2007/06/28

八丈島で会いましょうってば

さて八丈島二日目は七時起床。和式な朝食で朝から飯も二膳で、さあ動くぞ。
チェックアウトを済ませ、あまり計画もないままドライブ…と、たまたま八丈富士への登山道に入ったのでそのまま六合目あたりのふれあい牧場へ。
これはすごい。天候は晴れなのだけど、壮絶な霧。山の反対側は完全に晴れているのに!牛が霧の中で溺れてる。というか進むべき道も、その先にあった展望台すらも、白濁した霧に沈んで幻想的。
その後なんとなく入った山道でトラブル。途中から車で通るべきとはとても思えない道に。ガリガリとこすりながら爆走し、何とか文明の道に出たものの右足のつけねが筋肉痛。自然の脅威を勝手に感じた。
南原千畳岩に出て八丈小島と水平線を見る。壮大。筋肉痛以外のストレスや心配事は吹っ飛ぶ。
さあ昼食。レンタカー屋で教えてもらった和食屋へ行き、土地の名物である島寿司をいただく。島寿司は漬け寿司だけど、酢飯は甘め、山葵の代わりに洋がらし。かつて島で山葵が手に入りにくかった名残だそうな。アオダイとカジキマグロにあと岩のりの煮つけ。黒潮にもまれてプリプリとした魚は本当に美味しい。定番明日葉の天ぷらもいただく…おお明日葉は茎も天ぷらにすると美味しいんだね。満足満足。
さて泳ごうか。底土海岸に戻ってシュノーケルをつけていざ海へ。青い海。魚。魚。魚。まだ6月だが十分な暖かさ。一回入ってしまえばぜんぜん寒くない。むしろ暑い。晴れてよかった。
アトラクションのような海の景色を楽しんだら、もちろんまた温泉へ。今度はみはらしの湯。なるほど見晴らしがよい。湯もすばらしい。
八丈島を半周して(もう二周以上してるが)中心部に戻り、レンタカーを返して帰りは空港へ。何だか小さなジェット機に乗り込むとウトウト…はっ。あっという間に東京に戻っていた。
なんだか夢のような時間だったけど、帰途にて連れ合いとひたすら「島に戻りたい…島に戻りたい…」と。
そう。島に戻りたい。住みたい。暮らしたい。ホントに。
20070627-hachijo1.jpg 魚を見るのも食べるのも大好きな私には本当にたまらない。


2007/06/27

八丈島で会いましょう

おじゃりあれ八丈島。
大島、式根島、神津島と行ってきた伊豆諸島ファンの私だが、実は八丈は初めて。伊豆諸島はまだまだあまり一般的でない気がする。ガイドブックも少ないし、いまだに知らない人がいて不思議。
さて八丈。以前から行きたい行きたいと思ってたが、先日沖縄に行った際、天候のために海に入れなかったのがきっかけで、ついに行ってしまった。
竹芝桟橋からさるびあ丸に乗り込み11時間。酒を浴びるように飲んで爆酔して、気がつくとAM9:00現地に到着。レンタカー(軽自動車)に乗り込みおもむろに外周開始。天候は曇り時々晴れ。朝の八丈小島は残念ながら少し霧の中。
歴史資料館へ。ここは必見。流刑島として有名な八丈島の歴史に触れられるのだが、流人の歴史が真面目に、しかしなんだか少し滑稽に描かれてる。しかし最初に八丈島にやってきた縄文人らはすごい。東京から280kmのこの島に来るのにカヌーだよカヌー。死ぬってそれ。
午後は体験ダイビング。やばい。やばい。海がきれい。魚が。ウニが。ウミウシがナマコが。あああ。
総計14kgのタンクやウェイトにも耐え、ぐいぐいと底を這いつくばるのだった。あーこれははまる人がいるのも納得。次はウミガメが見たい。
その後は温泉へ。やすらぎの湯。道に迷いながらも何とか到着してのんびりと湯を編む。
戻れば夕食。美味い美味い。トビウオの煮つけもアオダイのお造りも明日葉の天ぷらももう美味いったら。
食後にちょっと仮眠したら、遅くまで空いているバーへ。在日17年、島歴3年のオーストラリア人店主がやってるオーストラリアンパブ式のバー。バスの生は美味いなぁ。ビールしか飲んでないのに寝不足と久々の運動でお酒が回る。帰ってそのまま就寝…。
20070627-hachijo2.jpg 気さくなご店主でよい酒場。ずっとやっててほしいなあ。


