2007/10/25

失敗から学べ

まったくそんなときは死にたくなる。
これ以上ないというくらい不味い料理を作ったときのことだ。
材料を買ってあったので、ふと豆腐カレーを作ろうとした。
タマネギとニンジン、ニンニクをすりおろして炒める。
フライパンで油に絡ませたスパイスを混ぜて野菜臭さが取れるまで炒める。
刻んだ市販のカレールーを加え、溶けて全体に行き渡ったら、
固形ブイヨンを溶いておいた湯を加えて煮込む。
キッチンペーパーを巻いて電子レンジで3分加熱し水切りした豆腐を一口大に切って投入。
塩コショウと隠し味の醤油を入れて味をととのえ…と、ここで気づいた。

不味い。

美味しくない。

原因がわからない。私が想像していた以上にニンジンが甘かったのかもしれない。
出来の悪い野菜ジュースにカレー粉を溶いたような代物がそこにはあった。
普段からあまり味見をしない。
変に料理勘に自信があるせいだが、今回はまったく当てにならなかった。
出来上がったのは完全に不味い料理だけだ。
どうするべきだったのだろう。生のニンジンを味見しておくべきだったのだろうか。
そんなこと商売でもないたかが家庭料理でするわけがないじゃないか。

食べ物に窮する人々に申し訳ないと思いつつ具を全て捨て、
今私はルーに追加の固形ブイヨンとウスターソースを足して煮込んでいる。
ルーだけでも無駄にしたくないからだ。何とか食べられるものにしたい。
まったくこんなときは死にたくなる。
20071024-fail.jpg この本でも買って読むか


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