土曜は友人らと阿佐ヶ谷ホルモン「ぶち」で食べ呑む。中年三人で飲む酒もまたよし。
軽く「東京コケコッコ本舗」で呑み直し、その後さらに呑むべく阿波踊りの終わった高円寺に向かうも、すでに呑み会は終わっていた…。衝撃の展開…。
とはいえ十二分に呑んでいたので別にこれでよし。たらふく食べたしたらふく呑んだ。
しかし阿波踊りを見れなかったのはイマイチ。そこで日曜、雨が降るということだったが強引に仕事を片付けて強引に高円寺に再訪。折りたたみ椅子持参で空いてるスペースに滑り込む。初めて見る天水連は複数台バスドラが奏でる高速ドラムンで重低音がたまらない。ビールも進もうというものだ。
しかしここで水入り、というか豪雨。着てたアロハは完全にびしょびしょ。開いてた呑み屋でちょっと雨宿りして、ルックからパルに向かう。屋根を求めて。
パルの中は思ったとおりすごい人だかり。少しでも少ないところを探してうまいこと列の前に。1時間くらい見ていると終了の9時も近づいた頃、最初に見た天水連がもう一度やってきた!天水練のクライマックスを見れて満足満足。
気持ちがよいので屋台で少し飲んでいこうかと思ったが、何しろすごい人。どこも入れないしかといって無理やり仕事をやっつけてきたこともあって割り込む元気もない。と思ったら連れ合いの連れの店である「ちょろりや金魚」に潜り込めた。感謝。しこたま八重泉呑んで帰宅。
雨は大変だったけど、十分に踊りも見れたしよい酒も飲めたしで、終わってみればまったくもってよい一日だったとさ。日頃の行いがいいからだろう。きっとそうだ。
しかし毎年すごい人…それでも雨で今年はいくらかは少ないのかな?
2009/08/31
2009/08/21
じっぱひとからげだけど
博多から帰って以来、基本的には仕事ばかりだ。そりゃそうだ、あんなに贅沢して遊び倒したのだから。あのまま永遠に遊んでられたらよかったのだけど。
それでもサマソニは一応1日というか数時間行った。MEWとMOGWAIは最高にすばらしかった。Aphexよかったけど、何か疲れて途中までしか見なかったけど。
あと東京タワーに昇って夜景を見たり、
あと花火を観たりもしたけど、
それもまた夏の夜の夢だったのかもしれない。そうじゃないといいのだけど。
そして仕事が無事に全部終わればいいのだけど。まあ、終わらせますけどね。意地でも。
ああ、はかなきはまた美しき哉。
夏のイベントも残り少ない。次は阿波踊りか。
それでもサマソニは一応1日というか数時間行った。MEWとMOGWAIは最高にすばらしかった。Aphexよかったけど、何か疲れて途中までしか見なかったけど。
あと東京タワーに昇って夜景を見たり、
あと花火を観たりもしたけど、
それもまた夏の夜の夢だったのかもしれない。そうじゃないといいのだけど。
そして仕事が無事に全部終わればいいのだけど。まあ、終わらせますけどね。意地でも。
ああ、はかなきはまた美しき哉。
夏のイベントも残り少ない。次は阿波踊りか。
2009/08/09
博多記録 4日目
いよいよ博多最終日。ここまで異常な早起きの連続も、ここでやっと人間的な8:30起き。
初めて宿の朝食をいただく。美味い。後引く~。
石焼サバ、がめ煮、牛すじ汁、ほうれん草のおひたし、ミニオムレツ、明太高菜ご飯など。博多といったら明太子と白い飯だろうが。美味い。おかわり。
朝食がすんだら1時間ほど仕事。自営業者の辛さよ。この旅行中ちょこちょこと作業してきたが、ここでまとめて最後の仕事。
仕事が終わってシャワーを浴びたら11:30チェックアウト。ドーミーイン博多祇園さん、快適な宿泊ありがとうございました。ここは温泉もあって設備もすばらしくオススメ。また博多に来ることがあったら絶対利用する。
さて、地下鉄に乗って隣の中洲川端へ。コインロッカーに荷物をねじ込んだら活動開始。そういえばこちらの地下鉄は各駅にロゴマークがある。私が宿泊した祇園はこんなの。
うーん、かわいい。
地下鉄空港線に乗って姪浜からJRに乗り入れて(筑前前原行き)今宿へ。今日はこれまでとうってかわって快晴。と、いうことはどういうことか。そう。名所なんて行ってる場合じゃない。
海だ海だ海持ってこーい。
12:50今宿から西の浦行きのバスに乗る。何だか細い道をでかいバスがグリグリと進む。開けたと思ったら海が見えた。テンション上昇。そうしてるうちに西の浦へ。ここから20分ほどひいこらと歩いて目的地、13:30二見が浜に到着。
ふわー。すばらしい。
そうそう、こういう海が見たかったんだよ。昨日の壱岐は辰の島の悪くなかったが、やっぱり晴天でないとね。
まずは昼飯を南国気分満点の「PALM BEACH CAFE」にて。ビールと二見バーガーを注文。
美味し。後引く~。
食べ飲み終わったらタクシーを時間指定で呼んでおいて海へ。おおお波が高い。負けずに泳いでいたら波にさらわれて海水マスクが行方不明に。あわわ。波が高いと岸に戻るのも大変。またもひいひい言いながら岸に戻る。ぜいぜい。
楽しい時間はあっという間。海の家でシャワーを借りて、15:30待たせたタクシーに乗って今宿へ。遊びつかれて電車でグッタリ。
17:00中洲川端に戻り、さあいよいよこの旅のクライマックス。
後輩からぜひにとオススメの「水たき長野」さんへ。席へ通されるともう銀の鍋の中に白いスープと骨付き鶏。
ヤッター。
ビールを頼んで乾杯。しばらくして鍋が沸いたらまずはそのスープを味見。おおお美味い。いかにも鶏っていう鶏スープだ。鍋の骨付き鳥にかぶりつく。こちらでは酢醤油でいただくのだね。ほほーさっぱりだ。しかし鶏肉の味がしっかりしていてさっぱりしすぎることはない。もぐもぐ。骨付きを食べきった頃に、指揮者のように各鍋を監視するお姉さん(だったことがある方)の手で、ミンチが箸で器用にこねられ鍋の中へ。こちらでは「骨付きのみ」「ミンチのみ」「両方」の3択ができるそうな。初めてきたならそりゃ「両方」。あわせて砂ずりとレバーも鍋の中へ。出汁の中を鶏団子が踊る。
こんな感じ。味がしっかりしてて後引く~。
ビールを飲みながらもりもりと食べていると、野菜を入れてくれた。キャベツ、青ネギ、春菊、豆腐、シラタキ。どうしても旅行すると野菜不足になりがちなのでこれが美味くてしかたがない。好き嫌いがないってホントに幸せ。
この頃になると鍋っぽくなる。美味い。後引く。
最後はむろん雑炊にしてもらう。この美味い鶏スープで雑炊を食わないなんていわないよ絶対。ああ美味しい。幸せ。しかしこちらどうにも有名店なので夜は予約が大変のようです。最低でも三日前にはお電話しておいたほうがよいとのこと。あー入れてよかった。教えてくれた徳丸くん、本当にありがとう。私は幸せです。
