2012/08/22

【スカムポットの法則】わかるわからない

人はものごとを知ることで精神的な成長を続けます。
すこしものごとをわかってきた時は、とても危険です。
少ないものさしで、すべてのものごとを計ってしまうためです。
かなりものごとをわかってきた時も、それなりに危険です。
ものごとを、単純に計ることができなくなってしまうためです。

2012/08/21

ずるいよ邪鬼

皆さんおなじみの横山光輝著「伊賀の影丸」ですが、
主人公が伊賀忍者影丸なのはタイトルから推して知るべし。
さわやかな顔だち、多彩な技、どれをとっても主人公。
しかし子供たちの心をわしづかみにしたのはやはり
ダークヒーロー甲賀七人衆、阿魔野邪鬼(あまのじゃき)ではなかったでしょうか。

阿魔野邪鬼はそれなりに強いです。
生半可な技では倒すことはできません。
しかし阿魔野邪鬼自身がすごいキメ技を持っているわけではないので、
集団戦法(リンチ)やものすごいキメ技の前にあっては、
邪鬼は倒されてしまいます。
倒されてしまうばかりか殺されてしまいます。
死にます。
死んでしまいます。

しかし。
ここで終わらないのが阿魔野邪鬼。

邪鬼は、
3時間くらいすると、
ほっておくと、
そのままにしておくと、


生き返ります。

すごい技です。

そして邪鬼は生き返ると、前に殺された際の反省を生かして、
必ずその相手を倒すことができるのです。

ずるい。
真剣勝負の忍者対決の中にあって、
復習のできる阿魔野邪鬼。

しかし敵対することもあれば、時には手助けしてくれたりする邪鬼を、
子供たちは嫌いにはなれなかったものです。

でもあえて言います。

ずるいと。
ちなみに自称200歳

車備忘録 20120728

2012/07/28
フジロック・花火旅行前に空気圧チェック(窒素ガス入れてるのでタイヤ館にて)のついでに
購入以来ずっと調子の悪いAT(1速->2速の変速ショックがでかい)のATFをチェック。
まあおそらく交換したことはないであろうATFですのでそれなりに汚れてる。
4Lだけ交換してみることに。
ATFは設備がないと全量交換は無理なので、ちょっとしかキレイにならず。
ショックも特に変化なし。
キレイになっても調子がよくなるかどうかわからないのがATミッションの怖いところ。
そういうものとあきらめて、もう何回かATF交換してみます。
古い軽自動車なのでまあ変速ショックは仕方ないんでしょうけどね…。
添加剤入れてプラシーボ効果を期待したほうがいいかしらん。病は気から。

2012/08/09

花火の後は大混雑

昨年は震災の影響などもあり夏の花火を観れなかったため
11月まで花火が観れませんでしたが、今年は夏花火行ってまいりました。
今年は山梨県は市川三郷町で行われました 神明の花火大会 に参加。
6月中に市川三郷町役場に問い合わせして有料観覧席もおさえておきました。

11:30 東京出発。今回も愛車ミニカトッポにがんばってもらいます。
12:15 調布ICから中央道へ
13:30 談合坂SA(下り)で昼食。なんとなく伝説のスタ丼。連れ合いはカレー。
談合坂ドッグの人形の写真など撮っていました。一服。
15:00 一宮御坂ICを降りて甲府市内へ。
15:30 ホテル談露館にチェックイン。
知らなかったのですがこのホテル創業125周年の老舗ホテルだそうです。
どおりで格調あるホテルだったわけです。とても快適でした。
17:00 ちょっと休憩して浴衣に着替えていざ出発。
17:41 甲府駅から身延線に乗って花火会場の市川大門駅へ。
18:30 現地着。田舎ヤンキー少年たちに馴染みのない連れ合いは
その一挙手一投足に笑いをこらえられないようでした。
こちとら元田舎ヤンキー少年ですので、なにやらほほえましい。
10分ほど歩いて川岸に着いたら、ビールとつまみを買って有料席に移動。
川岸の階段ブロックを利用しての席でした。なるほど。

19:30 ハローキティと市川三郷レンジャー(どんどん・ぽんぽん・にんにん)に囲まれた
お偉いさんの挨拶とともに花火大会開始。
川の反対側が打ち上げ場所らしい。近い。

音楽にあわせて打ち上げたり(J-POPはいまいち。インストだとすごくよかった)


二尺玉が何発もあがったりで(でかい。近いのでよりでかく感じる)


まったく楽しめたというものです。
前回の長野の花火のほうが近いという点ではより近かったのですが、
あれは少々「怖い」という印象もあったので、今回はより花火を純粋に楽しめた感じ。

とにかくいつも東京都民として思うのが「花火は地方に限る」ということ。
やはり都内では制約がきびしいので(もちろんあれはあれで楽しいのですが)
一度でも地方の花火を観てしまうとやめられなくなってしまいます。
そして地方で花火を見る際の鉄則は「有料席を買うこと」でしょうか。
何しろどこが穴場かなんて知りませんから。

21:45 途中打ち上げトラブルなどもあったようですが花火大会終了。
大変に堪能いたしました。駅までふらふら飲みながら食べようと、
甲州とりもつ煮と甲州地鶏のから揚げを購入。
22:00 駅に着いてみると、そこはとんでもない人の列。
よくよく考えてみれば臨時電車はあるものの、4両編成の身延線で
地元民+車での来場者あわせて20万人をさばこうってんですから当然といえば当然。
並ぶしかないので一生懸命並びます。

