2009/11/30

ウオッカその少女漫画的アプローチ

ウォッカが迫るすごい勢いで迫ったオウケンブルースリを鼻差押さえて、ジャパンカップ(GI)を見事勝利、シンボリルドルフ、トウカイテイオー、ディープインパクトに並ぶGI7勝を達成しました。

好スタートから好位につけ、溜めに溜めて直線飛び出した組み立てたはさすがレース巧者ルメールでしたね。なかなかああはガマンできないものですが、すばらしい。
後方から詰めた内田博のオウケンブルースリもよかった。この2ヶ月3レースで完全復活を証明してみせましたね。これからが楽しみ。脚部不安だけ気をつけて。今日もすごい末脚を使ったのでちょっと心配…。

ウォッカという馬を見ていると、昨年有馬記念を勝ったのち惜しまれながら引退した同齢ダイワスカーレットと比して、少女漫画のようなストーリーを当てはめてしまいたくなります。
種付料の高かった名馬サンデーサイレンスを父にそしてノーザンテーストを母父に持つダイワスカーレットと、谷水オーナー自己所有のダービー馬タニノギムレットの子ウォッカというだけで、失礼ながらなんとなくのイメージなのですが。

戦績を見てみても

ダイワスカーレット 12戦8勝2着4回(連帯率100%)GI4勝
ウォッカ 26戦10勝2着5回(連帯率58%)GI7勝

という数字を見ただけでも、ダイワスカーレットがスマートに結果を出しているのに対して、ウォッカには苦労しながらここまで来たという印象がある。厩舎の方々には大変失礼な話ですが、あくまでイメージです。
ダイワスカーレットが引退するまでは両者GI4勝ずつということで、私の中での評価は互角なのですが、こんな風に見ると競馬はもう少し面白くなると勝手に思ってます。

どうです。
北島マヤと姫川亜弓に見えてきませんか。
セーラ・クルーとラビニア・ハーバートに見えてきませんか。
どうですか。

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