さてはちきれんばかりになった腹をかかえて、中洲川端で荷物を回収して福岡空港へ。行きは24時間かけたが帰りは2時間で帰る。空港でチェックインしたら土産を物色。
なにやら空港はアイドルの追っかけらしきお嬢さんたちがうじゃうじゃ。みんな同じに見える。いったい誰の追っかけナンだ。しかし別に知りたくもない。出発の遅れた飛行機を待っていると、隣で蛾のような格好(主観)をした娘さんたちが大声でなにやら話している。イラ。
30分遅れで21:45福岡空港発のスカイマークに乗り込むと、一路東京へ。羽田から我が家に戻った時にはもう1:00過ぎ。いやはやハードな4日間だった。
しかし充実感はやたらとある。そりゃそうか、いろいろ詰まった旅だった。
とにかくいろんなものを食べた。そして酒を飲んだ。こういう旅を、私は好む。
何度もやったら身体持たないけどね…。
~完~
初めて宿の朝食をいただく。美味い。後引く~。
石焼サバ、がめ煮、牛すじ汁、ほうれん草のおひたし、ミニオムレツ、明太高菜ご飯など。博多といったら明太子と白い飯だろうが。美味い。おかわり。
朝食がすんだら1時間ほど仕事。自営業者の辛さよ。この旅行中ちょこちょこと作業してきたが、ここでまとめて最後の仕事。
仕事が終わってシャワーを浴びたら11:30チェックアウト。ドーミーイン博多祇園さん、快適な宿泊ありがとうございました。ここは温泉もあって設備もすばらしくオススメ。また博多に来ることがあったら絶対利用する。
さて、地下鉄に乗って隣の中洲川端へ。コインロッカーに荷物をねじ込んだら活動開始。そういえばこちらの地下鉄は各駅にロゴマークがある。私が宿泊した祇園はこんなの。
うーん、かわいい。
地下鉄空港線に乗って姪浜からJRに乗り入れて(筑前前原行き)今宿へ。今日はこれまでとうってかわって快晴。と、いうことはどういうことか。そう。名所なんて行ってる場合じゃない。
海だ海だ海持ってこーい。
12:50今宿から西の浦行きのバスに乗る。何だか細い道をでかいバスがグリグリと進む。開けたと思ったら海が見えた。テンション上昇。そうしてるうちに西の浦へ。ここから20分ほどひいこらと歩いて目的地、13:30二見が浜に到着。
ふわー。すばらしい。
そうそう、こういう海が見たかったんだよ。昨日の壱岐は辰の島の悪くなかったが、やっぱり晴天でないとね。
まずは昼飯を南国気分満点の「PALM BEACH CAFE」にて。ビールと二見バーガーを注文。
美味し。後引く~。
食べ飲み終わったらタクシーを時間指定で呼んでおいて海へ。おおお波が高い。負けずに泳いでいたら波にさらわれて海水マスクが行方不明に。あわわ。波が高いと岸に戻るのも大変。またもひいひい言いながら岸に戻る。ぜいぜい。
楽しい時間はあっという間。海の家でシャワーを借りて、15:30待たせたタクシーに乗って今宿へ。遊びつかれて電車でグッタリ。
17:00中洲川端に戻り、さあいよいよこの旅のクライマックス。
後輩からぜひにとオススメの「水たき長野」さんへ。席へ通されるともう銀の鍋の中に白いスープと骨付き鶏。
ヤッター。
ビールを頼んで乾杯。しばらくして鍋が沸いたらまずはそのスープを味見。おおお美味い。いかにも鶏っていう鶏スープだ。鍋の骨付き鳥にかぶりつく。こちらでは酢醤油でいただくのだね。ほほーさっぱりだ。しかし鶏肉の味がしっかりしていてさっぱりしすぎることはない。もぐもぐ。骨付きを食べきった頃に、指揮者のように各鍋を監視するお姉さん(だったことがある方)の手で、ミンチが箸で器用にこねられ鍋の中へ。こちらでは「骨付きのみ」「ミンチのみ」「両方」の3択ができるそうな。初めてきたならそりゃ「両方」。あわせて砂ずりとレバーも鍋の中へ。出汁の中を鶏団子が踊る。
こんな感じ。味がしっかりしてて後引く~。
ビールを飲みながらもりもりと食べていると、野菜を入れてくれた。キャベツ、青ネギ、春菊、豆腐、シラタキ。どうしても旅行すると野菜不足になりがちなのでこれが美味くてしかたがない。好き嫌いがないってホントに幸せ。
この頃になると鍋っぽくなる。美味い。後引く。
最後はむろん雑炊にしてもらう。この美味い鶏スープで雑炊を食わないなんていわないよ絶対。ああ美味しい。幸せ。しかしこちらどうにも有名店なので夜は予約が大変のようです。最低でも三日前にはお電話しておいたほうがよいとのこと。あー入れてよかった。教えてくれた徳丸くん、本当にありがとう。私は幸せです。
さてはちきれんばかりになった腹をかかえて、中洲川端で荷物を回収して福岡空港へ。行きは24時間かけたが帰りは2時間で帰る。空港でチェックインしたら土産を物色。
なにやら空港はアイドルの追っかけらしきお嬢さんたちがうじゃうじゃ。みんな同じに見える。いったい誰の追っかけナンだ。しかし別に知りたくもない。出発の遅れた飛行機を待っていると、隣で蛾のような格好(主観)をした娘さんたちが大声でなにやら話している。イラ。
30分遅れで21:45福岡空港発のスカイマークに乗り込むと、一路東京へ。羽田から我が家に戻った時にはもう1:00過ぎ。いやはやハードな4日間だった。
しかし充実感はやたらとある。そりゃそうか、いろいろ詰まった旅だった。
とにかくいろんなものを食べた。そして酒を飲んだ。こういう旅を、私は好む。
何度もやったら身体持たないけどね…。
~完~
博多記録 3日目
ハードスケジュールはまだ続く。6:30起床。
朝食も摂らずに7:00宿を出てフェリーターミナルへ。この旅どんだけ船に乗ってんだしかし。
8:00発の壱岐・対馬行きジェットフォイルに乗り込む。目的地は壱岐島。
船内で連れ合いが鹿児島で買ってきてくれた黒豚とんこつ弁当を食べる。
とんこつ柔らかし。後引く~。
ジェットフォイルに揺られて1時間、眠っているうちに9:00壱岐島に到着。
残念ながら少し曇り。もう少し晴れてくれると嬉しいのだが…。とはいえ雨でないだけよい。レンタカー屋さんが港まで車を持ってきてくれていたのでドライブモードオン。はじめてのキーレスエントリー。鍵がないのって何か緊張する。ちなみに壱岐島のレンタカーは支払いは後払い。まあ島なので逃げられる心配はほぼないでしょうが。
さっそく名所に上がっていた「猿岩」とやらを観に行く。こういうのってちょっと無理やり感のあるのが多いんだよな…と、思いながら猿岩が見える駐車場に着くと…
すっごいサル!
