2007/09/29

シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ(ネタバレ注意)

怒っちゃうぞ。たまには映画もコキ下ろします。
「シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ」のことね。

宣伝文句から、
「『ホステル』『ソウ』シリーズなど血みどろホラーを世界に送りだす、ライオンズ・ゲートが手がけた、拷問ホラーの直系!絶望的サバイバル、極限状態のスリル、残虐極まりないスプラッターの衝撃。そのすべてがここにはある。」

ない。
まず全然グロくない、ドラマCSIシリーズの事件再現シーンのような予算だけ使ったグロ?シーン。
またせっかくWWEのケインというよい素材を使っていながら、アイデアなくケイン丸出しの殺人鬼。
しかも最後に一人ではなくなんだかんだ三人も生き残ってしまう結末。

少しもスラッシュ好きじゃない洗練された映画人が仕事で作った映画。
スラッシュの無駄な部分に隠されたスラッシュ愛を見抜けない人が作ってると推察。

邦題みて最初「She's no evil」かと思ったら、「See no evil」だったのね。
だから目玉ほじくり出してたのか。
これならいっそ「肉鉤のいけにえ」だけにすればよかったのに。
でもそしたら間違って映画館に行ってたかもなのでセーフ。
たまには怒りますよ。何でもいいわけじゃない。
20070928-seenoevil1.jpg 20070928-seenoevil2.jpg おもしろくないプンプン


2007/09/27

作るよカレー小麦粉リターンズ

仕事のストレスから心が乾いていたので、そんな時は料理をします。ええします。
今回はひき肉とほうれん草のカレー。一緒にチャパティも焼いてみた。インド人もびっくりだ。
20070927-curry.jpg どうです


2007/09/23

サッサのある風景

「スカムさんのブログ、食と競馬のことばっかりですね」
と昨晩飲んでいて言われた。
言われてみればもっともだ。2004年10月からこのブログを書いているが、酒と食べもののことは常に書きつづけているし、競馬は今私の中で空前の大ブームを迎えているのでどうしようもない。
たまには違うことを書こう。しかもとてもくだらないことを。

皆さんは「サッサ」を使っているだろうか。
KINCHOこと大日本除虫菊株式会社から出ている、黄色い紙の「化学ぞうきん」のことだ。
すでに発売から37年。使っている人はもちろんご存知だろうが、こいつは凄い。
乾拭き界では向かうもの敵なしの汚れとホコリ除去能力とツヤ出し。
我が家ではただ拭くばかりか、クイックルワイパーの代わりとしても活用していて、何しろ取ったホコリが強力に着き落ちないのがよい。
スカム家では幼少の頃より、当然のようにこのサッサが家にあり活躍していたため(海外在住時も日本から送ってもらっていた)、これはもはやデファクトスタンダードとして認められていると思っていたのだが、
連れ合いと同居しだした頃、「何コレ」と。
「何ってサッサやろ」
「だからサッサって何よ」
驚愕。私が勝手に常識と思っていたことは、まったく常識ではなかった。
思わず失禁しそうになった。いやならなかったかな。
しかし今では「サッサスゲぇ」と、愛用してくれている。我がことのように鼻も高くなるというものだ。
そして今日も私は、サッサで床とテレビを拭く。
20070922-sassa.jpg 愛しているよサッサ


