ひょんなことからスケジュールが翌日にずれ込んでしまい、急にすることがなくなると飲むしかない。
連れ合いが以前から餃子が美味しいと言っていた高円寺の「飲み食い処葵」に行ってみることにした。
以前行こうとしたら急に閉店していて残念な思いをしたものだが、いつのまにか復活してたと連れ合いから聞き、いずれ行こうと心に決めていた店である。
さて高円寺は庚申通りへ。おお、あったあった。開いてる開いてる。営業中の札を見て安心して入る。
開いてるだけで喜んでしまうのは荻窪二郎だけかと思っていたが(臨時休業が多い)。
店に入ってキョロキョロしていたら店内にしまってあった看板に足を引っ掛けて、倒しつつコケてしまった。通常ならコケるだけだろうに、この図体なので引っ掛けたまま歩いてしまい思いっきり倒してしまった。店員と他の客に謝ると、そのお客さんが「どうせ今日で終わりだからぶっ壊して大丈夫だよ!」と。
?
ギャグかな?
ギャグじゃなかった。なんと恐ろしい偶然。実は今日で再閉店とのこと。店員さんに聞いてみたら、もともと仲通りにあった店らしいのだけど、拡張のため庚申通りに移転したが、前回も閉店、今回もまた再閉店と、なかなか激動の波に翻弄されているようで。
しかし完全閉店ではなく、来年の春には仲通りで再々開店するとのことで、なんでかホッとした。
餃子を注文したら、さすがに最終日の夜とのことで仕込みをしておらず、最後の三個だった。この店の最後の餃子を食べるのが初来店の私なのは恥ずかしい…と思っていたら、最後の一個三分の一食べたところで連れ合いに残りを奪われた。最後は私ではなく君だったのだね。餃子は大振りで、味付けはかなり本場的(メニューから推察するにシェフは台湾の方かな?)。みっちり詰まった具と厚めの手作り皮は昔香港で食べたそれに近い。美味しかった。できればもう少し食べたかったけど。
瓶ビールを傾けながら炒め物を数品頼み(美味しい)、しかしなんだか餃子が食べたりなかったので、ここで店を失礼して、荻窪に戻り餃子居酒屋「とりこ」へ。
ニンニク入り餃子二枚と海老餃子一枚。それにぬか漬けと厚揚げ焼きを頼んでもちろんビール。
こちらは小振りの薄皮タイプでビールにあう。美味しい美味しい。
そんなわけですっかりニンニク臭くなって帰宅したのであった。
神が創りたもうた料理 餃子
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