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2017/10/16

備忘録: エイリアン・プレデター略年表 追加更新

「エイリアン:コヴェナント」の公開を受けて、
前回 2014/03/08 の記事 に一部情報を追加します。


2093年    ウェイランド社の「プロメテウス号」が惑星「LV-233」に到着する
              第8世代アンドロイド「デヴィッド8」により調査、生き残った「エンジニア」と接触を試みるも失敗

追加ここから----------------

2104年    植民船「コヴェナント号」が2000人入植者と1000以上の受精卵を乗せて
              惑星「オリガエ6」に向けて航行中、ニュートリノ衝撃波により故障
              船体修理中オリガエ6より地球に近い環境の惑星を発見し、調査のため降下
              調査中に寄生および寄生により誕生した生物「ネオモーフ」によってスタッフ数名死亡
              プロメテウス号の乗員アンドロイド「デヴィッド8」に遭遇
              デヴィッド8によってオラム船長代理を宿主に新生物「ゼノモーフ(エイリアン)」誕生
              船内にてスタッフ2名と惑星より入り込んだゼノモーフが交戦し、船外にゼノモーフ排出
2105年    コヴェナント号よりアンドロイド「ウォルター1」によって乗員全員死亡と
              オリガエ6への航行再開について報告(1.36年前の通信)

追加ここまで----------------

2122年    ウェイランド・ユタニ社の「ノストロモ号」が惑星「LV-426」を探索

2017/01/19

トロルの悲しみ ~三びきのやぎのがらがらどん~

「三びきのやぎのがらがらどん」って、あるじゃないですか……。
絵本作家であるマーシャ・ブラウンが1957年に書いた作品だソウで、
絵本好きの方やお子様のいらっしゃる方は、ご存知かもしれません。

ご存知でない方のために、同じ「がらがらどん」というヘンな名前の
ヤギが三匹いたそうで。
ドウヤラこの三匹大きさが違っていたそうなんです。大、中、小と。
大ヤコブ (ゼベダイの子)、小ヤコブ (アルファイの子)みたいなもんです。

どれくらい大きさが違ったのかというと、
日本でも買える「世界傑作絵本シリーズ」の表紙ではこんな感じ



なるほど大きさが違いますね。
海外でたくさん出ている挿絵ではもっと差が大きいことも。
例えばこんな感じ。



おお。
かなり違う。

まあそれはともかく三匹は山の草場で草でも食いまくって太ってやろうと
画策していたわけなんですが、
山へ行く途中の橋にはトロルが住み着いていたようなのです。
トロルね。ハリポタや指輪物語でお馴染みとなりましたが、
国によっては小人や妖精だったりするものの、ここではハリポタ同様でかくて怖い。
まあこんな感じと。



ひくわー。トロルひくわー。
バケモノですね。サツキとメイが見たようなあんな感じじゃないわけですな。

なもんですから、普通はトロルに食べられてしまう。特に小さいヤギは。
ところが三匹は小さいヤギ=がらがらどんから順に橋を渡ります。

トロルが小さいがらがらどんを当然食べようとしますが、
小さいがらがらどんは「次にもっと大きなヤギが来るから食べるな」と。

いきなりの裏切り。

怖いですね。他人(ヤギ)は信用してはいけないということでしょうか。
トロルもトロルで「じゃあ行ってしまえ」と。

二匹は食えないんですかね。宗教的な理由かもしれませんね。一日一殺とかそういう。
そんなわけで二匹目の中くらいのがらがらどんがやってきます。

当然のように中くらいのがらがらどんは「次にもっとデカいの来るし」と言いますしー。
当然のようにトロルは「じゃあ行ってしまえ」と言いますしー。

そして来ました大きいがらがらどん。
このがらがらどんは相当でかかったようで(例えば2枚目の画像)
トロルはこう言います。

「いったいぜんたい なにものだ、おれのはしをがたぴしさせる やつは」

正当な質問ですね。本当に橋がトロルの所有物なのかはともかく自然な質問です。
それに対して大きいがらがらどんはどうしたかというと、こう。

「おれだ! おおきいやぎの がらがらどんだ!」

おおお。
良いですね。物事ははっきりと答えるべきです。

「ようし、それでは ひとのみにしてくれるぞ!」

と、一応トロルもイキってはみたものの、実際にはこうです。



いやいやいや。
完全にビビっとるやないですか。
現実って本当につらい。

そしてそのあと惨劇は起こります。ここは訳文のママ一部記載してみましょう。

つのでめだまを くしざしに、
ひづめで にくもほねも こっぱみじんにして、
トロルをたにがわへ つきおとしました。

マジすか。
図にすると、こう。



こっぱみじんですね。
完全にこっぱみじんです。
このあと三匹は無事山へ行き、草を食い散らかして歩くのもきついほど太って終わり、
というお話です。

いかがですか。

このお話からわたくしたちが学ぶことができるのは、
小ヤギ中ヤギからは、

1. 自分が助かるためには他人を犠牲にすることもある(緊急避難)