完全に猿でした。失礼しました。猿岩に行く途中には
大量のひまわりが咲いてたりして目の保養。
壱岐島の北端勝本港に移動したら、辰の島に渡る船の時間をチェック。ほほう少し時間があるね…。それではまずは腹ごしらえ。壱岐島に来た最大の目的はこれ。勝本港の「大幸」さんにて、こちら
赤生うに丼を食べる。
ムラサキウニの丼。新鮮なのでおばちゃんの進言に基づきまずはそのまま食す。美味い。美味すぎる。新鮮にもほどがある。続いて少しだけタレをかけて食す。これまた美味い。ふうわりと味が広がってもう手は止まらない。付合せのイカの酢味噌和えとアオサの磯汁もナイスサポート。あっという間に
こうなる。後引く~。いやホントに後引く。
満腹になった出っ腹をかかえて車に戻り、船の時間まで「風土記の丘」へ。
あれ。駐車場一台も止まってない。観光客私たちだけみたいだけど大丈夫ですか。
しかしこの風土記の丘、いろいろ面白い。文字でこの面白さを美味く伝えられない自分の拙筆がもどかしいのだけど、機会があれば無理やり行ってみて欲しい。だまされたと思うか、なるほどと思うか。そこまで責任は取れないのだが、私は笑えた。
時間になったので勝本港にもどる。チケット買って船に。10分ほどで辰の島に到着。もう海がきれいなのがわかる。岩場に船をつけて浜に向かう。曇り気味なのが気になるが、負けずに水着に着替えて海へ。ちょうど干潮で海がちと遠い。歩け歩け。
さあ海だ。今年初海。テンション上がる!
海冷たい!テンション下がる!
でも負けない。無理やり肩まで浸かってしまえばこちらのものだ。シュノーケルをつけて沖へ沖へ。海中の岩にハリセンボン発見。沖縄の海などとは違ってこちらは魚が愛想が悪い。逃亡。さらに沖へ向かうとデバスズメダイがちらほらと。あとはそこかしこにイトマキヒトデが転がってる。ふと頭を上げると、いつの間にか限界ギリギリのネット際に。岸ははるか遠く。ひいひい言いながら岸に向かって泳ぎ戻る。いつもついつい忘れてしまうよ、中年の体力の衰退を…。しかし泳ぎだけは比較的得意なので、ヘロヘロになりつつ何とか戻る。ふー。
屋根のある休憩所に戻ると、ブルーシートをしいてゴロ寝。寝不足で泳げばもちろん眠く…なる…寝る…ぐー。気がつけばもう帰りの船の出る時間。ちょっとだけ海に戻ってシャワー浴びて船へ。船長さん遅くなってゴメンなさい。
レンタカーを返したらビールとつまみ(ケンサキイカの干物)を買ってまたジェットフォイルへ。ぷはービール美味い。運転の時は我慢しないとなのでいっそう美味い。
ジェットフォイルで2本ビール飲んだらストンと眠りに落ちて気がつけば博多に戻ってました。
バスで宿に戻ってひとっ風呂。さあさっぱりした。散々遊んで風呂入ってさっぱりした後といったらもちろん屋台で酒だろうが!酒だ酒だ酒持ってこーい。
地下鉄で天神まで行ったら屋台密集地へゴー。
おおー平日なのに盛り上がってますな。
屋台を二重に待ち客がとりまく有名屋台「小金ちゃん」を尻目に、ガイドで見つけてた「鬼多郎」さんへ。
美味しそうな焼き物メニューばかり。まずはビール。そして明太子入り玉子焼きとアスパラ焼き。そしてもちろん焼きラーメン。
焼きラーメンウマー。後引く~。
途中から芋焼酎の水割りに変えてヘラヘラと飲む。大将はとてもよい人で、博多屋台の現状など優しく詳しく教えてくれました。てっきり文化として保護されているのかと思ったら、むしろ迫害されてる博多屋台。誰か市長か県知事になって救ってくれませんか。しかし屋台いこごちいい。こんなところが東京にもあったらねぇとしきりに連れ合いと話す。そんなんあったら毎日行くわぃ。待ってるお客さんがいたので、河岸を変えることに。お会計も親切価格。ありがとうございました。
天神周辺を次の屋台を物色しながらフラフラ。こういう時にはかなり頼りになる連れ合いの選店眼(そんな言葉はないが)を信頼して、続いてはご夫婦でやられている「雲仙」さんへ。餃子と和牛ホルモンを注文。飲み物はやっぱり芋焼酎水割りで。夏だね。
餃子もホルモンもウマー。後引く~。
美味いのでするすると酒が入る。しかし6時起き+ハードスケジュール。酒は入るが酔う。がっつり食べたらお店を後にして、今日も酔い覚ましに宿まで散歩。途中中洲の屋台ゾーンも冷やかして、途中アイスクリン食べる。ここで無性にラーメンが食べたくなる。冷泉公園の近くを通って「あきちゃん」でラーメンと鴨つくね、あともちろん焼酎を注文。ラーメンは意外とあっさり。鴨つくねはクリスピーで味が濃く酒にあう~。ラーメンで締めて宿に戻る。フラフラ。
もっと体力があったらもっとハシゴできたはず。次来るときはトレーニングしてきます。ハシゴするために。そのためだけに。
顔洗ったらもう体力は限界。2:00就寝。いやはやなんとも、おやすみなさい…。
~感動の最終回 4日目に続く~
朝食も摂らずに7:00宿を出てフェリーターミナルへ。この旅どんだけ船に乗ってんだしかし。
8:00発の壱岐・対馬行きジェットフォイルに乗り込む。目的地は壱岐島。
船内で連れ合いが鹿児島で買ってきてくれた黒豚とんこつ弁当を食べる。
とんこつ柔らかし。後引く~。
ジェットフォイルに揺られて1時間、眠っているうちに9:00壱岐島に到着。
残念ながら少し曇り。もう少し晴れてくれると嬉しいのだが…。とはいえ雨でないだけよい。レンタカー屋さんが港まで車を持ってきてくれていたのでドライブモードオン。はじめてのキーレスエントリー。鍵がないのって何か緊張する。ちなみに壱岐島のレンタカーは支払いは後払い。まあ島なので逃げられる心配はほぼないでしょうが。
さっそく名所に上がっていた「猿岩」とやらを観に行く。こういうのってちょっと無理やり感のあるのが多いんだよな…と、思いながら猿岩が見える駐車場に着くと…
すっごいサル!
