7時起床して朝飯。美味しい。食べ過ぎる。
8時過ぎ出発。生協で昼飯(おにぎり等)買ったらツアー集合場所へ。
ドルフィンスイムとホエールウォッチングと南島見学ツアーがセットになった1日コースに参加。
3点セットは貸してくれる。自前のよりよさそうだったので借りることに。
酔い止め1錠飲む。バスで港の青灯台まで移動してクルーザーへ。
参加者は12~13人くらい?若者からお爺ちゃんまでいた。
さっそくクルーザーは沖に出航。お姉さんから注意事項など説明を受けてるうちにイルカ発見。
船長の指示に従い後部から次々と海に入るのだけど、その指示が実に海軍的。
「いた!行け行け行け行け右!右!右の下!下見て!右!」
皆従順に指示に従いあたふたと入水。
イルカいた。2~3頭でスイスイ泳いでいく。当然追いつかないのでまかれたら船にまた拾ってもらう。
船1艇につき1つの群れに5回しかトライできないルールらしい。
イルカの先に回っては「今だ行け行け左左!左!もぐった!下見て下!」あたふたあたふた。
5回中4回入ったが4回ともイルカ見れました。野生のイルカを追うので結構あたふた。
とにかく透明度が高いのでちゃんと見れる。当たり前だがイルカは優雅に泳ぐなあ。こちとらじたばた。
そうしているうちにちょっと酔ってきた。さすがに小さい船は揺れる。波も高かった。
次は南島に上陸するというので「頼む早く陸地に着いてくれ」と願うばかり。
リバース寸前だが南島に近づくととにかく美しい景色。景観のおかげでなんとかもった。
11時頃南島到着。ここは認定自然ガイドがいないと上陸不可らしい。
定められたルート以外は立ち入り禁止。1日あたりの入島人数は100人まで。上陸時間は2時間以内。
といろいろルールが決まっているらしい。また船も1艇ずつしか岸につけられないので順番に入るしかない。
船から上陸してガイドさんについていく。道は決まっていてそれを外れてはいけない。
歩いていくと砂地が出てきて、紅の豚のポルコの秘密基地みたいなとこについた。
ここはアオウミガメの産卵地らしく、卵の埋まってるとこには棒が立てられてた。
夜中から早朝に産まれるらしいがなぜか間違って昼間に産まれた子が砂地をさまよっていた。
星を目安に海を目指すそうだが、今は真っ昼間。完全に迷子になってる。
助けてあげたかったがガイドさんによると「人が助けるのはNG」とのこと。皆泣く泣くその子から離れる。
1000匹中3~10匹くらいしか生き残れないそうだ。厳しい。
他にも1000年前に絶滅したヒロベソカタマイマイの半化石が大量に、それはもう大量に砂の上に転がってる。
1000年も前にいなくなったのに殻だけこんなに転がっているのは不思議で仕方がない。
持って帰るのは禁止とのこと。
その後は本来ホエールウオッチングの予定だったが、当日かなり海が荒れていてどうやら
マッコウクジラが見つからないとショックな情報。船酔いがひどい人たちをいったん岸に戻して
最終判断をするも、今日はやはりマッコウクジラは断念ということだった。
悲しい。仕方ないが悲しい。
とりあえず兄島の海域公園に向かい昼食を食べ、その後スキューバダイビング。
魚が集まってきていてきれいな海中景色を楽しむ。
残り時間さらにイルカを探しては潜るも、私はちょっと疲れてしまい海面からイルカを眺めるにとどめた。
クジラを見せられなかった船長は叫ぶ。
「今!右!右!潜った!下!早く行って!行って!お願い!」
責任感にあふれた良い仕事だと思うが、潜らない時に聞いてると笑ってしまう。
疲れてとても眠い。酔い止めが効いて船酔いはしなくなったのでうとうとする。
16時過ぎ青灯台に戻る。返す返すもマッコウクジラが見れなかったのは悲しい。仕方ないが悲しい。
一服してから青灯台から宿まで歩いて帰り、夕食を食べたら外に飲みに。
港で村の皆さんが 南洋踊り という踊りを披露していた。簡単な部分を教えてくれていたので
夫婦で競うように覚える。何となく覚えた。これで私も南洋踊り伝承者だ。
2軒はしごして島ラムを飲む。亀の煮込みを食べて酔っぱらったら
佐藤商店でアイス買って帰って寝る。
(つづく)
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