2. ペンは剣よりも強し

ということ、
そして大ヤギからは、

3. 最終的には、圧倒的な力こそ正義

ということだったのではないでしょうか。人生とはそういうものです。
トロルという尊い犠牲の上に、わたくしたちはそのことをしっかりと学ばなければならないのです。

まだ読んでいない方はぜひ。
下記はAmazonのリンクですが、できれば国内企業から買いましょう。
三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)

トロルといえば私は「トロール・ハンター (2010年/ノルウェー)」という映画が好きです。
B級映画ですが、実にテンポがよく面白かった。トロル怖い。
下記はAmazonのリンクですが、できれば国内企業から買いましょう。
トロール・ハンター

2015/09/27

27日の日曜日

年をとると脳のインデックスが断片化して検索スピードが落ちてきます。
そうすると、
「ああ、そういえばあれってそうだったな」
と、忘れてはいないけど、覚えてもいないことが、だんだんと増えてくるのです。

たとえば、

「そういえば、PART IIではまだホッケーマスク被ってなかったよな」

とか、

「そういえば、PART IIのラストってボンヤリしててオチがよくわらかなかったよな」

とか、

「そういえば、PART IIIのオープニングクレジットなんだかすごい飛び出す感じでダサかったな」

とか、そういうことです。
つまりは、そういうことです。


2014/03/08

備忘録: エイリアン・プレデター略年表

「プレデターズ」は年がよくわからないのではずしています。
「エイリアンVSプレデター」 と同じくらいなのかな?

古代地球  地球にて 「エンジニア」が黒い液体を飲み崩壊しそのDNAを拡散することで地球人誕生する
BC2000超 「プレデター」が神として地球人に文明を提供する

1718年    「プレデター(エルダー)」が地球にて海賊と対決し、その際にフリントロック式銃を入手する

1940年    南極にて「プレデター」の成人の儀式が行われ、その際に捕鯨基地が壊滅する
1987年    中米にてゲリラからの捕虜救出作戦に向かった特殊部隊が「プレデター(ウォリアー)」に
              襲われ、ゲリラ女性兵士アンナおよび特殊部隊を率いた 
              アラン・"ダッチ"・シェイファー少佐を残して壊滅
1990年    「ピーター・ウェイランド」誕生
1997年    米国ロサンゼルスに「プレデター(ハンター)」が現れ大量殺人を行うが、
              マイク・ハリガン刑事の尽力により倒される
              ハンターを倒したハリガン刑事の元に現れた「プレデター(エルダー)」が 
              フリントロック式銃を授ける

2004年    「ピーター・ウェイランド」14歳時に、人工幹細胞より形成された人工気管の方法論の特許を
              取得する(12番目の登録特許)
2004年    ウェイランド社の人工衛星が南極に大規模な熱反応を発見する
              後の調査により、熱源が地中深くの遺跡と判明
              ウェイランド社の「チャールズ・ビショップ・ウェイランド」社長自ら調査チームを率いて、
              南極の遺跡を調査する
              遺跡は「プレデター」が成人の儀式を行うピラミッドであり、儀式に参加する「エイリアン」が保管
              ウェイランド社長および調査チームは「プレデター」および「エイリアン」により1名を残して壊滅する
              生き残ったアレクサ・"レックス"・ウッズは「プレデター(スカー)」と協力してエイリアンを倒すも、
              「プレデター(スカー)」は死亡、他のプレデターらによって遺体が宇宙船で運ばれるも、
              「エイリアン」に寄生されていたため死体より「ハイブリッドチェストバスター」誕生
2004年    宇宙船内で誕生した「ハイブリッドチェストバスター」は「プレデリアン」へと成長し、
              乗組員を襲撃
              乗組員が全滅した「プレデター」の宇宙船はアメリカのコロラド州に墜落し、
              「プレデリアン」と「エイリアン」らは街へと逃亡
              「プレデター」母星にて宇宙船からの救難信号を受け取った「プレデター(ザ・クリーナー)」
              が地球へ向かい、「エイリアン」らと戦闘状態に突入する
              街は戦場と化すが、米軍による核攻撃を受け壊滅する
              軍により回収された「プレデター」の武器を「ユタニ」という名のアジア系女性が受け取る。

2012年    ウェイランド社がアメリカで法人認定、英国会社登記所から法人設立認可証を受領する
2025年    ウェイランド社が初のアンドロイドプロトタイプモデル「デヴィッド」を製造
2029年    ウェイランド社が長年におよぶ法廷闘争の末、日本の新興企業ユタニ・コーポレーションに対する
              「デヴィッド」の特許訴訟に勝訴する
2039年    ウェイランド社が生命体が存在する可能性のある、複数の月と輪を持つ惑星「LV-426」を発見する
2056年    ウェイランド社が「パワーローダー」の特許を取得する
2068年    ウェイランド社が第7世代アンドロイド「デヴィッド」を製造する
2073年    ウェイランド社が「プロジェクト・プロメテウス」の新しい目的地の正確な座標を同定する
2089年    エリザベス・ショウ博士がスコットランドの古代遺跡にて星図を発見する
              調査のためウェイランド社の「プロメテウス号」が惑星「LV-233」に向けて出発する
2092年    エレン・リプリー誕生
2093年    ウェイランド社の「プロメテウス号」が惑星「LV-233」に到着する
              第8世代アンドロイド「デヴィッド8」により調査、生き残った「エンジニア」と接触を試みるも失敗

