あけましておめでとう。
実はおめでたくもない。友人が癌で入院していて見舞いに行った。気の滅入る話なので疲れている人はここでやめたほうがいい。
親友というほど親しいわけでもないけれど、それでもかつて彼の作品に協力したことがある。毎日絵コンテを持って私の家に通ってきた。その頃の私を回想すれば必ず登場する存在だ。一緒にものを作った人間のことは忘れないものだ。
どうもあまりよくないらしい。一歳違いの彼が何故こんな目にあわなければならないのかとも思うし、なんて運が悪いのかとも思う。
やりたいこともあるだろうに、正直変わってあげられればとも思う。嘘じゃない。変わってあげられるものなら本当に変わってあげたい。私よりもいいものがきっと作れるような気がするから。
でもそれはできないので、私が何かをしなければならないんじゃないかと勝手に思うのだ。
彼の顔が見れてよかった。
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