完全に猿でした。失礼しました。猿岩に行く途中には
大量のひまわりが咲いてたりして目の保養。
壱岐島の北端勝本港に移動したら、辰の島に渡る船の時間をチェック。ほほう少し時間があるね…。それではまずは腹ごしらえ。壱岐島に来た最大の目的はこれ。勝本港の「大幸」さんにて、こちら
赤生うに丼を食べる。
ムラサキウニの丼。新鮮なのでおばちゃんの進言に基づきまずはそのまま食す。美味い。美味すぎる。新鮮にもほどがある。続いて少しだけタレをかけて食す。これまた美味い。ふうわりと味が広がってもう手は止まらない。付合せのイカの酢味噌和えとアオサの磯汁もナイスサポート。あっという間に
こうなる。後引く~。いやホントに後引く。
満腹になった出っ腹をかかえて車に戻り、船の時間まで「風土記の丘」へ。
あれ。駐車場一台も止まってない。観光客私たちだけみたいだけど大丈夫ですか。
しかしこの風土記の丘、いろいろ面白い。文字でこの面白さを美味く伝えられない自分の拙筆がもどかしいのだけど、機会があれば無理やり行ってみて欲しい。だまされたと思うか、なるほどと思うか。そこまで責任は取れないのだが、私は笑えた。
時間になったので勝本港にもどる。チケット買って船に。10分ほどで辰の島に到着。もう海がきれいなのがわかる。岩場に船をつけて浜に向かう。曇り気味なのが気になるが、負けずに水着に着替えて海へ。ちょうど干潮で海がちと遠い。歩け歩け。
さあ海だ。今年初海。テンション上がる!
海冷たい!テンション下がる!
でも負けない。無理やり肩まで浸かってしまえばこちらのものだ。シュノーケルをつけて沖へ沖へ。海中の岩にハリセンボン発見。沖縄の海などとは違ってこちらは魚が愛想が悪い。逃亡。さらに沖へ向かうとデバスズメダイがちらほらと。あとはそこかしこにイトマキヒトデが転がってる。ふと頭を上げると、いつの間にか限界ギリギリのネット際に。岸ははるか遠く。ひいひい言いながら岸に向かって泳ぎ戻る。いつもついつい忘れてしまうよ、中年の体力の衰退を…。しかし泳ぎだけは比較的得意なので、ヘロヘロになりつつ何とか戻る。ふー。
屋根のある休憩所に戻ると、ブルーシートをしいてゴロ寝。寝不足で泳げばもちろん眠く…なる…寝る…ぐー。気がつけばもう帰りの船の出る時間。ちょっとだけ海に戻ってシャワー浴びて船へ。船長さん遅くなってゴメンなさい。
レンタカーを返したらビールとつまみ(ケンサキイカの干物)を買ってまたジェットフォイルへ。ぷはービール美味い。運転の時は我慢しないとなのでいっそう美味い。
ジェットフォイルで2本ビール飲んだらストンと眠りに落ちて気がつけば博多に戻ってました。
バスで宿に戻ってひとっ風呂。さあさっぱりした。散々遊んで風呂入ってさっぱりした後といったらもちろん屋台で酒だろうが!酒だ酒だ酒持ってこーい。
地下鉄で天神まで行ったら屋台密集地へゴー。
おおー平日なのに盛り上がってますな。
屋台を二重に待ち客がとりまく有名屋台「小金ちゃん」を尻目に、ガイドで見つけてた「鬼多郎」さんへ。
美味しそうな焼き物メニューばかり。まずはビール。そして明太子入り玉子焼きとアスパラ焼き。そしてもちろん焼きラーメン。
焼きラーメンウマー。後引く~。
途中から芋焼酎の水割りに変えてヘラヘラと飲む。大将はとてもよい人で、博多屋台の現状など優しく詳しく教えてくれました。てっきり文化として保護されているのかと思ったら、むしろ迫害されてる博多屋台。誰か市長か県知事になって救ってくれませんか。しかし屋台いこごちいい。こんなところが東京にもあったらねぇとしきりに連れ合いと話す。そんなんあったら毎日行くわぃ。待ってるお客さんがいたので、河岸を変えることに。お会計も親切価格。ありがとうございました。
天神周辺を次の屋台を物色しながらフラフラ。こういう時にはかなり頼りになる連れ合いの選店眼(そんな言葉はないが)を信頼して、続いてはご夫婦でやられている「雲仙」さんへ。餃子と和牛ホルモンを注文。飲み物はやっぱり芋焼酎水割りで。夏だね。
餃子もホルモンもウマー。後引く~。
美味いのでするすると酒が入る。しかし6時起き+ハードスケジュール。酒は入るが酔う。がっつり食べたらお店を後にして、今日も酔い覚ましに宿まで散歩。途中中洲の屋台ゾーンも冷やかして、途中アイスクリン食べる。ここで無性にラーメンが食べたくなる。冷泉公園の近くを通って「あきちゃん」でラーメンと鴨つくね、あともちろん焼酎を注文。ラーメンは意外とあっさり。鴨つくねはクリスピーで味が濃く酒にあう~。ラーメンで締めて宿に戻る。フラフラ。
もっと体力があったらもっとハシゴできたはず。次来るときはトレーニングしてきます。ハシゴするために。そのためだけに。
顔洗ったらもう体力は限界。2:00就寝。いやはやなんとも、おやすみなさい…。
~感動の最終回 4日目に続く~
2009/08/07
博多記録 2日目
5:30に携帯が鳴った。目覚ましだ。
歯を磨くとタバコと小銭持ってコーヒーを買い甲板へ。一面の水平線の上には朝焼け。
タバコが美味い
甲板散歩の後はフェリー内の展望風呂とやらに。ただ窓があるだけの浴場だが、朝日が気持ちよい。風呂に入るとまた睡魔。ケータリングのコーヒーを買うも、マッサージ機で15分揉まれたおすとまた睡魔。ねむい。
しかしそうしているうちにフェリーは8:20定刻通り新門司港へ。12時間半ぶりの地上は揺れてないが、自分がなんだか揺れてる。
無料バスに乗って門司へ。門司駅から鹿児島本線で門司港駅へ。
レトロ~
