2010/08/31

今週末は軽快に働+飲

仕事と高円寺阿波踊りビールで8:2くらい。
他には何もありませんでしたが、たいへんに充実した週末でした。
なのに今また月曜から気分的にはビール飲みたい。
しかし…

そうだそうだ!
飲んで早く寝て早朝からやるかい?どうだい?どうなんだいアタシ?

2010/08/25

【スカムポットの法則】水たまり論

人の心は水と同じです。
意識しなければ低きに向かって流れ、意識しなければ低きに溜まり続けます。

2010/08/14

【今日の映画】第9地区

海外では大ヒットした映画ですが日本ではどうもいまいちだったこの映画やっと観れました。
製作のピータージャクソンが「あーオレもポールバーホーベンのスターシップトゥルーパーズみたいに人がちぎれたりするSF映画作りたいなー」と言ったかどうかはまったく定かではありませんが、基本的にはそういう映画です。

しかしなかなか面白かった。

いろいろな映画へのオマージュが垣間見えて、ピーターにしろ監督のニール・ブロムカンプにしろ映画好きながらタランティーノのようなスケベ心はなく純粋に作られてて好感。
第5惑星」的な異種間友情だったり、「ザ・フライ」のような宇宙人「エビ」だったり、ミサイルを発射したら「板野サーカス」だったりと、SFやアニメが好きな人間としては盛りだくさんで満腹感ギッシリ。

最後のシーンで完全にエビと化した主人公が、ゴミの山から造花を作り愛でるシーンは大変によい。まるでチャップリン映画のワンシーンのよう。

有名な役者など一人も出ていないが、そんなもの必要ないことを深く感じさせてもらえます。映画ってやっぱりプロットなんだなと。
この映画は監督の自作短編映画「アライブ・イン・ヨハネスブルグ」の自己リメイクなんだそうな。それも観てみたい。

2010/08/11

【今日の映画】禁断の惑星

久々に観ました。この映画1956年の「禁断の惑星(原題:Forbidden Planet)」は、
SF映画の大大大金字塔といえる作品。大好きな映画なのでDVDが欲しいと思いつつはや数年。ふと深夜テレビをつけるとやっていたので最後まで観なおしてしまいました。

・2200年代の宇宙移民時代
・惑星アルテア4への移民団の生き残りは博士とその娘と一体のロボット
・アルテア4の高度な科学を持ちながらなぜか滅亡したクレル人
・クレル人の残した知能を倍増させる設備とその効果
・イド(羅:id/独:Es)の怪物の出現と殺人

キーワードはこんなもんでしょうか。あーSF、もーSF。
SF好きにはどうにもたまらん文字列ばかりです。はーSF。

映画ファンSFファンなら多くの人がしっている今作ですが、もちろんすでにこの映画の影響は完全に定着しているので、いちいちこの作品を観る必要などはないかもしれません。
しかしこれまた有名な「SF映画内におけるロボットの描写」の先駆けとして登場した

ロビー・ザ・ロボット

はこの映画でしか観ることはできません。
(実際には「続・禁断の惑星」へのカメオ出演をはじめ、数作パロディ的に登場していますが)

決して人に危害を加えないロビー(この映画公開6年前に刊行されたアシモフの「われはロボット」にて示されたロボット三原則を守ってる?)が、そのルール故に放電しながら機能停止するシーンはロボ涙ものです。でも最後にはロビーは一緒に地球に連れて帰ってもらえる(後ろで人に囲まれてなごんでる)ので、ちょっとホッ。

ちなみに長年気づきませんでしたが、この主人公である艦長実はレスリー・ニールセンだったのですね。まだまだ私は映画ファンとは言えないなぁ。



前を向いて歩こう

本日ちょっとした問題が起きましたが、へこたれずに常に前向きでありたいものです。
どれくらい前向きでありたいかというと、



これくらいはなんとか前向きでありたい。



2,000人いればなんとか。

2010/08/04

【今日の映画】スキャナー・ダークリー

SFが好きです。この映画は名作ながら映像化困難と言われていたディックの「暗闇のスキャナー」を ロトスコープ 技術で映画化したもの。
中学生の頃懐かしのサンリオSF文庫で原作は読んでましたが、そのストーリーを思い出しつつ映画を観ました。
アンフェタミン中毒者で何度も自殺未遂も起こしているディックならではのドラッグを題材にしたSFなのですが、さすがに経験者、救いようがない。
捜査官である主人公がおとり捜査のために薬物中毒になっていくのですが、他者からの認識を混乱させるスクランブル・スーツの着用もあいまって、自分で自分を捜査する過程で次第に自分を見失ってしまうのがこの物語のキモ。
何のために自分がそれをしているのかわからないまま、他者の意思とドラッグ「Substance D(物質D)」に操られ(しかもそれを自分が選択したこととされる)、その先には救いようのない結末だけ。大変な傑作ですが、最初は抵抗のあったロトスコープの効果もあわせて、なかなか観れる映画でした。

しかし個人的には全編ロトスコープじゃなくて、ポイントによっては実写のほうがより効果を出せたと思うのですが(特にラストシーン)、まあそういう映画なのであまりやいのやいの言わないほうがいいのでしょうね。
今原作読んだらその後の経験もあるので20数年前とはまったく違った読み方ができそう。
読んでみたい。