(2017/10/16追加)
2104年    植民船「コヴェナント号」が2000人入植者と1000以上の受精卵を乗せて
              惑星「オリガエ6」に向けて航行中、ニュートリノ衝撃波により故障
              船体修理中オリガエ6より地球に近い環境の惑星を発見し、調査のため降下
              調査中に寄生および寄生により誕生した生物「ネオモーフ」によってスタッフ数名死亡
              プロメテウス号の乗員アンドロイド「デヴィッド8」に遭遇
              デヴィッド8によってオラム船長代理を宿主に新生物「ゼノモーフ(エイリアン)」誕生
              船内にてスタッフ2名と惑星より入り込んだゼノモーフが交戦し、船外にゼノモーフ排出
2105年    コヴェナント号よりアンドロイド「ウォルター1」によって乗員全員死亡と
              オリガエ6への航行再開について報告(1.36年前の通信)
(2017/10/16追加ここまで)

2122年    ウェイランド・ユタニ社の「ノストロモ号」が惑星「LV-426」を探索するが、
              「エンジニア」の宇宙船と「エイリアン」に遭遇し「フェイスハガー」「エイリアン」によって
              「ノストロモ号」の乗組員はエレン・リプリーを残して全滅する
              ウェイランド・ユタニ社からの指令は「フェイスハガー」「エイリアン」の捕獲りであり、
              実行者はアンドロイド「アッシュ
              しかし「ノストロモ号」も爆破され、救命艇にてリプリーは脱出しハイパースリープに入る
2159年    ウェイランド・ユタニ社によって惑星「LV-426」に開拓者団を派遣する
2179年    57年間ハイパースリープしたまま宇宙を漂流していたエレン・リプリーが発見され、
              「ノストロモ号」爆破の職務責任を問われ、宇宙航海士としての免許を剥奪されるも、
              アケロン(旧惑星「LV-426」)から通信が途絶えたため、ウェイランド・ユタニ社は海兵隊
              (アンドロイド「ビショップ」を含む)を調査に向かわせ、その際にリプリーも同行する
              「エイリアン」らの襲撃によりアケロンの開拓者団も海兵隊もほぼ全滅し、
              惑星は核爆発により壊滅する
              リプリー、ニュート、ヒックス、ビショップは「スラコ号」にて「エイリアン・クイーン」を倒し、
              脱出してハイパースリープに入る

2270年    地球を目指していた「スラコ号」が、ウェイランド・ユタニ社の管理する
              刑務所惑星「フィオリーナ161」にて発見される
              ニュート、ヒックスは不時着時の衝撃で死亡、「ビショップ」も機能停止し廃棄される。
              「スラコ号」に産みつけられた卵から誕生した「フェイスハガー」から生まれた
              「エイリアン」により住人(受刑者)はほぼ全滅する
              体内に「エイリアン・クイーン」の幼生を寄生させていたリプリーによって「エイリアン」らは全滅
              ウェイランド・ユタニ社はリプリーと信頼関係にあった「ビショップ」と同タイプのアンドロイドを
              派遣し、リプリーを騙して体内の「エイリアン・クイーン」を捕獲しようと試みるも、
              リプリーは自ら溶鉱炉に飛び込み死亡する
              惑星「フィオリーナ161」は閉鎖

2470年    「エイリアン」のDNAを採取するため、リプリーのクローンを軍の実験船「オーリガ号」にて製造
              製造されたリプリー(クローン1-8)は、宇宙貨物船「ベティ号」の乗組員らとともに、
              摘出された「エイリアン・クイーン」によって生み出された「エイリアン」らと戦闘するも、
              乗組員、軍関係者はほぼ全滅し、「オーリガ号」は「エイリアン」とともに爆発する
              進化の末、子宮を得た「エイリアン・クイーン」から生まれた「エイリアン」と人間の
              ハイブリッド生物「ニューボーン」も倒し、「ベティ号」にて生き残った乗組員とともに、
              リプリー(クローン1-8)は地球に帰還する


参考:ウェイランド・コーポレーション社史年表
http://video.foxjapan.com/release/prometheus/timeline/

2012/09/15

映画「プロメテウス」美しい映像とセルフパロディを楽しむ

映画「プロメテウス(原題:Prometheus)」を観たので感想まで。
遅ればせながら観てきましたプロメテウス。
リドリースコット+SF、しかもH・R・ギーガー(なんでこの人のハンスはいつも略されるのだろう)も絡んでる
とあれば、まあ観なければと思ってたわけです。