門司港レトロをうたうこの駅は、とてもよい。さてせっかく門司港に来たのなら名物の焼きカレーでも…いや、まだ、9:30だよ。店は開いてない。なすすべもなくフラフラと歩いていると、朝から酒屋が開いていた。のれんを覗くとカウンター。カウンターにおじいさんが一人。吸い込まれるように中へ。無愛想な大将と、愛想のよいおかみさん。コップで冷酒。ふはー。
酒屋を出てさらにフラフラすると、下関(唐戸)行きの連絡船を発見。
見れば巌流島にも行ける!それは行ってみたいと切符売り場に入ると巌流島行きは出たばかり。次の便は4時間後。残念。それではと下関行きを買って船を待つ。船に乗るとトコトコと関門海峡を渡るのかと思いきや、豪快な操縦で船は爆走。5分もかからず下関へ。イメージと違うが、まあよい。10:00唐戸港到着。
唐戸港からバスに乗って下関へ。10:30下関到着。下関といえばあれだ。そう、あれ。
そう、これ。
ふく寿司弁当。かわいいやつめ。食べちゃうぞ。
食べちゃった。
駅のホームで美味しくいただきました。下関はふくの街。だからホームにも
こんな感じでいる。
もう一回鹿児島線に乗って小倉へ。連れ合いに頼まれた駅弁を買いに。
12:00小倉に到着。遊びできたのは初めて。北九州駅弁当(株)のめんたいこ弁当を探すも見つからず。売り子さんに聞いてもわからないとのこと。ガビーン。
落ち着け、落ち着くんだ。とりあえず一本タバコ吸ってJRの窓口へ。博多行きの特急ソニックのチケットを買う。ここへ来て初めて特急電車に乗る。快適。13:30博多に到着。
念のためは方の北九州駅弁当(株)の売り場を巡るも、現在はめんたいこ弁当は作ってないとのこと。ほほう。そういうことですか。なるほどね。ガビビーン。
祇園の宿に荷物を置いたら天神へ。地図も何も持たずに天神周辺を徘徊。ラーメンが食べたい。どこかにラーメン屋はないか。いやそれはもうラーメン屋ばかりなのだけどなかなか決められない。と、偶然そこに「一蘭」の看板が。東京でも一蘭は食べられるがまあいい。こちらが本場ということで入ってみる。そして頼んでみる。青ネギ、超かた、こってり、味普通。
するとこうなる。もちろん美味い。後引く~。
毎度のパターンだが腹がくちくなれば5時半起きならもちろん眠くなる。いったん宿に戻ってシャワーを浴びたら寝てしまった。
18:50屋久島から戻ってきた連れ合いを迎えに博多駅へ。荷物を宿に置いて一休み。夜になったら中洲へゴー。目当てはもつ鍋。居酒屋ながらもつ鍋が美味しいと評判の「たぬ久」さんへ。もちろんビールと金のもつ鍋を頼む
こりゃ美味かー。後引く~。
プッリプリのもつとサックサクの野菜と美味いスープ。いやはや美味しい。スキだ。
食事中にクライアントから電話が来て少しテンションが落ちたのはさておき、さんざん食べたら酔い覚ましに歩いて帰宅。
宿に帰ったら一仕事。酒を飲んでいても仕事がぶれない自分を自分でほめながら。
何とか終わり宿の温泉で(温泉のある宿をチョイス)ひとっ風呂浴びて1:30就寝。
風呂の後のコーヒー牛乳が最高タイ。おやすみなさい…。
~3日目に続く~
歯を磨くとタバコと小銭持ってコーヒーを買い甲板へ。一面の水平線の上には朝焼け。
タバコが美味い
甲板散歩の後はフェリー内の展望風呂とやらに。ただ窓があるだけの浴場だが、朝日が気持ちよい。風呂に入るとまた睡魔。ケータリングのコーヒーを買うも、マッサージ機で15分揉まれたおすとまた睡魔。ねむい。
しかしそうしているうちにフェリーは8:20定刻通り新門司港へ。12時間半ぶりの地上は揺れてないが、自分がなんだか揺れてる。
無料バスに乗って門司へ。門司駅から鹿児島本線で門司港駅へ。
レトロ~
門司港レトロをうたうこの駅は、とてもよい。さてせっかく門司港に来たのなら名物の焼きカレーでも…いや、まだ、9:30だよ。店は開いてない。なすすべもなくフラフラと歩いていると、朝から酒屋が開いていた。のれんを覗くとカウンター。カウンターにおじいさんが一人。吸い込まれるように中へ。無愛想な大将と、愛想のよいおかみさん。コップで冷酒。ふはー。
酒屋を出てさらにフラフラすると、下関(唐戸)行きの連絡船を発見。
見れば巌流島にも行ける!それは行ってみたいと切符売り場に入ると巌流島行きは出たばかり。次の便は4時間後。残念。それではと下関行きを買って船を待つ。船に乗るとトコトコと関門海峡を渡るのかと思いきや、豪快な操縦で船は爆走。5分もかからず下関へ。イメージと違うが、まあよい。10:00唐戸港到着。
唐戸港からバスに乗って下関へ。10:30下関到着。下関といえばあれだ。そう、あれ。
そう、これ。
ふく寿司弁当。かわいいやつめ。食べちゃうぞ。
食べちゃった。
駅のホームで美味しくいただきました。下関はふくの街。だからホームにも
こんな感じでいる。
もう一回鹿児島線に乗って小倉へ。連れ合いに頼まれた駅弁を買いに。
12:00小倉に到着。遊びできたのは初めて。北九州駅弁当(株)のめんたいこ弁当を探すも見つからず。売り子さんに聞いてもわからないとのこと。ガビーン。
落ち着け、落ち着くんだ。とりあえず一本タバコ吸ってJRの窓口へ。博多行きの特急ソニックのチケットを買う。ここへ来て初めて特急電車に乗る。快適。13:30博多に到着。
念のためは方の北九州駅弁当(株)の売り場を巡るも、現在はめんたいこ弁当は作ってないとのこと。ほほう。そういうことですか。なるほどね。ガビビーン。