2007/06/25

何が変わっても人は変わらない

4年飲んでた店が(上の姉妹店とあわせると8年)なくなることになった。
いや店は違う形では存続するようだし姉妹店も残るようだけど、少なくとも地下二階は私の場所ではなくなってしまう。あまり楽しいことではない。
スタッフや常連方とは友人だしこれからも付き合っていくだろうけど、これまでと同じではないことは確か。
しかし楽しかったな。いろんなことがあの狭い空間で起こったし笑わせてくれたものだ。
さて次に考えることは、同じような場所を見つけられるか?
はたまたそろそろ同じような場所を作ることも考えるべきか?
さて。どうしたものかね。
20060212-rockin.jpg 私は経験を大事にするが、思い出は大事にしないタイプ。未来にしか興味なし。


2007/06/23

海を飛ぶ爪

仕事にも煮詰まってきたので、気分転換に冷汁を作る。
あぶった味噌を冷やした出し汁に漉し溶き、これまた軽くあぶったアジの身をほぐして入れる。すりゴマにつぶした豆腐、刻んだ大葉とミョウガを加えて最後に薄く輪切りにしたキュウリを投入…。

と、ここで失敗。右中指のツメを飛ばしてしまった。

ほんの一瞬気をとられた隙に、中指の爪先端が5mmほど飛んでしまったのだ。指先は神経が集まっているため毛細血管が多い。血はみるみるあふれ出る。
幸い?以前同じような状況で同じ指の先端を切り飛ばした経験があるため(その時は救急車ものだったが)いやにすばやく対応できた。経験は大事だ。急いで圧迫止血して落ちついてきたら消毒+絆創膏。

爪は冷汁の中に飛ばなかったようだ。不幸中の幸い。
完成した冷汁は炊いた米と冷蔵庫で冷やす。
やれやれ。とんだ気分転換になってしまった。冷汁は美味しくいただいた。右手負傷のため、写真は割愛。
アジは干物や他の魚でもOK。地方によっていろいろなバリエーションがあるようだ。ムシムシして食欲の落ちる季節なので、ぜひお試しあれ。
20070622-umi.jpg 題はもちろん「海を飛ぶ夢」から


2007/06/21

心の羽根

は、ベルギー人であるトマ・ドゥティエール監督が祖国を舞台に描いた映画です。
幼い息子を失った母親の心の再生、と説明してしまうと逆に安っぽくなってしまいますが、この映像世界は観てみないことには伝わらないかと。通常映画の主流である人物中心主義ではなく、人間もまた自然の一部であるというスタンスで撮られていて、そこには音楽を感じます。
20070621-hane.jpg 例え無音でも。

ベルギーといえばベルギービールは美味しいですよね。先日書いた荻窪のカフェFORZAはベルギーを中心にヨーロッパのビールを揃えています。またスカム当然の新宿ロッキンチェアでもベルギービールを試しに入れはじめていて、さっそく昨日いただきました。
セゾン・レガル。褐色ながらフルーティで口当たりは軽く柔らか。スパイスやオレンジピールが使われていて、とっても美味しいビールです。
20070621-rockin1.jpg 女性にもオススメ。


絶対に許されないこと

だ。この ニュース のこと。
どういった理由や経緯でこんなことをしたのか知らないし、
また知ったことではないが、こんなことは絶対に許せない。
音楽はひとつの点でありまた音楽はすべてだと考える人間には、思いもつかない愚考だ。
気が狂っても、親が死んでも、許されない。


2007/06/20

むしむしとむすね

外の湿気がすごい。梅雨だ。雨こそ降らないが、ああ梅雨がきたんだなと感じる。
来週八丈島行くから、もうすこし空梅雨でもってほしい…。でも野菜が高くなるのは困るから、戻り次第豪雨でもいい…。でも災害は胸が痛むから山間はまんべんなく降ってほしい…。などと次から次へと。
朝4時半まで仕事してちょっと寝て起きてやってると自分が夜型なんだか昼型なんだかわからなくなる。
ああ腹が減ったもう14時半。連れ合いと荻窪のカフェFORZAへ。
フォカッチャサンド。何度でも発音したい言葉だ。そんなのがメニューにあれば頼むに決まってる。そう決まってる。アイスコーヒもください。
ああ、美味しいね。もちもちとふわふわとフォカッチャは優しい。ひとつはハムとチーズ、もうひとつはキノコとホウレンソウ。サラダとスープもついてて満足。
食後にはビールだな。私だけかしら?Beck'sがあったので頼む。うん、美味い。ムシムシしたこの天候にはすっきりとしたビールがいい。
飯食ってビール飲んでタバコ吸って。現実逃避。もちろん帰ったら現実は待っているのだがね。知るか。
20070619-forza1.jpg 20070619-forza2.jpg フォカッチャの奥は連れ合いの頼んだフライプレート


