これまでドナドーニの采配をこき下ろしつつも、それでも期待もしていたのかもしれません。
しかし今までの悪口をドナドーニが越えることはありませんでした。
カッサーノを先発に起用したことから、もしかして前半カッサーノでかき回して
後半デル・ピエロ交替という戦略をやるかと思ったところ、結局登場は延長後半途中から。
12分ではいかに偉大なベテランでも何も変えられませんでした。
キエッリーニはその優れた身体能力で、そしてパヌッチは劣る身体能力もベテランらしい読みでカバーしてビジャとトーレスを押さえ込み、伝統の素晴らしい守備を見せてくれましたが、
結局輝きを見せることのなかったトーニを交替させることもできず無駄死に。
スペインはグロッソにイニエスタを封じられ苦しい展開も、それでも何度かチャンスを作りながらブッフォン、ザンブロッタを加えたイタリア守備陣に完封。
しかしこれはイタリア守備陣を褒めるべきでしょう。
結局PKになるも、こうなるとブッフォンが当たるかカシージャスが当たるかだけの話。
どんな形でもスペインは踏みとどまりました。
ここで踏みとどまれたのはスペインにとって大きいのでは?
もはやこれ以上のタフな試合はないような。問題はここでの疲労が後に響かないかどうかだけ。
しかしイタリアは惜しい星を落としました。もったいない。
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