感想を箇条書き。

・初っ端から映像がとにかく美しい。それだけでも楽しい。
・「宇宙船にひとりアンドロイド」というシチュエーションだけで萌える。
・3Dは一部上手な使い方があった(記憶と夢の表現)。他は普通。
・音楽がやたらダサい。
・「エンジニア」という単語が出てきた時点でもう燃え倒す。
・ノーミ・ラパス演じるヒロインが美人でもなければスタイルがいいわけでもないのが逆にリアル。
・ヒロインの恋人が気の毒。
・マイケル・ファスベンダー演じるアンドロイド「デヴィッド」が萌える。
・デヴィッドかなり悪い(本人の意思ではないにせよ)。そこが萌える。
・シャリーズ・セロン姉さんがエロくていい(具体的にはエロくないのでよりエロい)。
・「人類を滅ぼすことに決めたエンジニア」に気づく要因が不明瞭。
・船長が「兵器開発用の星」と判断した理由が不明瞭。
スペースジョッキーが登場する場面でいわずもがな興奮する。
・宇宙人の宇宙船に特攻をかける3人の描き方が雑。
・シャリーズ・セロン姉さんの死に様が雑。
・「首がもげるアンドロイド」「首だけアンドロイド」というシチュエーションだけで萌える。
・ガイ・ピアースである必要はまったくない(メイクやりすぎ)。
・最後のビッグチャップ登場シーンは興奮すべき…なのでしょうが、ここはチェストバスターが出てくるところでは?という疑問もあり保留(流れ的には仕方ないので)。

というところでしょうか。

もともと「エイリアン(1979)」の前日譚として企画されつつも独立した脚本になったものとのことで、
これでいいのかなとは思いますが、SFとは厳しいもの。もっと練りこんでもよかった。
しかしとにかく映像は美しいので観ておいて損はござんせん。

ただこれだけは言いたい。
音楽がダサい。ダサすぎる。典型的な米国映画的音響。つまらない。

映画はかなりの部分音楽次第なんだなと改めて思う。

2011/12/26

元祖大四畳半大物語

「聖凡人伝」と並んで好きな松本零士先生の「元祖大四畳半大物語」ですが、
1980年に先生自ら曽根中生監督と組んで作った実写映画版がすごくいい。
足立太役の山口洋司も味があるのだけど、下宿の大家じいさんばあさんがたまりません。
ジュンさんは篠ひろ子。美しい。ちなみにジュリーは前川清、マーちゃんは関根勤。
マイナーキャラのソコヂカラ(ガッツ石松)まで出てくる。
さすがに原作者が製作にかかわっているだけはあります。
主題歌は加藤登紀子。ぜいたくだ。
「ワシャしらん、ぜんぜんしらんぞ」






2011/11/29

はやわかりセガール

戦闘生活23年のわれらがスティーブン・セガール様をよく知らない人のために、
その戦いの歴史を追ってみることにしました。
その戦績は37戦34勝2敗1引分。見事なものです。

1988 刑事ニコ/法の死角/Above The Law
元CIA工作員がベトナム帰還後に刑事になり麻薬密売人や癒着FBIらと対決

1990 ハード・トゥ・キル/Hard To Kill
議員の秘密を握った刑事が家族を殺され全身に銃弾を浴びるも復活して復讐

1990 死の標的/Marked For Death
タイで捜査してた麻薬捜査官がシカゴに戻ったらジャマイカの黒魔術組織が悪すぎてジャマイカまで行って壊滅

1991 アウト・フォー・ジャスティス/Out For Jusutice
NYの刑事が幼馴染に相棒を殺され復讐

1992 沈黙の戦艦/Under Siege
核ミサイル狙いのテロリスト達に反撃したのは元海軍特殊部隊出身のコック長

1994 沈黙の要塞/On Deadly Ground
アラスカで採掘事故専門家が不正を隠そうとする悪い石油会社と窮地から救ってくれたイヌイットとともに対決

1995 暴走特急/Under Siege 2: Dark Territory
「沈黙の戦艦」の続編。豪華列車内でCIAの衛星兵器の操作権限を奪い悪行を尽くすテロリストに対して最強コックが立ち上がる

1996 エグゼクティブ・デシジョン/Executive Decision(友情出演)
特殊部隊隊長が作戦早々に不慮の事故で死亡(初黒星)

1996 グリマーマン/The Glimmer Man
かつてグリマーマン=一瞬で殺せるマンと呼ばれた元工作員が刑事として猟奇殺人事件を追うがマフィアの陰謀だった

1997 沈黙の断崖/Fire Down Below
環境保護局の調査官が町ののけ者にされていた女性と有毒廃棄物の不法投棄をめぐって巨大企業と対決

1998 沈黙の陰謀/The Patriot
元免疫学者でCIAの秘密研究所に勤務していた医師が医学生の女性とともに新型ウイルスをばらまいた過激派と対決して娘を救出

