技がマッチしていて、無礼を恐れず言わせてもらえれば他は刺身のツマな印象。映画の「華麗なる一族」は観ていたんだけど、名優佐分利信に見劣りしない存在感でしたね。
しかし「佐分利」の正しい漢字を調べるために検索して気づいたんだけど工場長の息子役(今回のドラマでは成宮寛貴)を北大路欣也が演じていたんね!そうか若くてわかんなかったよ。30年以上前の映画だしねぇ。ちなみに加山雄三が万俵鉄平を演じたドラマ版はぜんぜん知らない。日本映画専門チャンネルでちょっとやってたかな。しかしキムタクより雄三より仲代達矢がかっちょええに決まってるよな。
珍しくドラマについてなんて書いてみた。首も筋も痛くて仕事も詰まってるもんで他にネタがなくてねぇ。仕事しながら横目で観てた。
20070318-karei.jpg 映画観なおそうかな


2007/03/17

首が痛かろうと外食

あいかわらず首は固定でおなじみのスカムポットです。
ずいぶん回復傾向にはあるものの、寝るとすぐに筋が固まってしまい激痛が走るため慢性的な寝不足になってしまってます。眠気がこなくて眠らないのは大丈夫だけど、ひどく眠いのに眠れないのは嫌ですな。
てなわけでじっとしているとかえって辛い状態なので前向きに生きる。ずっと自宅療養していたのでどうしても自炊か出前になっていたわけですが、ここへ来てどうしてもラーメンを食べたくなってしまった。もうこうなると頭の中はラーメンだらけ。
「丸信」に向かう。
丸信はかの池袋大勝軒もそのルーツとする「丸長のれん会」の丸長から最初にのれん分けした由緒正しいお店ですが、世代交代などでひと悶着あった?そうで今は昼の営業しかしていません。今の鶏ガラと煮干の少し濁った薄味ながらコクのあるスープと、中太の固めシコシコ麺は、他と比べても見劣りしないそれだと思いますが残念。半熟のとろり味付け玉子もあっさりしたラーメンにぴったり。薄切りの豚モモチャーシューとメンマは正統派。そこに一枚の海苔が嬉しい。
実は数年前に先代のラーメンも食べているのだけど、その時はもう少し魚出汁がきつく麺は中細の柔らかめでちょっと古い感じでしたが、今はぜんぜんレベル高し。
夜営業も早く復活してほしい。味が固定したら人を入れるかな?
ちょっと無駄に広い(以前は料理もやっていたので)厨房の中、一人あまり楽しくはなさそうにラーメンを作る(そこは責めませんが)若主人?と、清潔に掃除されたホールで礼儀正しく振舞うおばちゃん二人。ラーメン屋には珍しくつめしぼがもらえるのも好印象。
首にコルセットをつけたイカつい中年男が「ごちそうさま」と言うと、おばちゃん二人が元気に「ありがとうございました」そして若主人も厨房の中から黙って会釈。ああなんだ愛想が下手なだけなんだな、と納得。
悪くない。味もいい。こういうのでいいんだよ。
20070317-marushin.jpg 久々の外食だったがすこぶる満足。ラーメン+味玉700円


2007/03/16

真鯛対まだ痛い

痛ぇ。寝ても覚めても痛いのでもう何がなにやら。
今朝で接骨院四日目。
土台(腰と背骨)の歪み修正が終わったのでいよいよ全体の張りのほぐしに入った。
全体のマッサージと鍼、そしてお灸。
もうなんだか一生痛いんじゃないかと弱気になったりもするのだが、早く治ってほしい。
20070316-itai1.jpg 死にません


2007/03/15

激痛地獄の地獄王子

接骨院通いもはや三日目。
実は今日首と背中に激痛を覚えて3時半頃跳ね起きてしまった。痛いので実際には跳ね起きる、という感じとはほど遠かったと思うがイメージ。
結局朝8時、接骨院の予約まで痛みをこらえて起きている有様。背中をさすってくれた同居人には感謝してもしたりない。
どうやらこれが直る寸前の強烈な痛みというものらしく、歪みが強制された身体が違和感を覚えて悲鳴を上げているらしい。通常はもう数日後らしいのだが、先生から「スカムさん若いですね」と嬉しいんだか嬉しくないんだかの一言。
とりあえずさらにマッサージと鍼とで激痛は去ったけれども、痛いのはまだ痛い。筋肉の炎症がまだ引いていないからだ。神経を逆なでするこの痛み。迷惑極まりない。
首はまだ固定している。汁物を食べるときが不便。
寝違えてから安眠できてない。早くゆっくり布団にくるまっていたい。なむなむ。
20070313-kubi.jpg なんか首が長くなってきた気がする


