2017/10/04

小笠原渡航記4日目 9/29

7時朝食。今日も美味しい。当然食べすぎる。
軽くゴロゴロしてからレンタカー屋へ。今日もノンパワステのミニキャブ。慣れた。
今日は特に予定を決めていないので適当に過ごしてみる。

生協で水を買い、隣の土産物屋で初めて水中カメラとやらも買ってみる。
買い物が終わったらキレイと噂の釣浜へ。近くまで車で行きジャングルを数分間かき分けると着いた。
ここも入り江になってるが目の前は兄島との間の外洋。出すぎると流されてしまうので気をつけよう。
準備できたら入水。
ほう。キレイなー。やはりサンゴがでかい。
アオウミガメ発見!私の姿を見てイヤだったのか外洋に去って行ってしまった。
でも後ろ姿はかわいい。入れ違いに1メートルほどのサメが来た。
この辺りのサメは攻撃しない限りはおとなしいと聞いていたのでじっと見ていたが、
やっぱりその姿はなかなか怖い。でも泳ぐ姿は美しかった。
浅瀬に泳いで行ったのでその後もちらちらと周りを気にしてしまう。
出たり入ったり休み休み泳いでいたらあっというまに2~3時間経ってた。腹が減った。

いったん大村に戻ってカレーを食べる。メカジキフライのカレー。妻はグリーンカレー。
運動してるときはホントにカレーが美味い。
食後に一服したら今度は境浦に行ってみた。
ここは濱江丸(ひんこうまる)という太平洋戦争時の輸送船が沈没している。
70年もそこにあり、シュノーケリングで数10メートル泳げば行けるとのことで楽しみにしてた。

さて上の駐車場に車を止めたら裏までおりる。結構おりるな。
おりるということは帰り登るのか。デブにはなかなかつらい作業だがやむをえない。
トイレと屋根付きのテラスがあった。準備していざ突撃。

あれ、あんまり透明じゃない。砂浜のせいか結構にごってる。砂浜なのであんまり魚もいない。
まあ沈没船まで行けば…行けば…行けば…。
風が浜に向かって吹いているので波のせいでなかなかつかない。時々顔を上げながら沈没船を目指す。
なかなか近づかないな。がんばろう。
ものすごく近づいた。さびた沈没船が海面から出てる。
感想はこうだ。「怖い」ひたすら怖い。当たり前だがでかいサビサビの艦橋部が近い。
結構迫力があってなかなか怖いのだ。潜ってみると…うっすらとこれまたでかい船体が見える。
透明度が低いのでうっすらとしか見えない。もっと近づけばよく見えるのだろうけど、
はっきり言って怖いのだ。人によっては全然怖くないのだろうけど、私は怖い。びびった。
ふと振り返ると妻がついてきていない。浜にもどっているようだ。トラブルかしら。
私も怖いので戻ることにしたが、これまたそれなりに遠い。今度は波に押されて帰るのでまだいいが
景色がきれいなわけではないので余計に遠く感じた。
シュノーケリングで沈没船だなんてなかなかないので非常に貴重な体験なのでしょうが、
完全絶対究極反戦派の私としては怖さしか感じず、びびってしまった。なんとか写真だけは撮れた。

ヘトヘトになったので枝サンゴがキレイと噂の製氷海岸に行ってみようと思ったが、
どこから車で入ったらいいのかわからなかったので断念。誰かに聞いておけばよかったね。
初日に行った宮の浜に再チャレンジ。もういちどイワシの群れをみたかった。

宮の浜は駐車場が近いのでありがたい。さて3度目の入水。
イワシいたいた。いつもいるのなキミたちは。初日より奥のほうまで攻める。
妻はエイをみつけたそうでうらやましい。サンゴはここもきれいででかい。
時間が遅めだったからか人気もなくゆうゆうと泳げた。
最後にサメになった気持ちでイワシの群れをかき分ける。迷惑だろうが楽しいんだすまない。

さすがに3か所で泳ぎ倒すと運動不足の中年の身にはこたえる。
長崎展望台までドライブして景色を見る。落ち着いてみるとこの島は本当にジャングルだ。
本土のように戦争中に木を刈りきってしまい間に合わせに杉を樹林しまくった森ではなく
もともとの木が好き勝手に育ち放題。大昔の日本もこんなだったろうなと思いつつ、
またここから落ちたら絶対に死ぬな、死体も見つかるまいな、などと考えつつ景観を愛でる。
車にガスを入れたら初日に引き続きウェザーステーション展望台へ。
父島北部の西端にあるここは一面海でまさに絶景。少し雲が多くて日没は見づらいものの、
夕焼けはただただ美しい。
レンタカーを返して18時夕食。夕食後少しダラダラしたらまた飲み屋に行って島ラムと亀煮。
ここの店の亀煮のほうが亀肉っぽくて私は好みだった。酔っぱらったのでふらふらと帰る。
(つづく)






 

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