2007/09/21

スカムはつらいよ ポト次郎あじさいの恋

どうせオイラはヤクザなスカム。気分は渥美清といしだあゆみ。
というのもスポッと休みができたので、連れ合いと江ノ島に行ってきたわけ。数年ぶりの江ノ島上陸。鵠沼海岸には去年も泳ぎにきたけど。
電車で一時間半。あいにく雲が厚いものの、暑くも風があって過ごしやすい天候。
着くなり目当ての食堂が臨休と出だしからトラブルもも、そこはすぐによさそうな店が見つかる。
生しらすと釜揚げが半々のWしらす丼と焼ハマグリを頼む。旨い旨い。これでいいんだよこれで。
あえて電車で来てるということは魂胆は見え見え。もちろんビールも頼んで流し込む。
俺ってつくづく 酒の飲める日本人だな…。
さて腹もふくれた。片瀬橋を渡って江ノ島へ。ほほうこれが噂に聞く三年前にできた江の島アイランドスパか。なかなかデカい。しかし今日はスパ目当てでないのでスルー。
江ノ島に登ろう。うそ。こんなのまともに登ったら普段から運動不足の私はあっという間に死んでしまう。迷わず有料エスカレーター「エスカー」に乗ろう。らくちん。
おみくじを引く。末吉。しかし内容はなかなかよい。なんだか地道にがんばれ、というような文面で安心。
以前来たときは登らなかった展望台に登る。
おお。何で前は登らなかったのだろう。江ノ島を中心に360度パノラマ。意外に高くて高所の苦手な私は足がすくむが、その景色たるやすばらしいもの。と、すると厚い雲が割れて日の光が差し込んできた。連れ合いが言うにはあれは「天使の通り道」なんだそうな。なるほど神々しい。
昼間のビールと気持ちのよい風で睡魔に襲われるが、そこはこらえてちょっと休憩。坂の途中の茶屋へ行き、アイスコーヒーを頼んで一服。この店はなかなかいい。清潔にしてあるし、いちいち品がよい。
休憩も終わって江ノ島を出たら次は水族館…と思っていたのだけど、すでにシーズンオフ。通常営業は17時までだということを知らずに、今回はキャンセルに。残念。
でも水族館の隣のレストラン、イル・キャンティ・ビーチェでオープンテラスでチーズやフジツボのフライをつまみながらビール連れ合いはワインを飲んだらそんなことはどうでもよくなってしまった。
帰りは鈍行で座ってダラダラと帰宅。ゆるゆるとしてよい休日だった。
休日はこんな風に過ごしたい。いつだってそう思ってるのだけど。
20070920-eno1.jpg 20070920-eno2.jpg 20070920-eno3.jpg 天使の通り道
20070920-eno4.jpg 20070920-eno5.jpg 20070920-eno6.jpg 夏にしがみつく演出が好き


2007/09/17

さよならマクラッシュ

WRC(世界ラリー選手権)でアリ・バタネンらとともにレガシィを駆ってスバルの黄金期(4年連続マニファクチャラーズタイトル)を築き、自身も95年にドライバーズチャンピオンを獲得したコリン・マクレーが昨日、自身の操縦するヘリの墜落事故で亡くなったそうです。
レガシィの水平対抗4気筒エンジンがWRCを席巻していた10数年前、私はレースを食い入るように観ていたものです。懐かしい。
とんでもないドライビングでレースを制する一方で、とんでもない派手なクラッシュでギャラリーを沸かせることも少なくなかったコリン(あだ名は「マクラッシュ」)。
亡くなったことを悼むとともに、不謹慎で怒られてしまうかもしれませんが、一ファンとして最期まで愛すべきマクラッシュだったことを覚えておこうと思います。
20070916-colin.jpg 20070916-legacy1.jpg コリンといえば、やっぱりこの555レガシィ


2007/09/15

酒にもまれても波にもまれたくない

スキが出来たら飲みに行く。地元荻窪の「あ麺んぼ」へ。
ここは魚が美味しい。
しかも大盛り。珍しいイシガキダイとサンマのお造りを頼んだだけで、サービスで下の写真のような大皿が出てきてしまう。どんだけ幸せなことか。締まったイシガキダイの身は美味い。
こりゃビールじゃないな日本酒だな。でもあまりどっしりとした酒の気分じゃないので高知の南あたりで。
カマスの塩焼きだタコの唐揚だ牛スジの柔らか煮だイカ丸焼きだと、テンションのあがったところで最後は卵焼きと手打ち蕎麦で締め。蕎麦と日本酒は泣くほどよい組み合わせだ。

帰りに先月末にオープンしたばかりの「とらふぐ亭」の前を通ったら、水槽の中で弱ったトラフグたちが強い水流にもまれていた。いくら鮮度のあまり関係ない魚といっても…。
負けるな。もうすぐ食べられてしまうとしても、水流ごときに負けるんじゃない。
それにしてもフグは眠る魚なので、できたら夜は水槽の電気を消してあげてほしい。フィルターも弱めてあげてほしい。そう思った。
20070915-amenbo.jpg 20070915-torahugu.jpg あーれー


2007/09/14

かぐや姫が月に帰る日

今日10時半頃、種子島の宇宙センターから民間ロケットである三菱重工のH2Aロケットが打ち上げられた。このH2Aロケットには月周回衛星「かぐや」が載ってる。
かぐやはアポロ以来35年で最大の月探査機。日本では17年前の「ひてん」もあるが、規模がまったく違う。また国事業としてではなく、民間打ち上げとしては初。
今回相当な月のデータが入手できるとのことで、楽しみしきり。