2001 沈黙のテロリスト/Ticker
爆発物処理班の男が無差別爆弾テロ犯と対決

2001 DENGEKI 電撃/Exit Wounds
豪快すぎる捜査が災いして左遷された敏腕刑事が黒人警官(DMX)とともに警察内部による麻薬流出事件を解決

2002 奪還 DAKKAN -アルカトラズ-/Half Past Dead
ハイテク刑務所として蘇ったアルカトラズ刑務所にとある受刑者の隠す金塊狙いの武装集団が現れるも受刑者たちの一人が皆を率いて殲滅

2002 GEKITEZ 撃鉄/The Foreigner
欧州を股に掛けるフリーの諜報員が謎の荷物の争奪戦の中金持ち美女のために命を賭ける

2003 沈黙の標的/Out For a Kill
美術品が麻薬密輸に利用されていたことを知った考古学者が助手や奥さんが殺され復讐を誓うそんな彼は伝説の泥棒ゴースト

2003 沈黙の聖戦/Belly Of The Beast
タイ旅行中の娘を誘拐された元CIA諜報員がタイに乗り込む

2004 ICHIGEKI 一撃/Out Of Reach
カナダで隠遁生活を送る元工作員が文通相手の少女を人身売買組織から助けるためポーランドで大暴れ

2004 クレメンタイン/Clementine *未視聴
異種格闘技選手権大会にラスト数分に最終ボスとして登場

2005 沈黙の追撃/Submerged
元海軍エリートが追跡する犯人によって人体実験で洗脳された兵士たちと潜水艦で暴れて潜水艦は操作不能になり潜水艦にミサイル打とうとした政府に怒り爆発

2005 イントゥ・ザ・サン/Into The Sun *未視聴
暗殺事件をヤクザの犯行と見たCIAが日本に滞在し刀剣屋を営む工作員に調査させたら大暴れ

2006 沈黙の脱獄/Today You Die
悪から盗み貧するに与える義賊の男が引退して予知能力のある恋人と新天地ベガスに向かい転職した現金輸送車の運転手になるも相棒の裏切りで刑務所に収監されて脱獄して復讐

2006 撃鉄2 -クリティカル・リミット-/Black Dawn *未視聴
チェチェン過激派組織に潜入した諜報員がその陰謀を阻止

2006 沈黙の傭兵/Mercenary For Justice *未視聴
CIAの裏切りにあった傭兵が南アフリカを舞台に巧妙に復讐

2007 沈黙の奪還/Shadow Man
企業家として成功した元CIA捜査官が元同僚の裏切りにもめげず誘拐された娘を取り返す

2007 沈黙のステルス/Flight Of Fury
優れた戦闘能力を持つ軍大佐が除隊を希望するも機密に深く関わっていたことから脅迫的に盗まれたステルス機をテロリストの手に渡るのを阻止するため奪還命令を受けるがそこには陰謀

2007 沈黙の激突/Attack Force
かつて部下を無差別攻撃で失った司令官が軍の極秘研究による新薬で変異した超人軍団に特殊な素材のナイフを両手首につけて恋人である生化学者とともに立ち向かう

2007 沈黙の報復/Renegade Justice
潜入捜査官の息子を殺された父親が一人犯人を探し出すべくギャング相手に一人乗り込んで大暴れ

2008 鉄板ニュース伝説/The Onion Movie
ニュース内で最新映画「チ○コパンチャー」の主演(引き分け)

2008 弾突 DANTOTSU/Pistol Whipped *セガール様20周年記念作
酒とギャンブルで借金まみれ(120万ドル)の上離婚されて冤罪で職も失った元刑事が借金のかたにギャングを一掃する仕事につかされるがあるとき標的が元嫁の再婚相手=娘の新しいお父さんで大暴れ

2009 雷神 RAIJIN/Kill Switch *未視聴
雷神の異名をとる刑事が数人の殺人鬼と対決

2009 斬撃 ZANGEKI/Against The Dark
ゾンビ・ハンターのリーダーとしてゾンビめった切り

2009 沈黙の逆襲/The Keeper
同僚に裏切られた刑事が一命を取り留めるも人間不信になってボディガードに天職するもまたも裏切られ誘拐された娘を救出

2010 沈黙の鎮魂歌/Driven To Kill
ロシアンマフィアから犯罪小説家に転職した男が娘の結婚式に呼ばれたら新郎がマフィア時代のライバルの息子で驚いてる間に娘が殺され復讐のため新郎とともに犯人探しで大暴れして娘生きてた

2010 沈黙の鉄拳/A Dangerous Man
無実の罪で投獄された元特殊部隊員が身の潔白を証明して釈放されるも離婚されてヤケになって中国マフィアと大暴れ

2010 マチェーテ/Machete
主人公の妻子を惨殺した麻薬王最期は刺された鉈を自分でこじって死亡(2敗目)