祇園の宿に荷物を置いたら天神へ。地図も何も持たずに天神周辺を徘徊。ラーメンが食べたい。どこかにラーメン屋はないか。いやそれはもうラーメン屋ばかりなのだけどなかなか決められない。と、偶然そこに「一蘭」の看板が。東京でも一蘭は食べられるがまあいい。こちらが本場ということで入ってみる。そして頼んでみる。青ネギ、超かた、こってり、味普通。
するとこうなる。もちろん美味い。後引く~。
毎度のパターンだが腹がくちくなれば5時半起きならもちろん眠くなる。いったん宿に戻ってシャワーを浴びたら寝てしまった。
18:50屋久島から戻ってきた連れ合いを迎えに博多駅へ。荷物を宿に置いて一休み。夜になったら中洲へゴー。目当てはもつ鍋。居酒屋ながらもつ鍋が美味しいと評判の「たぬ久」さんへ。もちろんビールと金のもつ鍋を頼む
こりゃ美味かー。後引く~。
プッリプリのもつとサックサクの野菜と美味いスープ。いやはや美味しい。スキだ。
食事中にクライアントから電話が来て少しテンションが落ちたのはさておき、さんざん食べたら酔い覚ましに歩いて帰宅。
宿に帰ったら一仕事。酒を飲んでいても仕事がぶれない自分を自分でほめながら。
何とか終わり宿の温泉で(温泉のある宿をチョイス)ひとっ風呂浴びて1:30就寝。
風呂の後のコーヒー牛乳が最高タイ。おやすみなさい…。
~3日目に続く~
博多記録 1日目
最初に断っておくが、1日目は博多には着かない。
24時間かけて九州に行こうという、中年とは思えない若々しいプロジェクトだからだ。
朝8:30東京駅八重洲口にて、高速バス(昼便)を待つ。普段ズボラなくせに旅行の時だけは妙に時間や予定に厳しいスカムポットは、もちろん15分前には到着。バスを待つ。
高速バスに乗る。大阪行きの高速バスに乗るのは実に18年ぶり。高校生の時に祖父祖母の家に一人行ったのが最後。あの時の記憶しかない私は、実は乗る前に肉体的な衰えなどもあり不安を感じていた。
しかし乗ってみるとその不安は解消。最近の高速バスは3列シートのものがある。隣の座席と20~60cmほど空いていて、また後席との間隔も広いのでリクライニングもかなり倒せる。これは寝れる。
前日深夜まで仕事をしていたので眠気は十分。首都高に乗るや否や朝食として、東京駅で買い込んでおいた昔懐かしカツサンドをほおばりビールで流し込む。ソースの味って男のコだよな。これで腹もくちくなって睡眠準備は万端。おやすみなさい。
10:30頃、最初の休憩地である足柄SAに到着。ここで起床。
SAを出るとさっそく競馬新聞を開く。そう今日は日曜日。新潟+札幌+小倉開催。携帯にヘッドホンをつないでラジオNIKKEIアプリ起動。新潟版の新聞に印をつけながら、実況放送を聴く。競馬があれば私は何時間でも過ごせる。
そうしているとバスの進みが遅くなった。どうやら東名で事故渋滞が起こっている模様。バスの後の予定も詰まっているのだが、余裕を持って早いバスにしたのでこの時点ではそれほど不安は感じていない。
13:00頃、腹も減ってきたのでまた東京駅で買っておいた早稲田本庄の古代豚弁当を開く。揺れるバスの中で写真を撮れず残念。米に甘辛タレで味付けしたやわらかい薄切り煮豚ロース。酎ハイを飲みながら食す。運転を任せた旅行はこうして酒が飲めるのがたまらない。
外は雨が降ったりやんだり。そうするうちに静岡県に入っていた。14:30頃二つ目の休憩所、浜松湖SAに到着。ここは上り下りが同じ施設を利用するシステム。目の前には浜松湖。
この時点で1時間ほど遅れているそうだ。まあこの後問題なければ想定の範囲内なのだが。
浜松湖SAを出て、競馬はメインレースへ向けて盛り上がる。その頃には三つ目の休憩所、甲南PAに。ここは忍者の里。空は晴れ渡り気持ちよい。まだ1時間の遅れ。少し安心する。
ここからがいけなかった。はくぼ開催の競馬が終わるころ、またバスがのろのろ運転に。どうやら新名神でまたも事故渋滞があった模様。このあたりから不安が募る。バス運転手のアナウンスによると2時間の遅れ。これは本当にマズイ。
心を落ち着けるために買い足した麦茶でのどを潤す。まさか二連発で事故渋滞にかち合ってしまうとは。
実は大阪でこの後フェリーに乗り継ぐ予定なのだが、あまりに遅れてしまうと乗船手続きに間に合わないかもしれないのだ。
渋滞はつきものなので、もともと運行時間には多少の渋滞は含まれているものの(休憩地で普通は調整)念のため3時間の余裕を見ていたのだが、この渋滞ですでにその3分の2を消化。これ以上遅れてはピンチ。
申し訳なさそうな口調の運転手さんのアナウンスを背に、大阪は梅田に到着したのは18:50。なんと2時間半もの遅れで、貯金はすっかり吐き出してしまった。お礼もそこそこに荷物を受け取って移動開始。
ここで判断を迫られる。梅田から南港フェリーターミナルまで、電車で行くと30~40分。これではあまりにもギリギリすぎる。乗船手続きを締め切られては元も子もない。確認のため歩きながら船会社に電話すると、15分前までなら大丈夫とのこと。しかし出船は19:50。乗り換えなどがミスればそれで終了。
一か八か、タクシーに託す。手を上げてタクシーに乗り込む…と、運転手さんはかなりの年配の方。「ああ、終わったか…」と思いつつも、南港フェリーターミナルを行き先に告げると「これからやったら19:50の船ちゃうん?」と運転手さん。「そうなんですわ。間に合いまっか?」関西弁はすぐにうつる。すると「そうか…ギリギリやな…上使てもええか?」とのことで「ぜひお願いします。」というと、年配の運転手さんが帽子をかぶりなおした(ような気がした)。すると背中にグッとGがかかる。「お?」と思うと華麗な運転技術で高速へ。高速に乗ってからは追い越し車線を絶妙かつ豪快、しかし法廷速度を守った美しい運転で次々と車を抜いていく。
