4月2日(土)に予定されておりました目黒区でのお花見ですが、
幹事連のご意向・ご検討により、先週発生しました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震とその影響なども考慮しまして、中止とすることが決まりましたのでお知らせします。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、
そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
花見というのは古来では祓いのための神事でした。
開花は山の神が降りてきたしるしであり、
また桜の語源の一説には「さ」「くら」として
「さ」=山の神・田畑の神
「くら」=神のおわします座
すなわち神座(かむくら)の意味があるとも言われています。
その他にも陰陽道などでも、陰の気を持つとされる桜と、陽の気である宴会とが対になる行事として捉えられてきました。
まだこれから復興しなければならないこの国は今、本来の生活を営むためのケ(褻)が枯渇した状態、ケガレ(褻枯れ=気枯れ)の状態にあると思いますが、正常なケを確認するための神事としてのハレ(晴れ)である花見を中止しなければならないことは大変残念です。
正式なお花見はまた来年改めて行うとして、また別途ハレの行事として、最小限のものを持ち寄っての花見の小規模開催などを、改めて検討してみたいと思います。ご共感いただける方はぜひご連絡ください。
何卒よろしくお願いいたします。
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