2010 沈黙の復讐/Born to Raise Hell *未視聴
元ギャングとロシアン・マフィアの抗争に巻き込まれて同僚を殺された国際麻薬捜査部隊員が復讐



2011/08/25

ふたつで十分ですよリターン

大好きな映画のひとつ「ブレードランナー」ですが、
以前こんな記事 ふたつで十分ですよ 2008/11/28 を書きました。
しかし、今日ボケーとこの映画を観ていてふと気がついたことがありました。

スシマスターが言ってるとされる名台詞
「わかってくださいよー」
は、よくよく聞くと
「まかしてくださいよー」
のようでした。
ネットで調べると確かに「わかって」ではなく「まかして」のようです。知りませんでした。
確かに会話の流れから言うと「ふたつで十分ですよ」に続く台詞ではなく、
デッカードの「Noodles(麺)」という追加注文に対して「まかしてくださいよー」と答えてるよう。

毎年1~2回は見直してしまうこの30年も前の映画には、まだ新しい発見がある。
ふたつで十分丼(ワークプリント版) 黒いエビっぽい
ふたつで十分丼(未公開カット版) グロい魚っぽい
スシマスター近影 演ずるのはロバート・オカザキ
麺をすするデッカード



2011/02/26

殺人鬼への憧れ

私の映画で好きな殺人鬼は、


パトリック・ベイトマン(クリスチャン・ベール) / アメリカン・サイコ(2000)

ジョン・ライダー(ルトガー・ハウアー) / ヒッチャー(1986)

アントン・シガー(ハビエル・バルデム) / ノーカントリー(2007)

あたりでしょうか。どれもメジャーですがよいものはよい。
はー怖い。

2010/08/11

【今日の映画】禁断の惑星

久々に観ました。この映画1956年の「禁断の惑星(原題:Forbidden Planet)」は、
SF映画の大大大金字塔といえる作品。大好きな映画なのでDVDが欲しいと思いつつはや数年。ふと深夜テレビをつけるとやっていたので最後まで観なおしてしまいました。

・2200年代の宇宙移民時代
・惑星アルテア4への移民団の生き残りは博士とその娘と一体のロボット
・アルテア4の高度な科学を持ちながらなぜか滅亡したクレル人
・クレル人の残した知能を倍増させる設備とその効果
・イド(羅:id/独:Es)の怪物の出現と殺人

キーワードはこんなもんでしょうか。あーSF、もーSF。
SF好きにはどうにもたまらん文字列ばかりです。はーSF。

映画ファンSFファンなら多くの人がしっている今作ですが、もちろんすでにこの映画の影響は完全に定着しているので、いちいちこの作品を観る必要などはないかもしれません。
しかしこれまた有名な「SF映画内におけるロボットの描写」の先駆けとして登場した

ロビー・ザ・ロボット

はこの映画でしか観ることはできません。
(実際には「続・禁断の惑星」へのカメオ出演をはじめ、数作パロディ的に登場していますが)

決して人に危害を加えないロビー(この映画公開6年前に刊行されたアシモフの「われはロボット」にて示されたロボット三原則を守ってる?)が、そのルール故に放電しながら機能停止するシーンはロボ涙ものです。でも最後にはロビーは一緒に地球に連れて帰ってもらえる(後ろで人に囲まれてなごんでる)ので、ちょっとホッ。

ちなみに長年気づきませんでしたが、この主人公である艦長実はレスリー・ニールセンだったのですね。まだまだ私は映画ファンとは言えないなぁ。



2010/08/04

【今日の映画】スキャナー・ダークリー

SFが好きです。この映画は名作ながら映像化困難と言われていたディックの「暗闇のスキャナー」を ロトスコープ 技術で映画化したもの。
中学生の頃懐かしのサンリオSF文庫で原作は読んでましたが、そのストーリーを思い出しつつ映画を観ました。
アンフェタミン中毒者で何度も自殺未遂も起こしているディックならではのドラッグを題材にしたSFなのですが、さすがに経験者、救いようがない。
捜査官である主人公がおとり捜査のために薬物中毒になっていくのですが、他者からの認識を混乱させるスクランブル・スーツの着用もあいまって、自分で自分を捜査する過程で次第に自分を見失ってしまうのがこの物語のキモ。
何のために自分がそれをしているのかわからないまま、他者の意思とドラッグ「Substance D(物質D)」に操られ(しかもそれを自分が選択したこととされる)、その先には救いようのない結末だけ。大変な傑作ですが、最初は抵抗のあったロトスコープの効果もあわせて、なかなか観れる映画でした。

しかし個人的には全編ロトスコープじゃなくて、ポイントによっては実写のほうがより効果を出せたと思うのですが(特にラストシーン)、まあそういう映画なのであまりやいのやいの言わないほうがいいのでしょうね。
今原作読んだらその後の経験もあるので20数年前とはまったく違った読み方ができそう。
読んでみたい。





