スカムポットは生き物の情報が好きだ。たぶん脳が子供時代から発達していないのだろう。
特に水棲生物がたまらない。今ではすっかり(?)知られた 地球最強生物クマムシ の存在も数年前から気になっていて周りに熱く語ったものだ。痛い話だ。聞かされた皆さんごめんなさい。
まずはこの写真を。
大きさは数メートル、最大のもので12メートル。
怖そうでしょう。しかし彼(または彼女)は「ジョーズ」ですっかり悪者となったホホジロザメではない。
彼女(または彼)の名前はウバザメ。英名をBasking Shark。
体長はかなりデカい。有名なジンベイザメについで2番目に大きいとされている。
彼(または彼女)は実はすごくおとなしいそうだ。何しろ餌はプランクトン。次の写真。
この姿、大きな、大きすぎる口に驚いてしまうが、実はこれは必死に口を開いてプランクトンをかき集めているのだ。なんとけなげなことだろう。英明をBasking Shark。その意味は「日向ぼっこするサメ」で、水面近くに来て一生懸命プランクトンを食べている姿からだそうだ。聞けば聞くほどかわいいやつだ。
しかし外見がホホジロザメに似てるため、たまに海岸に現れると大騒ぎになるそうだ。不憫で涙が出る。
そう考えてもう一度一枚目の写真を見てみよう。なんだかよく見ると目が優しい。間違いなくいい奴だ。
見た目に惑わされず本質を見抜くのは難しいものだ。
ちなみに悪名高いホホジロザメ。確かに彼女(または彼)は最大の肉食魚であり海の生態系の最上位に位置している。が、だからと言って彼(または彼女)が悪者かというとそうとも言い切れない。彼らもまた絶滅の危機に瀕している。もちろん隣を泳ぐ気にはならないけど。
サメは4億年以上生き延びてきた種で(恐竜でも2億年いかない人間なんてたかだか30万年)海の生態系の重要な役割を背負っている。尊敬しよう。と決めた。
今一番の関心事は絶滅した最大の肉食鮫メガロドンの生存可能性について。考え始めると夜も眠れないので昼寝します。次は昼に考えよう。
ウバザメやジンベイザメと一緒に泳いでみたいなぁ。
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