2007/03/14

いま、固められます

相変わらず首は固められている。
接骨院に通院をはじめて二日目、鍼治療はいよいよ肝心の首に入り、周辺のマッサージも開始。
炎症がひどいためまだ首の筋肉には触れないそうだ。
先生から「これよく我慢できましたねえ」とのお言葉。
すみません。肉体的にはMなんです。精神はSですが。
そういえば数年前に墨を入れたときも、4時間近くかかったのに痛みはぜんぜん平気でつい眠ってしまったものだ。むしろ無意識に寝返りをうとうとして彫師の兄ちゃんに怒られた。痛いのは嫌いじゃない。
しかし苦しいのはきつい。なんといっても痛くて起きちゃうから十分に睡眠が取れない。仕事をしていても集中力が切れてしまう…まあそれは接骨院の先生からは「数十分ごとに立ち上がったり屈伸したりしなさい」と言われているから、いいんだけど。
しかし一日中座って画面とにらめっこしてるシステム屋で、かつ重いベースをストラップかけて立って弾いてる楽器弾きの宿命と思って、ここは激痛をこらえ一度きちんと治してみようと思った次第。
システム屋のみなさん。楽器弾きのみなさん。痛くなる前に一度整骨院で骨のズレを診てもらいましょう。
後悔先に立たず。

話は変わりますが、私も好きな日本初のサイケバンド「モップス」のボーカルだった鈴木ヒロミツ氏(タレントとしての活動のほうが有名でしょうが)が亡くなりましたのでご冥福をお祈りします。
20070314-mops.jpg 「御意見無用」とか大好きだったんだけどな


2007/03/13

寝違えてリビエラ 〜寝違えられた男2〜

地獄。まさに地獄。
先週寝違えたのは先述の通りだが、その後ライブがあり河口湖に行き仕事をしていたのだけど、
昨朝起きたらそこには地獄が待っていた。
首と背中全体に激痛が走り、ベッドから身体を起こすことが出来ない。
人に押してもらってやっと起きれる、といった始末。
これまでも何度も寝違えているのだが、これは今までとは違う。
痛みにめっぽう強いどMな私でもこれはちょっと。快感ゾーンを完全に超えてしまっている。
昨晩電話しておいたので今朝は朝一で整骨院へ。
「骨盤がずれている」「生命力が落ちている」「姿勢が悪い」
と優しく、しかし矢継ぎ早にダメ出しをされた私は、
鍼を打たれ腰も首も鳴らされ、最後には首を固定されて家路に着くのだった。
20070313-kubi.jpg 恥ずかしい



2007/03/12

変革前に週末が終末

一昨日はライブに来てくださいました皆様ありがとうございましたした。
いつもどおりライブ映像アップしました。
https://artist.potkitchen.com/scumpot/
過去の映像もYouTube
http://www.youtube.com/results?search_query=scumpot
で観れますのでぜひぜひ感想お待ちしてます^^
そんなスカムポットの次のライブは5月2日(水)渋谷VUENOSです(水曜だけど次の日はGWで休み!)。アメリカから来るThe Hero and The Victorの前座で演奏しますです。
ぜひおいでくださいませませ。
20070311-scumpot20070309_0001.jpg 20070311-scumpot20070309_0002.jpg 20070311-scumpot20070309_0003.jpg

ライブ明けには友人ら6人(途中参加+2人で計8人)と河口湖へ。
コテージを借りて買うわ買うわ食料品と酒。しめて4万円弱。
美しい富士を見ながら露天風呂に入り、肉を焼き酒を飲む。
久々に車も運転して(する羽目になって)なんだか充実しすぎた週末ではあった。
しかし押し寄せる仕事。
ライブ会場へも河口湖へもノートPCを持ち込み、仕事をする自分が悲しくもあったのだった。
20070313-fuji1.jpg 20070313-fuji2.jpg 買い込んだ食糧と美しい富士+河口湖