2010/02/01

アバターもえくぼ

ジェームズ・キャメロンの「アバター」を川崎109シネマズで観てきました。
どうも川崎109シネマズのIMAX-3Dが一番よいという評判なので、そんな評判があるのなら他で観る手はないとわざわざ1時間かけて川崎までGO。
結論だけ言いますと、とても面白い映画でした。
最初は「CGの他星人に感情移入できるのだろうか」とか
「3Dとか言ってただの飛び出すビックリ映画なんじゃないのか」とか
否定的な気持ちもあったのですがディックもハインラインもスター・トレックも大好きなそこそこSFファンのわたくしも存分に楽しめる出来。ストーリーは言ってしまえば荒いのですが、映像世界もあいまって逆にそのシンプルさがよかったような。
しかし噂にたがわず3Dはすごかった。正直高所恐怖症のわたくし(すっかりそのことを忘れて観に行ってしまった)は何度も胃がつかまれるような感覚に中腰になってしまいましたが、昨年観た「マイ・ブラッディ・バレンタイン」(リメイク版)とはえらい違い。今後はこれがひとつの手段としてスタンダード化していきそうですねぇ。
評判で聞いたとおりいつもよりもずいぶん前の席にしてみたのですが、確かにこの方が映画の世界に入り込めてよかった。終わったらなんだか背中が疲労していましたが。
IMAX-3Dはメガネもさほど重かったりはしないので(私は鼻が低い上にメガネ慣れしていないので耳は痛くなりましたが)それほど違和感なく楽しめました。他方式によってはメガネが重かったりするみたいですね。
まだ観てない方も川崎109シネマズでは2/5まで、他はもう少しやっているようなのでぜひお試しください。こんだけ人気ならもう少し延びそうな気もしますがね。土日のチケットはあっという間に売り切れるので事前購入しないとダメでした。
こういう背景がかなりテンションをあげる

2009/06/26

Farrah is dead.

ファラ・フォーセットさんも亡くなったようです。
ファラといえば私はもう実に単純に「チャーリーズ・エンジェル」なのですが、強いイメージのわりに実は第1シーズンしか出演してなかったのですね。どうも私は第1シーズンしか観ていなかったのかも。
70年代の米ドラマって好きでしたねぇ。「エンジェル」はもちろん、「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」とか「UFO時代のときめき飛行 アメリカン・ヒーロー」とか「600万ドルの男」とか。80年代に入るとちょっといまいち。好きなのは「特攻野郎Aチーム」くらいかな?
数年前から米ドラマブームですが、今こそ70年代ドラマも見直したい。荒唐無稽さがよい。

2009/06/22

前進せよ、今がその時か?

ロシア革命アニメーション 1924-1979 を観て来ました。
気合を入れて3時間弱、16本のロシア革命後~冷戦時代にかけて旧ソビエト連邦時代に制作された作品群と、ガチでぶつかってみる。
圧倒的な共産主義思想、全体主義思想へのプロパガンダと資本主義批判の前にタジタジでしたが、しかしその映像の面白さといったらない。
違和感がこれだけ面白いというのは、逆に思想を理解できないからこその楽しみなのか。
強制的に作らされたものもあるはず、望んで作ったものもあるはず。まったく面白い。

アニメはもちろんポスターなどロシアのアートワークは秀逸だと思う。

2009/05/27

名作!SFソードキル

15年ぶりくらいに名作「SFソードキル」を観た。1984制作の米映画。
戦国時代、日本の山中で敵の手によって重傷を負い川に落ちた侍ヨシミツが、
400年後に氷漬け状態で発見され、アメリカに送られて蘇生させられる…
という、なかなかこれだけでも興奮するシチュエーションだ。もはやSFとしてリアリズムもへったくれももはや関係ない。アクセルは踏むものだという強い姿勢がひしひしと伝わる。
そうだよ!蘇っちゃったんだもん、しょうがないじゃん!
そしてその侍「ヨシミツ」を演じるのが、我らが藤岡弘、(旧:藤岡弘)。
よい。藤岡弘、がとてもよい。
アメリカ人がイメージするサムライどころか、我々日本人がイメージする「侍」さえも完全に振り切って、全開で「サムライ」を演じきる。見た目は前髪も剃ってない、昔のイメージの柳生十兵衛のようなヨシミツだが、もうそんなことはもはやどうでもよいのであった。
大小抱えた藤岡サムライが、アメリカの絵に書いたような不良たちを斬りまくる!痛快痛快。
不良から助けてあげた黒人のおじいちゃんと握手するシーンなどはもう感涙。
さあサムライの子孫の皆さん、迷ってないでDVDを借りに行きましょう。
いいぞ弘、!斬りまくれ!