今回何がすごいって打ち上げを行うJAXA(宇宙航空研究開発機構)が、打ち上げの模様をインターネットでライブ配信したこと。朝から食い入るように見てしまったが、これはすごかった。
打ち上げの瞬間、そして尾を引いて飛び去るロケットを見て、全身の毛が逆立った。
最後のかぐや分離が成功した際の、センターの方々の顔が本当にうれしそうだった。すばらしい。
20070914-kaguya.jpg まったくロマンチックとしかいいようがない


2007/09/12

早めのライブ告知 11月30日(金)渋谷VUENOS

まだちょっと先ですが、scumpotが半年振りに帰ってまいります。
夏の暑さも乗り越えて、フル充電されたスカムポットをぜひご覧ください。

TECHNOPOLITIQUE 07'
2007.11.30.Fri 渋谷VUENOS
OPEN: 17:20 / START: 17:40
ADV : 2,000 JPY / DOOR : 2,500 JPY (ドリンク別)
LIVE: scumpot / terabeats and more
詳細は こちら でどうぞ。

渋谷VUENOSへの地図は こちら でどうぞ。
渋谷駅ハチ公口から道玄坂を上がり、「道玄坂五差路」交差点を右(セブンイレブンのある方)に入り、坂を下りていくと、左にclub asia、右にVUENOS TOKYOが見えてきます。
20060808-scumpot_pic.jpg 地獄王子再光臨


2007/09/10

夏にしがみつけ

しがみついている。
金曜。仕事を終えて、後輩とそのex彼女と阿佐ヶ谷の東京コケコッコ本舗にて飲む。
土曜。仕事を終えて、荻窪白山神社の例大祭に便乗した近所の日の出商店街フラフラカーニバルに便乗。連れ合いとその友人とともに路上で飲み、店で飲む。バンドの深夜リハがあったので、酔いつつもスタジオへ。5時間半ドラムを叩いて朝帰り。
日曜。ドラムで参加しているバンド「コスモス」のライブのため夕方会場は新宿シャッフルビートへ。8曲叩きまくって汗まみれで飲む。打ち上げは焼肉店にてまた飲む。店に戻ってもう一杯。
季節はもう秋だが、私はまだ夏気分だ。台風過ぎてからまだまだ暑いし。
このままうまいこと11月まで夏気分で行こうと思ってる。うまいこといくだろうか。うまくいくとよい。
20070910-nomi1.jpg 20070910-nomi2.jpg 20070910-cosmos.jpg 20070910-nomi3.jpg


2007/09/07

内田博幸3000勝達成そして

大井競馬のトップジョッキーである内田博幸が昨日3000勝を達成(そのレース私は見事に外しましたが)しました。地方競馬では史上16人目。
年間最多勝利数の記録保持者でもあり甘いマスクとマッチョな肉体で人気の内田博幸は、長く騎手免許の一元化(地方と中央)を訴えてきた一人でもありますが、このたび3000勝を機に中央の騎手免許試験を受験することを宣言しました。
受験合格の折には大井のファンとして内田が去ってしまうわけで、寂しさとともに安定した勝ち鞍がいなくなってしまうので悲しい限りですが、中央を荒らしてまた大井に帰ってくる日を楽しみにしたいと思います。何しろ騎手には定年がないのですから。
20070906-uchida.jpg がんばれ内田 応援するから中央行くまで勝たせておくれ


2007/09/05

野球の話

私は日本のプロ野球ファンです。
確かにフットボールも大好き。70年代〜90年代のプレミアリーグとブンデスリーガの話をさせたらなかなかのものです。好きなプレーヤーはガッザとシュスター。二人の話だけで四晩飲めます。テニスも大好き。レンドルとアガシで二晩飲めます。それ以外にもスキーだフォーミュラカーだバイクだラリーだなんだと大好き。結局スポーツ観戦ファンなのでしょうが、プロ野球も結局好きなのです。