2007/06/17

転機を迎えるにはよい天気

ダジャレから入ってみる。そうでもしないと聞いた話の重さに耐えられないわ〜。
友人二人が見事に人生の岐路に立たされたのを聞いての話。
思えば私も私なりに失禁してしまいそうな大きめの岐路に何度か立たされそうになったものだけど、今でも何とかこうして生きてられるのは、努力も多少はしましたが周りの協力や助けによるものだったり。何度思い出しても引いてしまうし、話してもドン引きだけどそれをまともに受け止めてくれた人々もいたわけで。
頭を下げても下げても下げきれないほどで、改めてそのとき救ってくれた人々には感謝しきり。
だからこそ何かしてやりたいと思うけど、出来ることは限られているし出すぎて干渉してしまってもいけないから、なかなか難しい。でも少なくとも話は聞いてあげられるし、何かアイデアもあげられるかもしれない。
生きたところであと数十年。大物になんかなりたい人がなればいい。ただ何を残すか、何が残るか。
20070617-staffs.jpg 岐路に立たされた二人近影


2007/06/16

こだわりアイテムとは

スカムポットはモノへの執着やこだわりが高いほうだと思います。ですから物持ちはかなりよいほうですし、気に入ったものは予備のために数個買うこともあります。とはいえ執着する=大切にするということではないようで、予備を買ったりするのは執着するくせにすぐになくしてしまう悪いクセを、自分なりに解決する術なのかなとも思うわけですが(特にライター)。

たとえば前述のライターであれば、煙草はできればオイルライターで点けたい。煙草の種類も変えない。
お酒もいろいろ飲むけれども、結局普段飲むのはJAMESON。ビールも結局黒ラベル。
パソコンのキーボードは英語キーボード、テンキーはできればなし。マウスは嫌いでトラックボール。
ベースはなんだかんだ今のスタインバーガーもはや5年。その前のIbanezが6年、MOONが4年と長い付き合いです。どれも手放してはいません。よき戦友です。
ドラムのスティックもずっとPearlの110M。

ドラムといえばペダルもしかり。今使用しているCAMCOのシングルチェーン(TAMA製)も6年ほど使用しています。このペダルはふとしたことで手に入れたのですが、多くの人に名機といわれ中には10年も20年も使用している人がいるほど。確かに最新のペダルに比べれば、決してクイックでもパワフルでもなくブレも大きいし平凡。しかし私のようにスライドを使わずj軽く踏む人にはそのスムーズさがどうにもしっくり。
CAMCOの前はPearlのシングルチェーン、YAMAHAのナイロンベルト、Ludwigのスピードキングと彷徨ってきましたが、CAMCOと出会ってからはずっとCAMCO。でもこれもいつまで壊れずにいるかわからないので(私は見た目と違って決してパワードラマーではないけれども)予備が欲しいと思ったり。
20070615-camco.jpg ビーターだけはSLUG社製。シャフトが短くて軽いから好き。



美味しいものばかり食べたい

何でも美味しく食べられるスカムポットですが、できればもちろんいつだって美味しいものばかり食べていたいと考えています。
打ち合わせの帰りで朝食しか食べておらず、空腹で新宿は歌舞伎町のいつものバーへ。
何か食べさせて欲しいというと、それはもう素敵なチキンライスをいただきました。後で教えてもらった隠し味に納得。簡単なことだけどなるほどと感心したものです。
しかしこちらは通常メニューではありませんので、もしお店がわかっても無理にご注文はされませんようお願いしますね。通常メニューもどれも満足の美味しさですから。
しかしお店によくしてもらうには、お店にそれ以上よくしてあげないといけないわけです。そうするとさらによりよくしてくれて、それに対してまたよくしてあげようと…そしてスパイラル。そうしてはじめて両方幸せに。
お金を払うのだからといってなんでもしてよいわけではないわけですね。私なりの「お店論」でした。
20070615-chikinrice.jpg まったくお酒が進む

