2015/03/28

がんばれキー公 続・弱った心にタンク・タンクロー


でもキー公は毛が三本足りないので失敗も多い。でも泣かない。

引用: タンク・タンクロー / 阪本牙城

弱った心にタンク・タンクロー

私たちの世代で、
ロボットの友達が助けてくれるなんていうと当然ドラ○もんなんでしょうし、
もう少し上のお兄さんだと鉄○ア○ムだったりするのでしょうが、
私たちのお父さんやお爺さんの世代なら、

だんぜん、

完全に、

圧倒的に、

この人(?)だったのかもしれません。



「僕はタンク・タンクローという豪傑でござる。
これからうんと暴れるのでござる。」

すばらしい。それは当然「ブッタマゲタ」となることでしょう。

「こりゃ変わっているなう」
いいですね。

丸い体に8つの穴。そこから顔や手足はもちろん、
ありとあらゆる武器やパーツが飛び出してくる。
誰もその全容を把握していないし、説明するつもりもない。

作者は水墨画家でもあった故阪本牙城先生。
このSFかつオフビートなギャグのセンスはどうやって磨かれたのでしょう。

科学も技術も発達するにつれ、想像力はどんどん失われていくのかもしれません。
なので時々は、こうした作品からパワーをもらいたいと思うのです。

やさしくて強いタンク・タンクロー
やさしいのだけど強いが故に、ほんの少し弱いものへの配慮が雑なタンク・タンクロー



引用: タンク・タンクロー / 阪本牙城

2015/03/06

終わりました納めました

私には嫌いなものが百八つあるとかないとか云々。
おはぎと裏切りとあれこれ略とか云々。
そしてもうひとつ、それは納税。

毎年同じ書き出しにすっかり飽きました。
8年も同じタイトルのブログを書いてりゃそれはもう飽きます。
過去の軌跡一覧
終わりました確定申告。

今年は来週外出なのでまた期限日にならないよう早めに出しました。
着いたらすぐ出せた。ギリギリよりもきちんとチェックしてるような
気がして緊張したものです。別に間違ってないはずだけども。

というわけで今年も無事確定申告終了しました。
毎年申告日は晴れている。間違いなく晴れている。
遅い昼飯はラーメン食ったよ。麺少なめにしたがネ。

20080317-ogikubotax.jpg 桜はまだかいな

2015/03/05

秋田を列車で一周、途中クマ

妻の誕生日と結婚記念日を兼ねて秋田へ。いつも通りの温泉+飯+酒。
東京駅へ行って朝飯とビールを買ったら秋田新幹線に乗る。初こまち。

旅といえばこういうことだろうが。


三時間ちょい乗ったら角館。途中からいきなり雪景色になってテンションあがる。
いったんさよならこまち。


ほう、ここが角館かね。もう昼だ。飯だ飯もってこい。


角館グルメを検索するとすぐにひっかかる「むら咲」さんへ。
なれずし。なれずしは初めて食った。ヨーグルトみたいさすが乳酸菌ね。意外と酒にあう。


昼なので二人できりたんぽ二人前は正直厳しかったため、きりたんぽご膳というのを頼む。
郷土料理がついてくる。鯉の甘露煮とかじゅんさい、とんぶり、がっこなどなど。酒にあう。


ハーフサイズのきりたんぽ。鳥出汁がしみててうまい。酒にあう。


飲んだお酒は浅舞酒造さんの天の戸 純米酒 美稲80(うましねはちまる)
これは初めて飲む感覚。最初香りが少なくて地味かと思いきや、
口に含むと ものすごい酸味と甘み。80てのは精米歩合が80%なのね。
その割りに雑味は感じない。日本酒ならではの旨みは少ないものの
まるで白ワインね。こんな酒もあるのね。
いつでも飲みたい酒ではないけど、この飯にはやたらあう。とくになれずし。
妻は刈穂の吟醸 六舟。こちらは正統派。これも飯にあうな。


昼から2合も飲んでしまた。ふらふらと角館駅にもどる。雪がすごいのう。もう三月なのに。


今回のメイン秋田内陸縦貫鉄道の角館駅へ。のってけれ内陸線!!よしよし乗るぞ。
しかし左のお前はだれだ。まさかト○ロじゃあるまいな。まさかな。のってけれの下はまさか…。


かわいいぜ内陸線。一両編成。ディーゼル。百点だ。乗るぜ。


こういう景色が観たくて来たのよ。ディーゼルエンジンの音を聴きながら。


一時間ちょいで阿仁マタギ駅に到着。ここが今日の宿。


宿まで送迎に来てくれた。入口にはマタギとクマのチェーンソーアート。さすがマタギの湯。
着いたら一息ついて、温泉にどっぷり浸かる。漬かる。オフシーズンなのですいてて嬉しい。


のぼせた。
さあ飯だ。岩魚の塩焼きに、マスとナマズのお刺身。ほう。ナマズ泥臭いけどうまい。


本日のメインディッシュ。クマ鍋。前食べたイノシシ鍋同様味噌とショウガね。
意外とやわらかい。アブラ多い。このあと朝まで体が暑くてしかたなかったけど、
これはショウガのせいなのか温泉のせいなのか、それともクマのせいか。


ひさびさにぐっすり寝た。六時半にぱきっと目が覚めたので朝風呂して朝飯。
少ないと見せかけて実は多い。あきたこまちを三杯食う。


ヒグマのごんた君。昨日食べたのは近くのクマ牧場(クマクマ園)のツキノワグマだけど、
クマクマ園にはヒグマもいるらしい。びっくりしたガオーて感じか。いたるところにクマ。


昨日は晴れていたけど、今日は雪。これもいいじゃない。さあ列車の旅ふたたび。


雪の中、内陸線の線路がつづいとる。いいのう。


腹がいっぱいでうとうとしてたら一時間半ほどで終点鷹巣駅に到着。
うまく写真が撮れなかったのだけど、景色はすばらしかった。夏もよさそうだな。


何がそんなにいいのかは知らないけど、鷹巣はいいらしい。いいなぁ~。
ここから隣のJR鷹ノ巣駅より奥羽本線に乗って、ちんたらと秋田駅へ向かう。
秋田の女の子はみな薄着だ。自分たちだけ厚着ではずかしい。
ブスな女子学生とさえない男子学生が車内でキスしてた。自由だ。


また一時間半ほど乗って秋田駅に到着。秋田駅では二人がお迎えしてくれた。でかい。


行きたかった市場が日曜で閉まっててショック。下調べ不足だった。
入ろうと思ってた寿司屋もやってはいるもののなんだか暗い感じ。
こういう時は妻の直感に頼る。この人は旅先でのヒキが尋常じゃない。まかせて安心。
最初に有名らしい、大阪寿司(押し寿司)の店へ。持ち帰り専門店。あとで食べたけどすごくうまかった。
そしたら稲庭うどんを食おう。普通の汁と肉味噌。つやつやした麺が嬉しい。酒も飲む。刈穂。
最後に寿司を食う。安いお店だったけど、ネタがうまい。秋田の米はしっかりしてるので、
どうやら脂っこいネタがすごくあうようだ。酒も飲む。ここは秋田の地酒パイオニア、飛良泉。
ぎゃー寿司の写真忘れた。さすがに酔ってたのか。

いよいよ腹ははちきれそうだ。そうこうしているうちに新幹線の時間になったので、再び秋田駅へ。
秋田から東京まで四時間。ハイボール飲みながら帰ったよ。クマのせいか寝れなかったヨ。
21時に東京駅着いたら、旅行感はそこで終了、さみしい。もう次の旅行のことを考えてる。