子供の頃は阪神と南海。
村山は知らなくても、江夏で田淵ではじまり小林繁あたりを通って真弓でバースで掛布で岡田そして和田や葛西を経て亀山新庄で湯舟弓長。
一方鶴岡は知らなくても、野村ではじまり江夏だ門田だもちろんドカベン香川でダイエーに身売りしても田淵が監督になったときは嬉しかったし、松永が阪神から移籍したときも応援した。今でもやんわりソフトバンクを応援している自分がいる。

スポーツというのはそういうものだと思う。いつだって自分を応援してくれるし応援したくなる。負けたら悔しいし買ったら嬉しいし、それでも自分にはマイナスはないのだけれども、そういう元気を与えてくれる選手たちには感謝しきり。
先日ホークスの歴史書(フィクション80%とはいえ)ともいえる「あぶさん」を読んだせいか、こういうことを書いておこうと思ったわけですが。
さて阪神は首位まで1.5ゲーム差、ソフトバンクは2.5ゲーム差。25年前なら考えられないこの状況ですが、さてさてどうなることやら!
応援したっていいでしょう?応援するに決まってるじゃない!
20070822-hanshintigers.jpg 20070905-hawks.jpg 日本シリーズで当たったらどうする?悩むなどちらも遠いが…。


耳鳴りがしても飲む

酒仙やら八福神やらいわれてきたスカムポットですが、体の故障が出はじめてからはすっかり酒も弱くなってきました。
しかし飲む。酒量は減っても酒機は減らしません。二日酔いから復活するまでの時間は20代と変わりません。どんなに深酒しても大体起きて飯食って2時間もあれば治ります。気持ち悪くとも飯を食うところがポイント。白必要なんてなし。

さて夏の冷酒も秋を迎えては終わりですが、秋は秋でまた食が充実するところ。ここはやはり日本酒をいただくしかないというものです。
以前購入した大七もあと一升。亀の尾も数杯分くらいしかないので、そろそろ追加購入せねばなりますまい。さて次は何を飲もうか。

酒なら何でも飲む、というスカムポットですけど実は清酒では吟醸、大吟醸の一部は飲みません。吟醸、大吟醸はあの香りこそが花というものですが、その花であるところの醸造アルコールというヤツが私の肝臓にはフィットしない。かならず不調になる。入ってないものならいいのですが、全く入れないものは今ではほとんどありませんよね。
よって必然的に純米酒(規制が変わって以来脅かされている呼び名ですが、ここでは仮に純米吟醸、純米大吟醸と精米歩合70%以下の純米酒の総称としましょう。)しか飲めない、というわけです。
だいたい醸造アルコールはものにもよりますが基本的に私の舌には甘すぎる。食事にあわないのでダメなのです。好き好きでしょうが、私はウイスキーですら甘いと思って飲んでいるほど相当甘味に敏感。吟醸酒とともに成長してきた日本酒ですが、あわないのであればやむをえません。
勧められれば、失礼なので飲みますがねぇ。これを読んだ方は大吟醸を勧めるのはやめてください。アレは私にとってはコーラ並に甘い飲み物なのです。


2007/09/03

ばんえい競馬であいましょう

ばんえい競馬ってご存知ですか。
近頃競馬を楽しんでいるという話は以前から書いている通りですが、中でも今最高にはまっているのが北海道は帯広で行われているばんえい競馬。
どういうものかというと1トン近いばんえい馬に600kg以上の騎手の乗った鉄そりを引かせて、障害が設置された200mの直線コースを競わせる、というものです。
初めて見たときは目を疑いました。何しろ馬がデカい。馬というとサラブレッドを想像をしてしまう人ならまずそこでびっくりしてしまうでしょう。
次にその競技スタイル。これが競馬?と思ってしまうかも。休み休み、そしてスピードものろのろと。
しかし実際には馬たちは全力で曳いているのです。曳いているのが600kg以上の鉄そり。みなさんも重い荷物を運ぶときは休み休みで力をためて一気に運んだりしませんか?そう、あれです。
騎手たちは手綱を使って馬たちのお尻を叩きます。動物虐待なのでは?などと言う声もあるそうですが、それはぜんぜん違う。だいいちばんえい馬のお尻を手綱で思いっきり叩いても、その感覚は人間が肩をポンポンと叩かれる程度なのだそうです。さすが人間の10倍も重い生き物だけはあります。
しかも馬は大変知能が高い。さらに記憶力にいたっては相当なものと言われています。
そんな馬たちを、ただ叩いただけであんな重いそりを曳いて走らせられるわけがない。そこには厩舎、調教師、騎手らと馬との密接なつながりがあって、はじめてすばらしいレースを見せてくれるというわけですね。
レース前には馬たちは相当に気合が入り、そして負けると悔しがるそうです。また力尽きて曳けなくなると、いななき感情をあらわにするそうなのです。なんと愛らしい。