そういえば携帯からコメントを見れない書けないというご指摘がありましたので、リンクを追加しました。
「コメントを書く」「コメントを見る」からコメント記入欄に行けるので試してみてくださいね。


2007/06/14

イタリアンを食べましょう

と決めて、それじゃあまあ定番でルミネのラ・ヴォーリア・マッタへ。ここは人気店で土日なんて並んじゃってもう大変…と、今日も大混み!水曜だというのに10組以上並んでいて私も連れ合いもゲンナリ。
それじゃあ前から行こうと思っていたラ・カンパネーロへ。評判がいいのでぜひ行こうと思っていたのだ。
家庭的な店内にすわり、まずはビールを。お、多摩ビールなる地ビールも置いてあるのだね。それでは次はヴァイツェンを…おや売切れですか。それではラオホをください。ラオホはスモークビアで黒ビールとはまたちがう濃厚芳醇な香り。タコのお刺身と真ダイのカルパッチョをいただいたら、メバルとアサリのアクアパッツァとピザプロシュートとともに白ワインをボトルで。スペインはトーレス サングレデトロ。うん美味しいようん。アクアパッツァとすこぶる合うよ。
お腹もくちてきたのにさらに仔牛のソテーを注文。ここで赤も投入。チリはヴィーニャ・グラシア。美味いわ美味いわ。さすがに腹も一杯でふらふらと帰宅するのであった。げふ。
20070614-lacampanero.jpg 本格的なイタリア家庭料理。日本風イタリアンが好きな人やお酒を飲まない人には不向きかも。


2007/06/12

すぱいすで骨付きチキンカリー

昼食はふと外出したくなり荻窪は「すぱいす」へ。雑誌などにもよく取り上げられてて気になってたので。
荻窪に3年半住んでいながら初めての訪問。初めてなので定番とされる「骨付きチキンカリー」を頼む。連れ合いは「牛すじトマトカリー」。正直それもバジルも入っていてかなり美味しそうであるが、ここはぐっとこらえて王道メニューをいただく。ポテトサラダとルイボスティーも。ルイボスティーは前から好きだ。
ほどなくしてカレー登場。ルーはさらさらで胡椒を中心に多くのスパイス風味。とはいえコクもあり味も薄くないのでスープカレーよりもカレーらしくいただける。ライスは麦ご飯。さらさらのルーとあいまってなんだか健康的なイメージ。チキンは骨からすっとはがれるが、とろとろタイプではなくぱさぱさタイプ。ご飯とともに大目のルーに沈めまぶして食べる。美味しい美味しい。
しまった自分が辛いものが好きゆえにルー先行で食べる人なのを忘れて、思わずご飯を大盛りにしてしまった。ご飯が残ってしまう。ここはご飯は普通でよかったんだな。初めての店は難しい。
死ぬほど美味い!とか、もう病みつき!とかいう中毒型カレーではなかったが、暑い季節にこのカレーを食べて汗をかくのは気持ちがよい気がする。今日はいただかなかったが数種類の オホーツクビール が置いてある。夏の楽しみができたんじゃないかな、と思う。
20070611-spice.jpg 万物はカレーとラーメンと酒からなる


2007/06/11

赤土の王

すばらしい。キングオブクレーコートがやってくれました。
ここまで絶好調のまま決勝に来ることのできたラファエル・ナダルが、その勢いのまま絶対王者である「きこり」フェデラーに赤土を、もとい土をつけることができました。
フェデラーはやはり好調時と比較すると今大会はやはり落ちていましたね。少しでもナダルにつけいる隙があれば、もう少し展開も変わったかもしれないけどそこは赤土の王。いったん調子に乗ってしまうと手がつけられない安定感でした。ボルグ以来27年ぶりの大会三連覇とのことで、ナダルは本当におめでとう。
20070611-nadal.jpg さあ次はいよいよ芝での勝利だ。がんばって。


