というのは81年の映画「陰獣の森」の副題なんですが、
原題は「A VACATION IN HELL / DON'T GO IN THE WOODS」直訳すれば「地獄の休暇/森に入ることなかれ」くらいの意味でしょうが、森しかかぶらないこの邦題のつけ方はきっと正しいのでしょう。
81年といえばもうかなりの機材はあったはずですが、そこは低予算映画。撮影も演技もひどいものながら、意外と面白い。
話は森に囲まれたキャンプ場を訪れた若者たちが何だかわからない迷彩の原人みたいな殺人鬼(中年)に襲われるというどうにもならないもの。しかし「お前誰なんだ」と殺人鬼(中年)にツッコミ続けるのが楽しくなってくる。また無意味に差し込まれるストーリーとまったく関係ない殺人シーン。ちょいちょい現れる車椅子で山登りする男(もちろん殺される)のシーンなど、見どころ満載。
ラストに男女に徹底的に木の枝と鉈で刺されまくる殺人鬼(中年)のしぶとさには涙すら出ます。
ホラー好きの人に「最近オススメは?」と聞かれれば迷わずこれとギリシャはニコ・マストラキスの「愛欲と惨殺の孤島」をお勧めします。どちらもDVDはまだ出てませんが。
体調の悪いときはホラーに限る。ああだるい。月末で忙しいってのに。
で、あんた誰なのよ
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