2010/08/03

【スカムポットの法則】欲求と獲得

欲するものを手に入れるのが難しいことは言うまでもありませんが、
たいていのものは実際にはそれを欲していない時に手に入ります。
そうしてそれを意識的にせよ無意識にせよ逃してしまってからでは、
再び手にすることはさらに困難なものです。

2010/08/01

フジ式

まさかこんな所に フジロック がいるとは思わなかった。
ぼくはたまたまこの苗場に泳ぎに来て
フジロックに左腕を噛まれてしまったのだ。


朝4時半起床。シャワーを浴び準備をしたら6時にレンタカーを取りに行く。
同乗者が集まったら7時半出発。環八から関越自動車道へ。
途中高坂SAで止まると仲間と偶然に遭遇。見た目没個性な私をよくもまあ見つけるものだと感心。さらに進んで赤木高原SAで休憩。また遭遇。さてはつけてるな。なんつて同じ場所に向かってるのだから当然ですか。

もしもしこの近所に音楽はありませんか。
ぼくは必死になって音楽を探しているのです。
するとお前さまはビールを探しているのだね。
あなたに義侠心というものがあるならぼくを苗場へ案内してください。
なるほどきみの言わんとする意味がだいたい見当がつきました
きみはこう言いたいのでしょう。ビールはどこだ!
悪質な冗談はやめて下さいぼくは死ぬかもしれないのですよ。
ほらぼくの顔はだんだん蒼褪めていくではないですか。
ねッおしえて下さいビールはどこだ!

着いたらすごいことになっていた。例年にない駐車場ゲートまでのリストバンド交換の列。
ひたすら待ちながら買ってきてもらった乾杯ビールのうまいこと。
この時は少し晴れていた。シートを敷いて椅子を置いたら飯とビールを買ってきてもらってうは。タレカツ丼うまー。腹がくちくなったらちょっと寝る。しあわせ。

そうだオレンジコートに行けばザッパがあるかもしれない。おおそうじゃ。
なんて歩きづらい道なんだろう。
これではぼくの気持ちはますますあせるばかりではないか。
よしこうなったら徹底的に飲むぞ。いやこの場合テッテ的というのが正しい文法だ。

行きしなtoeを2曲見てtoeはいつでもかっこいいなと思いつつオレンジへ。
ヘブンではTHE ENTRANCE BANDが轟音。ながめつつ移動。
オレンジ到着。ハイボールを買ったらうまい。ザッパを聞きながら調子に乗ってもう一杯。さらにもう一杯。さらにさらに調子に乗ってラムコークとワニの串焼きを買ってかじる。
酔ってきた。すると急に豪雨が。豪雨の中ラムコークを飲みつつ音楽を聴く。寒くはない。ザッパが終わるとあたり一面池に。いったんピークまでいった酔いも雨でさめた。グリーンに戻る。途中ホワイトで演奏中のJAGA JAZZISTのドラムのおっさんがかっこよかった。

どんな音楽を捜しとるのかね。
かっこいい音楽です。できたらノリが絶対必要なのです.......
そしてビールを一杯もっていたらなお好都合なのです。
するとうちのオアシスにあるビールのことだね。
おばあさん儲けましたね。

グリーンに戻って一服。トイレ行って食事とビールを買う。トントロ丼。まあまあ。
MAGMAに行こうと思っていたが池と化したオレンジに戻る気力がなくなる。デイブとJPJでいいやと思いTHEM CROOKED VULTURES見る。あら結構かっこいいね。デイブのドラムは下手なんだけどかっこいい。センスって大事だなぁ。

その秘密はきっとこのドラムのもたり具合にあるのでしょう。
その通りですもたりではあっても実はセンス次第のタメなのです。
その証拠にほらポキン。金太郎。なるほどポキン。金太郎。ポキン金太郎。
ではごきげんよう。達者でなァ。

その後はだらだら。MUSEを観るのもなんなので!!!を観にいくもこのあたりで腰が痛くなる。2曲ほど観たら戻って休憩。
MUSEが終わったあたり23時頃全員集合。帰りの運転があるので皆にお別れを告げて車へ。車に戻るまでの道のり人が多すぎて一番疲れた。腰いたー。
車に戻ったら全身拭いて着替えて椅子倒して仮眠。
3時ごろ同乗者が戻ってきたので一路東京へ。途中眠る二人を車中に残してひとり赤木高原SAでゴマダレ蕎麦など食したりしつつ、休憩しいしい4時間半かけてゆっくり帰京。お疲れさまでした。

やれやれようやく帰宅することができた。
でも考えてみればそれほど帰宅することもなかったんだな。
仕事をしなければならない恐怖と比べたらどうってことないんだから。

レンタカーを返したらうなぎ弁当を買って帰宅。シャワー浴びてうなぎを食べる。今年も雨ったけどまあこれくらいはいつものこと。1日だけだったけど楽しかった。このトシだと1~2日くらいがもしかしてベストなのかしら…。

ダダダダダ。
そういうわけでこのフジが終わるとぼくの左腕はしびれるようになったのです。


引用: ねじ式 / つげ義春