「九州帰るんか?」「え、ええ実家にもどるんですわー」焦っているのと、年配の運転手さんの運転の急変に動揺していた私は、思わず話をあわせてしまった。しかしそりゃそうだ。わざわざ東京から大阪まで来てフェリーに乗る変わり者はそうそういない。
美しい大阪の港の夜景を横目に、わずか12分でタクシーはフェリーターミナルに到着した。運転手さん、本当にありがとう。いや、ホンマおおきに。
ギリギリとはいえ無事乗船手続きを終えた私は、意気揚々と船に。「船出まっせ!」と追い立てられながら、大きなフェリーのタラップを上って乗り込んだ。
おお。フェリーは東海汽船などで乗りなれているつもりだったが、これはすばらしい。レストランや売店も充実していて、まるでホテル。蝶ネクタイの乗員さんにチケットを渡すと、個室の鍵をもらう。さっそく1等個室ゾーンに向かって部屋に入ると、東京から11時間かけて何とか船に滑り込んだ私は思わず心の中で「ヤッター」と叫んだのだった。あのメガネの日本人ハリウッド俳優も驚く喜びようだ。
とにかく移動の間走りまくった私は汗だく。迷わず着替えを持ちシャワールームで汗を流す。
汗を流して楽な格好に着替えたら、今度は食事だ。レストランへ。レストランは食べたいメニューを注文したりすでにできているものを自由に取って清算するスタイル。刺身盛り+焼サバ+肉じゃが+焼鳥+ライス+生ビール。思わず注文しすぎた。
疲れていれば少し変色した刺身も、妙に甘いタレがベッタリの焼鳥も、発泡酒のように薄い生ビールもまさに甘露。あっという間に平らげる。
売店でビールとウイスキーにツマミと雑誌を買ったら窓のあるラウンジのソファへ。雑誌を読みながらビール3本にウイスキー小瓶。2時間も飲んでいたろうか、酔いも回って雑誌の同じページを何度も読んでしまう。部屋に帰ってテレビをつけ、歯を磨くと睡魔は最大に。23時くらいだったろうか、備え付けの浴衣に着替えてベッドに倒れこむ。船は細かく振動するが、疲れと酔いとであっという間に眠りに落ちた。おやすみなさい…。
~2日目につづく~
(2日目以降は写真をアップします。お楽しみに。)
24時間かけて九州に行こうという、中年とは思えない若々しいプロジェクトだからだ。
朝8:30東京駅八重洲口にて、高速バス(昼便)を待つ。普段ズボラなくせに旅行の時だけは妙に時間や予定に厳しいスカムポットは、もちろん15分前には到着。バスを待つ。
高速バスに乗る。大阪行きの高速バスに乗るのは実に18年ぶり。高校生の時に祖父祖母の家に一人行ったのが最後。あの時の記憶しかない私は、実は乗る前に肉体的な衰えなどもあり不安を感じていた。
しかし乗ってみるとその不安は解消。最近の高速バスは3列シートのものがある。隣の座席と20~60cmほど空いていて、また後席との間隔も広いのでリクライニングもかなり倒せる。これは寝れる。
前日深夜まで仕事をしていたので眠気は十分。首都高に乗るや否や朝食として、東京駅で買い込んでおいた昔懐かしカツサンドをほおばりビールで流し込む。ソースの味って男のコだよな。これで腹もくちくなって睡眠準備は万端。おやすみなさい。
10:30頃、最初の休憩地である足柄SAに到着。ここで起床。
SAを出るとさっそく競馬新聞を開く。そう今日は日曜日。新潟+札幌+小倉開催。携帯にヘッドホンをつないでラジオNIKKEIアプリ起動。新潟版の新聞に印をつけながら、実況放送を聴く。競馬があれば私は何時間でも過ごせる。
そうしているとバスの進みが遅くなった。どうやら東名で事故渋滞が起こっている模様。バスの後の予定も詰まっているのだが、余裕を持って早いバスにしたのでこの時点ではそれほど不安は感じていない。
13:00頃、腹も減ってきたのでまた東京駅で買っておいた早稲田本庄の古代豚弁当を開く。揺れるバスの中で写真を撮れず残念。米に甘辛タレで味付けしたやわらかい薄切り煮豚ロース。酎ハイを飲みながら食す。運転を任せた旅行はこうして酒が飲めるのがたまらない。
外は雨が降ったりやんだり。そうするうちに静岡県に入っていた。14:30頃二つ目の休憩所、浜松湖SAに到着。ここは上り下りが同じ施設を利用するシステム。目の前には浜松湖。
この時点で1時間ほど遅れているそうだ。まあこの後問題なければ想定の範囲内なのだが。
浜松湖SAを出て、競馬はメインレースへ向けて盛り上がる。その頃には三つ目の休憩所、甲南PAに。ここは忍者の里。空は晴れ渡り気持ちよい。まだ1時間の遅れ。少し安心する。
ここからがいけなかった。はくぼ開催の競馬が終わるころ、またバスがのろのろ運転に。どうやら新名神でまたも事故渋滞があった模様。このあたりから不安が募る。バス運転手のアナウンスによると2時間の遅れ。これは本当にマズイ。
心を落ち着けるために買い足した麦茶でのどを潤す。まさか二連発で事故渋滞にかち合ってしまうとは。
実は大阪でこの後フェリーに乗り継ぐ予定なのだが、あまりに遅れてしまうと乗船手続きに間に合わないかもしれないのだ。
渋滞はつきものなので、もともと運行時間には多少の渋滞は含まれているものの(休憩地で普通は調整)念のため3時間の余裕を見ていたのだが、この渋滞ですでにその3分の2を消化。これ以上遅れてはピンチ。
申し訳なさそうな口調の運転手さんのアナウンスを背に、大阪は梅田に到着したのは18:50。なんと2時間半もの遅れで、貯金はすっかり吐き出してしまった。お礼もそこそこに荷物を受け取って移動開始。
