2006/07/06

FIFA WORLD CUP GERMANY 2006 SF#2

POR:FRA 0-1

まるでジズーのために開催されたW杯のように、すべてがフランスのために動いている。ここまでくるとわざと二位通過したんじゃないかとさえ錯覚してしまうのだが、それくらいフランスは順調だ。
やはりここでもDF陣の集中力が注目される。フランスはもちろんポルトガルも以前のイケイケフットボールではなくバランスを重視。(腰抜けアジア勢の「慎重」なゲーム運びではなく、もっとアグレッシブな守備だけど)
スコラーリはもっと意地汚くフランスを操ろうとするのではないかと思っていたけど、実際にはとてもクリーンな戦いで見ようによってはちょっと間延びもしてしまったものの、嫌いな試合展開ではない。ポルトガルにもいい攻めはあった。やはり今大会はいい試合が多い。
PKを獲ったアンリの動きはさすがである。PKを決めたジズーもさすがだ。ジズーのPKを取れこそしなかったもののきちんと読んでいたリカルドには涙。
誰もがこの祝福されたフランスの優勝を考えるかもしれない。私ももちろんそれを期待はするが…W杯のドラマは多くの場合残酷だ。「ジズーが最後に優勝をもぎ取ったW杯」となるより「ジズーがぎりぎりで優勝できなかったW杯」となって涙のジズーの画。そのほうがこれまでの歴史を振り返ってみてリアルだと思いはしないでしょうか。どうでしょう(^^;)


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