一時は運営が厳しくなりましたが、今年から帯広一ヶ所に縮小してしまったものの、インターネットでライブ中継も見ることが出来ます。もちろん勝馬投票権も購入できます。
まだ私も生で観たことはありませんが、いずれ観に行きたいものです。坂を登るときにはついつい応援の声が出てしまう。
20070902-baneikeiba.jpg 見よこのド迫力


2007/09/02

復活ののろしを上げろ

暑い夏でしたが二日ほど前から涼しくなりましたね。
もう一回くらいゆり戻しがあるかもしれませんが、まあなんと過ごしやすいことか。
アレが大好きな私ですが、アレを夏は避けます。あんなに好きなアレなのに、二ヶ月ほどはいっさいアレから自分を遠ざけてしまうのです。
そうですそう。ラーメンです。
私はデブゆえに暑がりです。ラーメンは熱い。そして夏は暑い。
とてもじゃないけど食べるのは命取りというものです。なので食べてもせいぜいつけ麺。大好きな人に会いたくても会えない。ちょっとした遠距離恋愛なわけです。
しかし涼しくなった。ええ涼しくなりましたとも。
しかも大きな仕事のヤマを迎える直前とあっては、もはや私を止められるものは何もありません。

中央線に乗ってお隣の西荻窪へ。前から食べてみたかったラーメン大 西荻店。
ラーメン(550円)+味玉(70円)はお安いかな。トッピングはニンニクカラメ。
堀切系のそのラーメンは歯ごたえのあるガチガチ太麺に、本家二郎よりも少し洗練された澄んだ醤油豚骨+鶏ガラのスープ。ほんのり甘めなのは野菜の味、おそらくニンジンとキャベツの芯でしょうか。
背脂の処理も普通に丁寧で、もはや二郎とは似て非なるラーメンでした。比べちゃいけませんが。
美味しい。正直なところ、美味しいけど体調万全でなければとても暖簾をくぐれない二郎よりも、安定して食べたい食べられると思いました。しいて言えばブタは荻窪二郎のほうがジューシーで美味しいかな…しかし野菜の茹で具合などはシャキシャキとしていて非常によい。
先に来ていた若者たちはモリモリと野菜マシで食べていましたが、私は絶対食べきれないとわかっていましたので、日和ってノーマルでいただきました。
20070902-ramendai.jpg 十分に多い もちろんスープは残してしまう


のんべ鷹

昨晩は外出帰りに新宿シャッフルビートで一杯。いや数杯。
仲間と無駄なディベートで闘ったり、引越し計画に感心したり。
最後は死体が三体できあがったのでお先にドロン。飲んだ飲んだ。

飲んだといえば、今日衝動買いしてしまった水島新司先生の「あぶさん」1〜50巻が到着した。今晩の仕事の準備も完了したので読み始めるも、懐かしい。そして面白い。ふと後ろを見ると初版は昭和49年。
かつて南海ファンだった私は、日本一偉大なバッターは門田であるという英才教育を受けた。王の存在は少ししか知らなかった。海外に住んでいたためだが無知とは怖い。もちろん門田、野村が偉大な選手だったのは間違いないのだけど。

海外に住んでいたといえば、友人らから「○○さんから聞いたんですけど、スカムさんってドイツ育ちなんですってね!」とよく言われる。
惜しい。
ドイツじゃなくてその隣のオーストリアなのだ。ウィーンのあるオーストリア。ぜひこの機会に覚えよう。

オーストリアといえば、昨年秋に駐日オーストリア大使館から、国名の日本語表記を「オーストリア」から「オーストリー」に変更すると発表があった。
しかしこのオーストリー、ぜんぜん広まっていない。
それどころか新聞などでもオーストリアと表記されている。
いよいよ来年となったEURO2008(フットボール旧ヨーロッパ選手権)の共同開催国でもあるオーストリアだが、UEFAの公式サイトでもやはりはっきり「オーストリア」と表記。残念これはどうやら定着しないな。
20070901-abusan.jpg あぶこと景浦安武いまだ現役