ドイツ国民にとっては悪夢のような夕べだったのではないだろうか。
クロアチアはドイツチームよりも間違いなく高い個人能力を、ただ高いままにはしないでおいて軽快に、しかし必死に組み合わせてドイツの最後の猛攻もしのぎきりました。
スルナの1点目は芸術にも等しい。
情熱に支えられたビリッチの考えるとおりに選手たちは動き、そして達成したのです。
しかし本当にクロアチアの選手は本当に上手い。何度も「うめぇな」と独り言。
シュケルやボバン、ヤルニやプロシネツキのいた98年チームに勝るとも劣らないよいチームです。
しいて言えばシュケルやボクシッチのような大砲が一人いればもっとその技術が生きそうですが。
ドイツはまったく残念。シュヴァインシュタイガーの最後の愚行はさておき、あれだけまとまりなく試合してしまっては…。はてさてオーストリア戦までに修正できるのかどうか。
マリオ・ゴメスの爆発がなければ難しいか…。
エルンスト・ハッペル・シュタディオンがプラーター・シュタディオンだった頃、
私はウィーンに住んでいたので何度か足を運んだものです。代表やアウストリア・ウィーンの試合を観に。
さて相手はポーランド。試合の最初の主導権は握ってたと思うのですが、先制したのはポーランド。
このあたりがらしいというと悲しいけど、らしい。
先制点はポーランドを調子付かせてしまい、その後はかみ合わない展開。
ああ、このまま終了か…と思ったところでまさかのPK。
ゴールを決めたのが名古屋にいたバスティッチなのが嬉しいですが、まさにぎりぎりのドロー。
これでオーストリアは最後ドイツに勝つしかなくなってしまった。
同じく後がないドイツがそんな優しさを見せてくれるはずがありますまい。とほほ。
でも上述の混乱をドイツが解決できなければ、もしや…。
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