2007/06/10

きこりがやって来た

さあ。きこりがやっぱりやって来た。
全仏オープンの話。いよいよ明日決勝を迎えるわけだが、組み合わせは皮肉にも昨年と同じフェデラー×ナダル。
さて昨年と同じように、泥んこ大好き(イメージ)やんちゃ坊主ナダルのスピンショットが大会3連覇を達成するのか、それともフェデラーの「完璧」が「セミ」グランドスラム(2年間にまたがってしまっているので)を達成するのか?
ナダルは相当調子がよさそうだ。ここまで1セットも落としていないし、スピンショットはクレーコートでますます磨きがかかっている。
それに比べてフェデラーは久々にセットを落としたり、準決勝でもダビデンコにかなり押し込まれていたし、絶好調のナダルにはどうだろう。しかしそんなときでもきちんとまとめてくるのがきこりだ。結果はやってみないとわからない。
しかしダビデンコはがんばったけど残念。セットは取れなかったものの2回のタイブレークまで、あの正確な(準決勝では乱れもあったが)ストロークショットで持っていってドキドキした。以前書いたように私はストロークプレーヤーが好きなのだ。
さあきこりよ、やんちゃ坊主よ。どうするどうなる。


2007/06/09

やっぱり日本酒が好き

まあ雑食性のスカムポットですので、何の酒でも好きなわけですが日本酒はいつでも大好き。
久々に愛する新宿は樽一へ。岩ガキとさえずり、ベーコンにゴボウのから揚げ(絶品)をいただく。
迷いなく樽一の象徴、浦霞の金ラベルを飲んでいると、ご店主が長野は小野酒造さんの「夜明け前」(限定)一升瓶を抱えてさっそうと登場。
うーんこれはヤバイ。すっきりした口当たりながら舌の上にすべり広がる味わいがたまらない。
樽一の後はいつもの店に行きニューボトルを入れて飲み倒す。一緒に飲んでた連れが沈没したこともあり飲みすぎてたので帰宅。そういえば学生時代のW先輩に数年ぶりに会う。同じビルに入ろうとしていたところを捕獲。元気そうで何より。
今日もよい酒であった。
20070609-taruichi1.jpg 20070609-taruichi2.jpg うまいわこれーたまらん


2007/06/08

ローラン・ギャロス

全仏オープンも毎年観ているのですが、女子シングルス準決勝二試合がなんともあっさりとストレートで終わってしまったために、シニア45歳以上ダブルスの試合など放映してくれてて嬉しい。
…と、マッケンローがスウェーデンの生んだダブルス王アンダース・ヤリードと組んで出てる!昨年からATPにシニアツアーで復帰したとは聞いていたけど、動いているジョン様のお姿はなかなか観れないのでまったく喜ばしい。あの背を向けたサービスフォームを拝めて…なむなむ。悪童ビッグ・マックも48歳。それにしてもスムーズなテニスだ。さすが。
20070608-mac1.jpg 20070608-mac2.jpg 老けたとはいえ若いなあ。


スポーツを観る幸せ

スカムポットはスポーツ観戦が好きです。
もちろん直に観るのが一番いいのですが、好きなスポーツが多すぎるとそうもいかないのが現実。ボクシングを観にベガスに毎回行く?テニスを観るために英仏米豪に行く?もちろん破産してしまいます。
そんなわけでBS/CSでスポーツを観る。CMも入らないから臨場感もまあ失われない。
フットボール好きなのは今更言うまでもありませんが、ボクシングとテニスも大好物。となるとWOWOWにはかなりお世話になってしまうわけです。

ボクシング+WOWOWといえばもちろんエキサイトマッチ。名解説で迷解説な二人の言葉を聞いているだけで幸せになります。
ジョー小泉さん。名セコンドであり名マネージャーであり名マッチメーカーであり名ボクシング詳論家でありますが、もう彼のダジャレを聞かずには生きていけません。
浜田剛史さん。言わずと知れた強打の世界チャンプですが、もう彼の真面目すぎて可笑しい解説を聞かずには生きていけません。

「浜田さん、この二人の試合展開をどう見ますか?」
「先にパンチを当てたほうが有利と見ます。」

当たり前です。当たり前ですが偉大な一言です。
件のタイソン×ホリフィールド戦での、

「あーこれ噛んじゃってますね。」

を経てきたものとしてはもはや浜田さんの、

「まずは、お手並み拝見!といきますか。」

を聞かずにはいられなくなってしまうのです。

WOWOWはテニスもなかなか。ダバディと坂本土橋もよいのですが、なんといってもこの二人。
柳恵誌郎さん。なんといってもとにかく楽しそう。本当にテニスが好きなんだなぁと思うので、時折なんだか変にテンションがあがってしまって声が裏返ったり、わけがわからなくなってしまっても許します。
神尾米ちゃん。冷静な評価をするあまりアナウンサーにダメを出すこともしばしばながら、それでもプレーに見入ってしまい、