2007/03/06

ライブ告知 3月9日(金)渋谷club asia P

scumpotは3月9日(金)TECHNOPOLITIQUE 07に参加します。
事前にメールいただければチケット取り置きしますので、みなさまこぞってお越しくださいね。

TECHNOPOLITIQUE 07
2007.3.9.fri club asia P
OPEN: 18:30 / START: 19:00 / scumpot: 20:15〜
ADV : 2,000 JPY / DOOR : 2,500 JPY (ドリンク別)
LIVE: scumpot / ミルクぼうや / inSECT / HITOTE
詳細は こちら でどうぞ。

渋谷club asia Pへの地図は こちら でどうぞ。
渋谷駅ハチ公口から道玄坂を上がり、「道玄坂」信号を右、突き当たるまで歩いて左に行くと突き当たり左手前に入り口があります(^^)/
20060808-scumpot_pic.jpg 20070305-kiba.jpg 牙のむき方もさまざま


寝違えられた男

もちろん言うまでもなく題名はヒッチコックの「間違えられた男」から。
寝違えました。朝はなんともなかったのに昼過ぎから異常な張りと痛み。熱は持っていない。
疲れがたまってくると私は必ず寝違える。ストレスと疲労が首に出るんだな。
ああいやだ。痛い。仕事も集中できない。仕事が進まない。
こういうときに熱い風呂もまずい。基本冷やすほかない。氷を当てながらぬるい風呂につかった。
また首の筋をもんだりするのは炎症が余計ひどくなる。
痛みを少しでも抑えたいので手のツボ(落沈や合谷)を押しまくる。
しかし痛みはなくならない。首も回らない。悲しい。
20070305-wrongman.jpg 大好きなピーターフォンダの親父主演



2007/03/05

彼女(または彼)の名はBasking Shark

スカムポットは生き物の情報が好きだ。たぶん脳が子供時代から発達していないのだろう。
特に水棲生物がたまらない。今ではすっかり(?)知られた 地球最強生物クマムシ の存在も数年前から気になっていて周りに熱く語ったものだ。痛い話だ。聞かされた皆さんごめんなさい。
まずはこの写真を。
20070304-basking_shark1.jpg
大きさは数メートル、最大のもので12メートル。
怖そうでしょう。しかし彼(または彼女)は「ジョーズ」ですっかり悪者となったホホジロザメではない。

彼女(または彼)の名前はウバザメ。英名をBasking Shark。
体長はかなりデカい。有名なジンベイザメについで2番目に大きいとされている。
彼(または彼女)は実はすごくおとなしいそうだ。何しろ餌はプランクトン。次の写真。
20070304-basking_shark2.jpg
この姿、大きな、大きすぎる口に驚いてしまうが、実はこれは必死に口を開いてプランクトンをかき集めているのだ。なんとけなげなことだろう。英明をBasking Shark。その意味は「日向ぼっこするサメ」で、水面近くに来て一生懸命プランクトンを食べている姿からだそうだ。聞けば聞くほどかわいいやつだ。
しかし外見がホホジロザメに似てるため、たまに海岸に現れると大騒ぎになるそうだ。不憫で涙が出る。
そう考えてもう一度一枚目の写真を見てみよう。なんだかよく見ると目が優しい。間違いなくいい奴だ。
見た目に惑わされず本質を見抜くのは難しいものだ。

ちなみに悪名高いホホジロザメ。確かに彼女(または彼)は最大の肉食魚であり海の生態系の最上位に位置している。が、だからと言って彼(または彼女)が悪者かというとそうとも言い切れない。彼らもまた絶滅の危機に瀕している。もちろん隣を泳ぐ気にはならないけど。
サメは4億年以上生き延びてきた種で(恐竜でも2億年いかない人間なんてたかだか30万年)海の生態系の重要な役割を背負っている。尊敬しよう。と決めた。
今一番の関心事は絶滅した最大の肉食鮫メガロドンの生存可能性について。考え始めると夜も眠れないので昼寝します。次は昼に考えよう。