2009/04/13

ガブリエラ・フェッリのいない生活

昨日は徒歩で阿佐ヶ谷へ。着くなり立ち呑み屋で一杯だけビールを流し込んだら
見逃していたプリート・パルンの「ガブリエラ・フェッリのいない生活」を観にラピュタインターナショナルアニメーションフェスティバルへ。最新作でもあり43分の短い映画ながら、前回のプリート・パルン作品集Aとブレることなくシュール。
ある仮説を立てていて「方法論が生み出したシュール」である可能性も考えていたのだが、最新作でPCなども駆使しての作品でありながらまったくもってシュール。仮説はもろくも崩れてしまいました。何を作ってもどう作ってもこのようになることが証明されたわけで。
腹一杯のシュールをお土産に沖縄料理屋でオリオンと泡盛を、さらにハシゴしてカサーシャと焼酎を飲んだらツマミで本当に腹一杯。暖かくなってハシゴが楽しい季節になってきた。
ふらふらと帰宅してシュールな夢を見たとか見なかったとか。
どういう順番で構成するのだろう知りたい

2009/03/22

悶絶シュール地獄

ライブ明けも早朝5時半から仕事。
何とかリリースの目処が立ったので、ラピュタ阿佐ヶ谷でやってる「ラピュタインターナショナルアニメーションフェスティバル」へ連れ合いと行く。
エストニア発の新旧アートアニメを中心に公開されているのだが、そのうちの「プリート・パルン作品集A」を選択。
本当は「ガブリエラ・フェッリのいない生活」も観たかったのだけど、駆け込みで現地に行ったら満員で断念。休日をなめていた。まあまだ公開しているのでまた来るとして、時間まで阿佐ヶ谷のCaffe Frescoさんでコーヒーとオムライスを食べながらのんびりと。
コーヒーがすこぶる美味しかった。もちろんオムライスも。
さて「プリート・パルン作品集A」。


シュール。いったんどんな絵コンテを描くとこういう作品が創れるのだろう。
右脳が開いていくのがわかる。開きすぎて一回気を失う。単に寝不足?イヤ開いたことで。
物語をどうこうというものではないのだけど、やたら創作意欲はかきたてられたのだった。
その後荻窪に戻ってもんじゃをつつきながら「時間に余裕があれば外からの情報をシャットアウトして内から出る表現を熟成させられる」という結論に到達。馥郁とした創造物はそうやってもたらされるのだろう…けど時間がとにかく必要だ。そのために備えよう。
大変面白かったので、他の作品も観るつもり。4月11日までなので興味のある方はぜひ。
もんじゃの後は連れ合いの友人と合流し魚耕で軽く飲んで、さらに家に帰ってもう一杯。明日も仕事なので先に休ませてもらいました。

2009/02/11

スカムの世界

4日に「The World According to Scumpot」という題でブログを書きましたが、
これは海外文学好きの人ならすぐわかったでしょうアーヴィングの「ガープの世界」(The World According to Garp)のパロディ。
ジョン・アーヴィングといえばレスリングと姦通のことばっかり書く作家だと私は勝手に思ってますが、この人の書く物語は私ごときが言うまでもなく面白い。読んでみてください。
読むのが面倒な人はロビン・ウィリアムズ主演で映画化もされてるので観てみてください。


2009/02/05

The World According to Scumpot

書くことがございません。仕事ばかりしているからです。
テレビでは不況に絡む暗いニュースばかり。
仕事のある皆さん、仕事があることに感謝しましょう。つくづくそう思うわけで。
今週少し心に入り込んできた映画は下記の通り。

ミスト」(2007年米)
フランク・ダラボンが「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」に続いて映画化したスティーヴン・キング原作作品。原作とはところどころ話を変えているようですが、しかしこの映画すばらしい。内容はといえばキングらしい美しくない思いつきの設定に基づくモンスターパニックなのですが、普段から言ってる「プロットがすばらしければ映画は自然とすばらしくなる」という自論を突き崩してくれる丁寧な作り。
このジャンルで「絶望」というものをきちんと描いてくれる映画をまだ作れるようなら、腐りきったと思っていた米映画界もまだまだ健在といったところでしょうか。行き場のない絶望感を人生で味わう必要はありません。こういう映画を見て、実際には明るく生きましょう。

クール・ランニング」(1993年米)えっ。スカムポットがこの映画を?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが。
いやこの映画実際の話はともかく、スポーツコメディ感動ものとしては十二分によくできた映画で、私は意外にこういう映画が大好きです。ジャマイカという国自体好きだし、いい意味でバカにしたくない映画です。バカにしていた人、ぜひ見てください。バカにできないから。

さあ今週も後半ですが、ひたすら仕事です。月末には温泉に行こうと思います。それくらいはしてもいいと思う。


2008/12/12

WALL・Eが盛り上がるといい

WALL・Eを観てきた。面白かった。すごく。
もともとPIXAR作品好きなこともあるけど、これは一度見て欲しい。
万事完成度が高い。普段私が掲げている「完成度の低いものほど愛せる」というところから完全にブレてしまうのだけど、その完成度の高さ(映像・物語ともに)にブレてしまうこともやむをえないと手放しで絶賛。
中二病の皆さん、こういう映画を見て初心にかえるように。
理屈をこねてる時間があったら足場を固めましょう。
口ごたえを考える時間があったらまずは動きましょう。私もがんばるから。
まずは観るといい