羽田から1時間半、14:00函館空港に到着したらバスで函館駅へ。
おー函館駅
さっそく腹ごしらえだ。
塩ラーメンが大変に好きな私は、函館で函館塩ラーメンを食べてみたかったのです。
いそいそと調べておいた函館駅近くのラーメン屋に…ありゃ「本日は終了しました。」
なんとも出鼻をくじかれた。しかも靴紐は結んでも結んでもほどけてしまう。
もしかして今回はマズイ旅か…しかし気を取り直して、市電に乗って五稜郭公園駅まで移動。
雑誌に乗ってた五稜郭公園の近くの店に行こうと思いましたが、連れ合いが地元パンフで見つけたお店も発見。
むー。どっちだ。どっちに入ればいいんだ。どっちがうまいんだ。どっちなんだ。
今日は私は悪い日かもしれないことを踏まえ、地元パンフと連れ合いの食のカンを信じて「中華あじたか」さんへ。塩ラーメンを注文。
こんなんでてきた
うまい!うまいわー。味薄めなんだけどもひたすらコクがある。ダシの味だけで勝負したようなステキ塩ラーメン。逆張りが見事にハマりました。ああ美味しい。
さあ小腹も満たされたし活動活動。
それでは天気も良いことですし、五稜郭タワーに登りますか。
テレビCMではこれがロボに変わる
登ってみると函館の町と五稜郭が一望。
五稜郭はこんな感じ
五稜郭の成り立ちと歴史の説明もあって歴史館をかねてるのね。
建設にいたる流れとその後の箱館戦争(誤字ではない)終結までがよく勉強できた。
戦艦「開陽」が座礁して沈没する様を悲しそうに見る土方さんのミニチュアに涙。
そうしているうちに日が沈む。
おおー美しい。
反対側の函館山もまた美し
ふと気づくとカバンを持ってないことに気づく。今日は本当に私の日でない(It's not my day.)ラーメン屋までダッシュして回収。とほほ。
気を取り直して五稜郭の中にも入ってみる。ここは本当に前から来てみたかった場所なのでテンションはいや増しに増す。
ほほうあなたが五稜郭を設計した武田斐三郎さんですね
顔だけ出っ張ってるから触られてピカピカですね
箱館奉行所は復元されたものだそうな
土塁に上って眺めてみれば、タワーもライトアップされて
夕日とのマッチングが最高
さあ日も暮れてきた。函館の夜といえば有名なのは夜景。
ならばと函館山に取って返す。市電に乗ってガタゴトと移動。
デブには苦しい坂道をぜいぜいと登りロープウェーへ。さあ登ろう。
そこにはすばらしい夜景がありました。
それでは函館山から見た美しい夜景をどうぞ。
どうです。写真では伝わりにくいのですが、脳は飽和状態。
また、たまたま中秋の名月の翌日ということもあって月がまた美しい。
月に照らされる凪いだ海原は、まるでゴムマットのようにぬめりとしてました。
こんな景色見たことない。
けっこう長い間景色を見てましたが、気づけば20:00。
塩ラーメン以来何も食べずにウロウロしてたので腹が減る。そしてそれよりも喉が渇く。
よっしゃ。酒だ酒だー。酒持ってこーい。
というわけで、いそいそとロープウェーを下りまた市電でガタゴト。
函館駅前に着いたら、いくつか候補はあったものの見た感じと口コミサイトの点数を参考に「弁財船」さんへ。どうも地元の人が行く店らしい。そういう店は間違いないものだ。
入ったらカウンターがギリギリあいててラッキー。
座ればもちろん「サッポロクラシックの生」でしょう。北海道来たらこれしかない。
久々に飲みましたが歩き倒したのもあいまってうまいうますぎる。
この苦味あるビールが東京でもカクヤスで買えたらいいのに。
それでは注文…と、生イカとホッキ貝が終わりですと!?なんと残念。やっぱり運のない私。しかしくじけずに注文します。
函館といえばホッケ、あと今が旬のツブ貝の刺身
ビールをジョッキで二杯あおったら日本酒に切替。
ホタテメンチなんてのもこれがまた酒にあう
男山の大辛口「国芳」きゃーうまい。すかさず国稀酒造の「国稀」これがさらにうまい。地の酒を飲むのが礼儀と言いますが、単純にうまいので素直に、そして大量にグビグビ。
そして楽しみにしてたこれを注文。
イカゴロ焼き
ゴロはイカの肝のこと。
こちらではイカ焼きの上にあぶったゴロとゴマを乗せていただくらしい。
これが死ぬほど日本酒にあう。それはもう死ぬほど。だからどんどん飲む。国稀を飲む。
気がつけばお店には常連さんたちの姿はなく私たち二人だけ。お礼を言い言いお店を後にすれば、そこは道南とはいえ北海道の夜。ベロベロに酔いながら、とんでもなく寒い町中をヨロヨロとホテルに向かうのでした。
ホテルに戻ったら最上階の天然温泉に漬かって、寝酒にもう一杯。
いつの間にやらベッドに転がっていたということです。ベロロン。
(2日目に続く)
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。