2012/11/09

Brother MFC-610CLN修理

以前から何度クリーニングしても印刷品質が直らない。
そうしているうちに「クリーニングデキマセン」というエラーが出た。
これはどうもクリーニング動作時にインクを吸い取ってくれる
廃インク吸収パッドがいっぱいになってるようで、
メンテナンスモードから数値をリセットすれば回避はできるようだけど
吸収パッドが吸い取ってくれないのなら印刷品質が戻るわけではない。

そこで迷わず分解。手順は下記のとおり。
1) 電源オフ
2) カバーを開けてストッパーの根元をしぼりながらはずす
3) 受話器は邪魔なのではずしておく
4) 90度カバーをあけたら、ツメでとまってる二枚のカバーをはずす
5) フラットケーブルとネジでとまってるケーブルをはずす
6) 4箇所のネジをはずす
7) 本体枠の6箇所のツメを細いマイナスドライバではずして枠を持ち上げる
   ※カバーがじゃまだけど、はずすのは面倒なのでうまいことやる
8) 電話子機アンテナのネジをはずして、下のツメからはずす
9) 廃インク吸収パッドの入ったプラスチックケースをはずす

ここまでくればあとは吸収パッドの洗浄。
流水で押し洗いながら中のインクを水がきれいになるまで洗う。
押しても色水が出なくなったら干す。ひたすら干す。

カラカラになったらつぶれ気味のパッドを手で整形してケースに戻す。

後は逆の手順で戻していくだけ。

ここで問題発生。組み上げたら以前から少し動きの悪かった
スキャナの読み取り部がうまく動かなくなった。
(カラカラと音がしてスキャナがちょっとしか動かない)
電源を入れると「ショキカデキマセン」のMachine Error AFが発生。
さらに再分解などしてみるも原因がわからず一晩放置。

翌日仕事していたらふとスキャナをコントロールしてそうな
フラットケーブルについてピンときた。
もしかしたらあのフラットケーブルがスキャナ位置をチェックしてるのでは?
あわてて再チェックしたら案の定フラットケーブルの差込部に断線している
ところを発見。これじゃないだろうか。
壊れてもともと、差込口を断線しているところまで切り取って差し込んでみる。
緊張しながら電源オン…。

おお、なおった。快調にスキャナは稼動してる。
なるほどもともと断線しかけてたところに分解してとどめをさしたかな。
しかし原因がわかったので無事復旧した。

もう何年も使ってるし新しいの買わなきゃダメかな…と諦めていたところなので
なんだかとても嬉しい気分。
しかも機能的には不満はなかったので、なんだか得した気分。

乾杯したいところだけど、仕事途中だった!
さあ仕事に戻ろう1時間ほど道草くった。あわあわあわ。

修理中の写真とっておけばよかったな。いつもこういう時後悔する。

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