2007/01/23

はじめまして家二郎

あけましておめでとう。
先日ブログにラーメン二郎の魅力について書かせてもらったんだけど、
参考→ ラーメン二郎とぼく
その際ネットで二郎についてちょっと見てたら、「家二郎」という言葉があることを知った。
これは何かと言うと「家庭で二郎のラーメンを再現してみる」というもの。料理好きな私なのでさっそく試す。
二郎の特徴といえば
・豚骨スープに毒々しいほどの背脂
・ごろごろとして食べごえのあるやわらかいブタ
・カネシ醤油という二郎専用の醤油を使用したタレ
・ガシガシと食べごたえのある太麺
・盛の多い野菜(キャベツとモヤシ)
・刻みニンニク
といったものがあげられる。そこでそのそれぞれをできるだけ、しかしコストのかからないように近づけていくことを考えた簡単な調理法は後述しとくので興味のある方はどうぞ。
そしてできあがりがこちら。
20070122-iejiro1.jpg 20070122-iejiro2.jpg
どうでしょ。二郎っぽくないでしょか。盛が少ないのは私が食べきれないから。
肝心の味は自分で言うのもなんだけどかなり美味しくできた。しかも完成してから気づいたのだけど、ほとんど無化調で作ってしまった。しかしそれでも健康のことを考えて自宅でもスープは飲まない(飲めない)のであった。




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簡単なスカム家二郎レシピ
・スープと背脂とブタ
これはあえて豚骨を使用しなかった。というのも以前豚骨スープを作ったことがあるのだが寸胴を持っていないため普通の鍋で煮込んでいくとどうしてもきれいな対流が起こらず、無理やり対流を起こすために強火にしてしまうと白濁スープになってしまう、という経験から。そこで脂多目の豚バラのブロックを購入。これを長時間煮込むことによって出汁とチャーシューと脂の三つを同時に得てしまおうという横着な発想。しかし長年何度となく豚バラチャーシューは作ってきてるから味の想像はついてたので。
長ネギの青い部分、キャベツの芯、ニンニク2片、生姜2片を投入し1時間強火。野菜を取り出してさらに3時間中火。ブロックから脂をスープの中にこそぎ落としてから取り出した肉は、スープと下記の醤油タレとを50:50で合わせて一晩つけておく。スープは脂を網ですくいお玉の裏でこすって小さめにしておく。
・カネシ醤油タレ
これだけは絶対に手に入らない。そこで自家製で似たものを作る。
醤油270cc、みりん30cc、日本酒30ccと辛めにブレンドしたものをいったん煮切り(アルコールを飛ばす)そこに邪道ながら鰹ダシを追加して一晩寝かした。あえてカドを出すためと寝かす時間をへらすための鰹ダシ(ホントに邪道)。しかし味見したらカネシ醤油とはいかないもののいい感じの辛さと旨みが出た。
・太麺
なかなか問題だった。スーパーで手に入る中華麺を試してみたが細い。また太いものも平べったかったり卵が入っていて味が強すぎたり。自製しかないか…と目に入ったのが気持ち細めの乱切り生うどん。見ると食塩量が少ない。うどんは味が濃いのでまずいかと思っていたがこれは!と感じたので早速試すと、これがぴったりで驚く。固めに茹でればあのガシガシとした食感が。
・野菜とニンニク
なんてことはなく乱切りキャベツとモヤシをゆでておく。ニンニクは果てしなく小さく刻んでおく。
全部完成したら後は組み合わせるだけ。
コストですがブタバラ肉が400円、麺が180円、モヤシ35円、キャベツ半玉120円、ニンニクと調味料は全部で100円くらいかな?
合計835円でこれで3杯分取れるので1杯278円。まあ手間がかかってるんだけど、まあまあかな。でもこれを店で出したら800円超(3掛けとして)になっちゃうから二郎行ったほうが安いなー。
あくまで娯楽として参考まで^^

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