2012/09/15

映画「プロメテウス」美しい映像とセルフパロディを楽しむ

映画「プロメテウス(原題:Prometheus)」を観たので感想まで。
遅ればせながら観てきましたプロメテウス。
リドリースコット+SF、しかもH・R・ギーガー(なんでこの人のハンスはいつも略されるのだろう)も絡んでる
とあれば、まあ観なければと思ってたわけです。

感想を箇条書き。

・初っ端から映像がとにかく美しい。それだけでも楽しい。
・「宇宙船にひとりアンドロイド」というシチュエーションだけで萌える。
・3Dは一部上手な使い方があった(記憶と夢の表現)。他は普通。
・音楽がやたらダサい。
・「エンジニア」という単語が出てきた時点でもう燃え倒す。
・ノーミ・ラパス演じるヒロインが美人でもなければスタイルがいいわけでもないのが逆にリアル。
・ヒロインの恋人が気の毒。
・マイケル・ファスベンダー演じるアンドロイド「デヴィッド」が萌える。
・デヴィッドかなり悪い(本人の意思ではないにせよ)。そこが萌える。
・シャリーズ・セロン姉さんがエロくていい(具体的にはエロくないのでよりエロい)。
・「人類を滅ぼすことに決めたエンジニア」に気づく要因が不明瞭。
・船長が「兵器開発用の星」と判断した理由が不明瞭。
スペースジョッキーが登場する場面でいわずもがな興奮する。
・宇宙人の宇宙船に特攻をかける3人の描き方が雑。
・シャリーズ・セロン姉さんの死に様が雑。
・「首がもげるアンドロイド」「首だけアンドロイド」というシチュエーションだけで萌える。
・ガイ・ピアースである必要はまったくない(メイクやりすぎ)。
・最後のビッグチャップ登場シーンは興奮すべき…なのでしょうが、ここはチェストバスターが出てくるところでは?という疑問もあり保留(流れ的には仕方ないので)。

というところでしょうか。

もともと「エイリアン(1979)」の前日譚として企画されつつも独立した脚本になったものとのことで、
これでいいのかなとは思いますが、SFとは厳しいもの。もっと練りこんでもよかった。
しかしとにかく映像は美しいので観ておいて損はござんせん。

ただこれだけは言いたい。
音楽がダサい。ダサすぎる。典型的な米国映画的音響。つまらない。

映画はかなりの部分音楽次第なんだなと改めて思う。

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