ここで判断を迫られる。梅田から南港フェリーターミナルまで、電車で行くと30~40分。これではあまりにもギリギリすぎる。乗船手続きを締め切られては元も子もない。確認のため歩きながら船会社に電話すると、15分前までなら大丈夫とのこと。しかし出船は19:50。乗り換えなどがミスればそれで終了。
一か八か、タクシーに託す。手を上げてタクシーに乗り込む…と、運転手さんはかなりの年配の方。「ああ、終わったか…」と思いつつも、南港フェリーターミナルを行き先に告げると「これからやったら19:50の船ちゃうん?」と運転手さん。「そうなんですわ。間に合いまっか?」関西弁はすぐにうつる。すると「そうか…ギリギリやな…上使てもええか?」とのことで「ぜひお願いします。」というと、年配の運転手さんが帽子をかぶりなおした(ような気がした)。すると背中にグッとGがかかる。「お?」と思うと華麗な運転技術で高速へ。高速に乗ってからは追い越し車線を絶妙かつ豪快、しかし法廷速度を守った美しい運転で次々と車を抜いていく。
「九州帰るんか?」「え、ええ実家にもどるんですわー」焦っているのと、年配の運転手さんの運転の急変に動揺していた私は、思わず話をあわせてしまった。しかしそりゃそうだ。わざわざ東京から大阪まで来てフェリーに乗る変わり者はそうそういない。
美しい大阪の港の夜景を横目に、わずか12分でタクシーはフェリーターミナルに到着した。運転手さん、本当にありがとう。いや、ホンマおおきに。
ギリギリとはいえ無事乗船手続きを終えた私は、意気揚々と船に。「船出まっせ!」と追い立てられながら、大きなフェリーのタラップを上って乗り込んだ。
おお。フェリーは東海汽船などで乗りなれているつもりだったが、これはすばらしい。レストランや売店も充実していて、まるでホテル。蝶ネクタイの乗員さんにチケットを渡すと、個室の鍵をもらう。さっそく1等個室ゾーンに向かって部屋に入ると、東京から11時間かけて何とか船に滑り込んだ私は思わず心の中で「ヤッター」と叫んだのだった。あのメガネの日本人ハリウッド俳優も驚く喜びようだ。
とにかく移動の間走りまくった私は汗だく。迷わず着替えを持ちシャワールームで汗を流す。
汗を流して楽な格好に着替えたら、今度は食事だ。レストランへ。レストランは食べたいメニューを注文したりすでにできているものを自由に取って清算するスタイル。刺身盛り+焼サバ+肉じゃが+焼鳥+ライス+生ビール。思わず注文しすぎた。
疲れていれば少し変色した刺身も、妙に甘いタレがベッタリの焼鳥も、発泡酒のように薄い生ビールもまさに甘露。あっという間に平らげる。
売店でビールとウイスキーにツマミと雑誌を買ったら窓のあるラウンジのソファへ。雑誌を読みながらビール3本にウイスキー小瓶。2時間も飲んでいたろうか、酔いも回って雑誌の同じページを何度も読んでしまう。部屋に帰ってテレビをつけ、歯を磨くと睡魔は最大に。23時くらいだったろうか、備え付けの浴衣に着替えてベッドに倒れこむ。船は細かく振動するが、疲れと酔いとであっという間に眠りに落ちた。おやすみなさい…。
~2日目につづく~
(2日目以降は写真をアップします。お楽しみに。)
2009/08/01
違うよ+ひとり
打ち合わせで渋谷へ。
渋谷駅から東側バスターミナル向こうに出ると、小学生と思しき少年二人とすれ違った。
一人のテンションがすごく高い。一人のテンションがすごく低い。
「~~(聞き取れなかった)行こうよ!」
「いやオレ(このオレがかわいい)代々木行くんだよ」
「代々木!?」
「そう」
「代々木!?」
「そうだよ(少しイライラしている)」
「上原!?」
「違うよ…」
このやり取りが客先に着くまで頭から離れなかった。
「上原!?」「違うよ…」何でそこ追求した。
厳密に友人の同行を知りたい彼が悪い?それともイラっとしてしまった彼が悪い?
火曜は仕事のあと22時から荻窪にできた静岡おでんの店にてホッピーを飲む。
やけに安い。比較的美味い。しかし客がぜんぜんいない。
水曜は友人らと学芸大学でジンギスカンを食べつつ19時から終電までホッピーを飲む。
飲みすぎた。飲みすぎて帰り辛い。
木曜は仕事。
金曜は仕事。
連れ合いは今日から屋久島に行ってしまった。うらやましいことだ。私は一人夕食をとる。
咳をしてもひとり。
渋谷駅から東側バスターミナル向こうに出ると、小学生と思しき少年二人とすれ違った。
一人のテンションがすごく高い。一人のテンションがすごく低い。
「~~(聞き取れなかった)行こうよ!」
「いやオレ(このオレがかわいい)代々木行くんだよ」
「代々木!?」
「そう」
「代々木!?」
「そうだよ(少しイライラしている)」
「上原!?」
「違うよ…」
このやり取りが客先に着くまで頭から離れなかった。
「上原!?」「違うよ…」何でそこ追求した。
厳密に友人の同行を知りたい彼が悪い?それともイラっとしてしまった彼が悪い?
火曜は仕事のあと22時から荻窪にできた静岡おでんの店にてホッピーを飲む。
やけに安い。比較的美味い。しかし客がぜんぜんいない。
水曜は友人らと学芸大学でジンギスカンを食べつつ19時から終電までホッピーを飲む。
飲みすぎた。飲みすぎて帰り辛い。
木曜は仕事。
金曜は仕事。
連れ合いは今日から屋久島に行ってしまった。うらやましいことだ。私は一人夕食をとる。
咳をしてもひとり。
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