ウバザメやジンベイザメと一緒に泳いでみたいなぁ。


2007/03/04

コスモスは時にカーネーション

もちろん私はスカムポットなのでスカムポットとしての活動を主にしていますが、
バンド「コスモス」でもドラムとして活動をしています。
そのコスモスのボーカリストでもあり、飲み友達でもあり、作家でもある 岡本綱雄 の
ラッキーストライクとカーネーションをあなたへ」が文芸社より出版されましたので
お知らせと代えさせていただきます。
鬱々とした青春時代を振り返り、楽しんで読めると思うのでぜひお買い求めを。
20070304-lucky.jpg お金のない方は立ち読みでも


2007/03/03

Fahrenheit 451

「焚書」という言葉は現代社会ではもはやあまり聞かない。近年では「悪魔の詩」騒動の際に起こったものを思い出す。歴史的には秦の始皇帝による歴史書のそれや、ナチによるビブリオコーストがあげられる。
ブラッドベリの「華氏451度」は焚書を扱い全体主義や物質主義を批判したSF小説。トリュフォーが66年に映画化してる。オープニングには徹底して文字を使わず(ナレーションだけ)、エンディング(THE END)で初めて文字が出るなど、原作の世界観を損なわないよい作品です。
「焚書」というのはしかし文明の排除や破壊のもっとも明示的な行為だ。ナチのそれも実際に文化の消去というよりプロパガンダ的要素が高い。
「華氏451度」のラストに登場する「本の人々」の存在は希望の光をもたらすと同時に、その不安定・不確実さから小さな絶望も拭い去れない。それでも私は「本の人々」の側がまだましに感じられる。
20070303-f451_1.jpg 20070303-f451_2.jpg ちなみに題名は本に火がついて燃え出す温度(紙の燃焼点233℃)のこと。



2007/03/02

孤独のグルメ追補

昨日の日記を読んで「なんだこの文体は?」と思われた方は、
こちらのマンガ を読んでいただければわかるかと。
マンガ好きの方も、マンガにやや抵抗のある方も、
この読むほどに味の出る傑作マンガを、ぜひ読んでみてください。
20070301-kodoku.jpg 私はもう確実に100回以上は読んでます。飽きない。



2007/03/01

孤独のグルメ

とにかく腹が減っていた。朝食を食べたきり、打ち合わせで渋谷に来たのだが、
終わってみると時間は16時を回っていたからだ。…いかんな、タイミングがズレてる。
焦るんじゃない、俺は腹が減っているだけなんだ。
次の打ち合わせは青山で18時。移動時間を抜いてもたっぷり1時間半はある。
人間すっかり腹が減ってしまうと、よりわかりやすい食べ物を欲するようになる。
たとえばそれが肉。ステーキでもよかったのだけど、頭にぱっと浮かんだのはハンバーグ。
こうなると無性にハンバーグが食べたくなる。
渋谷でハンバーグといったらGOLD RUSHだ。頭の中は完全にハンバーグになっていた。
中途半端な時間もあってか店内は空いていた。さて何を食べよう。
シンプルなものも食べたいがこのチーズの乗ったやつも食べたい…とメニューをめくる。
ハーフ&ハーフ!そういうのもあるのか!
200gと300gがあるが、食べる量に関しては見掛け倒しな俺は200g。
空いていたせいかかなり早くやって来た。200gでもかなり肉が大きい。
ごはん 大盛りのほうがよかったか?次の打ち合わせがあるというのにもちろんテーブルにはビールも。
後は豪快に食べる…と行きたいところだが、残念ながらひどい猫舌なので、
鉄板に熱された肉とソースを受け止める自信はない。小さく切って食べるしかない。はふはふ。
ビールは正解だった。ひどく熱くてこってりしたチーズハンバーグの中ですっごく爽やかな存在だ。
うん、これこれ!ほー、いいじゃないか、こういうのでいいんだよ、こういうので。
ハンバーグの味って男のコだよな
モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ。
独り静かで豊かで…。
しかしやはり量は多かった。ラストの付け合せのポテト…あれが効いたな。
20070301-goldrush.jpg 20070301-goro.jpg うおォン