「すみません。私言葉を失ってしまいました。」

正直。確かに解説としては大問題ですが、その正直さに免じて許してしまうのです。

ボクシングにしろテニスにしろ、とにかくその競技が好きすぎる人たちを揃えているので、そういう人たちの解説を聞いていると私も幸せ。
20070607-wowow_boxing1.jpg 20070607-wowow_boxing2.jpg 20070607-wowow_tennis1.jpg 20070607-wowow_tennis2.jpg これからもよろしくお願いします。


2007/06/06

血と後輩と私

久々に会う後輩とよく会う後輩と飲む。
高田馬場「うどの大木」。鶏の美味い店らしく、焼きと刺身をいただくも確かに上品で美味しい。
ビールの後はまたまた亀の尾の「米の力」という日本酒。実にすっきりと食事にあうお酒。
久々に会ったほうの後輩。彼は婿に入って別姓を継いだのだが、実は名家だったらしくその系譜を調べたんだそうな。名家といえどもそうそう系図など記録は残っていないものだが(戦争やら明治の戸籍開始など)彼は気合でその名を国立図書館で発見し、さらに追跡調査を行ってついには現在の地に至る以前の九州の地までたどり着いたんだそうな。現地でも歓迎されたようで、実に面白い話であった。系図の信憑性云々よりも、その系図が残っていることに意味があり、そしてそれを追った彼は実に傑作である。
またこの話の最も傑作な部分というのが、それが決して「自分の家のものではない」ということ。あくまで奥さんの家の系図であるのに、しかしここまで調べた根性には拍手を送りたい。
「やる」ことは「やらない」ことの何百億万倍の価値があるということですな。すばらしい。横になってムズムズしている皆さん見習いましょう。私も目が開いた。
20070606-kome-kame.jpg おいしゅうございました。


2007/06/04

アルコホリック・サーカス

ATOMIC CIRCUSなんて映画観てないですよね。あの「エイリアンVSヴァネッサ・パラディ」として公開された例のアレです。いえなんとなく聞いただけですが。

皆さんお酒好きですか。スカムポットは長年 NO DRINK NO LIFE なわけですが、
外でも飲みますが家でも飲みます。
冬は普通と違って外でばかり飲み家では飲まないくせに、この季節になると家で飲みはじめる。夏にいたってはもう完全に朝から晩まで飲みつづける日もあるわけです。春と秋が忙しいのですがそこで毎年切り替わるようで、まったく我ながら不思議なものです。
てなわけで夏に向けて、愛する大七酒造の純米生もとを二升、西酒造の定番富乃と薩摩を一升ずつ買ってみました。さらに販売の終わってしまったエズラの90proofを一本と亀の尾で造った菊の司も一升注文してみました。早く届かないかな、と。一升瓶で頼んでもあっという間になくなってしまうのが悲しい。うちのもかなり飲むクチですしねぇ。まあいろいろ飲みましょうかね。
20070603-sake.jpg 並ぶとさらに幸せ…さあ飲もうすぐ飲もう


2007/06/02

あめんぼに唄えば

仕事も一段落したので飲みに。地元は荻窪の「あ麺んぼ」へ。魚と手打ち蕎麦が売りのお店だ。
前回蕎麦を頼んだら売切れだったので、今回は最初に締めにお蕎麦を食べたい旨伝えておく。気持ちよく了承してくれて一安心。楽しみ楽しみ。
カツオとアオヤギのお造りを頼んだらサービスされまくりで軽い刺し盛りに。嬉しい。いきなり浅漬けもサービスだし、ここんちはなんだか実に嬉しい。
ビール、ビール、ビールと珍しくビールを叩き込んだ後は日本酒に移行。初孫、田酒、亀の尾ときて最後はすっきりと高知の南で締め。いろいろ魚介もいただいて、つくづく魚って美味しいと。
最後はお待ちかねの蕎麦をすすりながら日本酒を口に。ああ幸せだ。そうやって気分よく帰宅するんだ。
20070602-amenbo.jpg ぱっと見普通の居酒屋だけど、なかなかの底力。