後ろに並んだ女子中生らしき女子たち。永遠に文句を言ってる。
まさに永遠に文句。文句が永遠。終わりのない文句。Endless Monk。
よくまあそれだけ文句言えるなあと思いながらひたすら並びます。

23:10 何とか電車に滑り込む。このころになると足が痛い。
普段はきなれない草履で長時間並んだりしたもんだからふくらはぎも痛い。
しかし連れ合いもつらそうなので平気を装ってみたりもしましたが失敗。
励ましあいつつ各駅停車でじわじわ進みます。
23:50 甲府駅到着。電車から降りると少し気が楽に。2時間近くかかりました。
疲労困憊で飲みに出る元気もなかったので、酒と菓子を買ってホテルに戻る。
ホテルは温泉があるのでここで疲労回復。硫黄泉の透明な湯ですべすべ。
このあと飲みながら五輪サッカー代表の試合を観ていたら、負けて気分を害したのは別の話。
27:00 就寝。

8:30 起床。朝食へ。
朝食は和食。連れ合いは洋。このブログで100万回も書いてきましたが、
私はホテルや旅館の朝食が果てしなく好きです。満腹。

11:00 ちょっとゆっくりしてからホテルをチェックアウト。
11:30 甲府駅で「甲州とりもつ煮弁当」 を土産に買おうと思ったら売り切れでガックリ。
持ち帰り用のとりもつ煮パックで傷ついた心を癒します。

12:30 昼食を連れ合いが探してくれた吉田うどんとやらが食べられる
吉田うどん専門店うどん屋源さん」へ。
吉田うどん。初めて食べました。
加水率の低い極太のガチガチに腰のあるうどんを、甘辛く味付けした肉と
味噌だしか煮干だし(これは源さん特製らしい)でいただくもののようです。
暑いので「つけ」で「煮干だし」でいただきます。

こんなんきました。これは「肉天ぷらつけ大盛」です。

玉ねぎのかき揚げとキャベツの茹でたのが乗ってます。
これで820円は安いかも。
ぱっと思い出したのがラーメン二郎のこと。すするのではなくワシワシと
麺をむざぼるスタイルはとても似てます。とはいえ豚肉入り煮干だしなので
かなりあっさりとしていて食べやすい。かなり美味しい。
また甘辛い薄切りの豚肉がよく絡みます。美味い。また満腹に。

14:00 早めですがお腹もくちいことですので帰宅の途につきます。
談合坂SA(上り)でまた休憩してひたすら中央道を東へ東へ。
17:30 帰宅。とりもつ煮を冷蔵庫に、洗濯物を洗濯機に入れて旅行終了。

あまり詰め込みすぎない旅行でしたが、正直最近はこれくらいのほうが楽しい。
理由は簡単。すこぶる体力が落ちているからなのですが、まあ年相応ということで。
今回の走行距離は260km。
昨年の東北旅行以来500km以上移動しない車旅行は楽に感じるようになりました。
慣れというのは恐ろしいものです、といったところでどっとはらい。

2012/08/02

火の鳥 フジロック編


フジロックフェスティバルでは
1日数万人ものロビタが入場しては各ステージへ送られていった

それ以上のロビタの入場は無理だった
ほかのロボットやアンドロイドとちがい
ロビタの入場ははっきりいって純粋なアンドロイドより
土日のチケット売切になりつつあった

これらのロビタは比較的いろいろな音楽鑑賞に従事した
たとえば Explosion in the Sky などの
ポストロックのよりわけや検査
ときには井上陽水やtoeなども観るのだった

ただロビタの体力はロボットとちがって人間のように疲労を訴え
昼寝が必要なので能率はそれほどよくなかった

At the Drive-In と The Mars Volta のちがいは
たとえばこういう点だ
The Mars Volta のオマーは音楽に対してこう答える
「うひょーおりてきたぜー」
しかし At the Drive-In ではときによってこう反発する
「なんか再結成したけどあんましやる気ない」

それがある主人にとっては
がまんのならない無気力に聞こえ
ある主人にとっては大好きな曲が聴ければそれでよかったりするのだ

そしてその無気力さが
帰り道の愚痴っぽくも盛り上がる話題なんかに
役立つのだった


今年は最終日だけ参加しました。
5:00出発~9:30現地着+テント設営
ビール~タレカツ丼+ビール
GALACTIC聴きながら朝寝
toe
マッコリ~ビール~焼酎水割~ビール
井上陽水
ソーキ丼~ビール
Explosion in the Sky
コステロ最後+RADIOHEAD頭
At the Drive-In
タレカツ丼+レッドブル
ここで限界到来してテントに戻って就寝
もう若くないのでガンガン行けません
翌日は7:00起床+テント撤収
朝食にタコス+水分
9:50日帰り温泉+昼食
12:30再出発~帰宅

Explosion in the Skyは出だしもたついたけど
日が落ちた後半あたりから尋常じゃなくよくなった。
White Stageは夜のほうが音がいい気がする。
井上陽水ははんぱなくよかった。名曲ぞろいで圧倒される。
At the Drive-Inはこれも名曲ぞろいながら、
オマーのやる気のなさに違和感感じまくりでなんか不安に。
まあこれも再結成、フェスの醍醐味かもしれませんが。

インド人サーカス観たかったけど体力的にもたなくて残念。
B型ですから疲れたら迷わず帰ります。
私はこれで夏フェスは終了か。次は秋だなぁ。
それにしても暑かった。あんなに雨の降らないFRFは珍しい。