2016/06/22

そうだ キューバ、行こう 2日目

起きた。飛行機で寝っぱなしだったから睡眠時間短くても全然眠くない。
ホテルから見た景色はこんなの。

おお。昨日は深夜だったからよくわからなかったけど
キューバに来たね。ハバナに来たのね。感動するね

でもね。
荷物がね。
荷物がないのね。買いにいかんとね。

ホテルの朝食を食べていざ買い物へ行こう。
ちなみにホテルの朝食はなかなかよい。ホテルだけはまあまあのランクを選んだので
バイキングのメニューはどれも行ける。
しかし見たことない果物やなぞのメニューも多い。
ヌテラもあった。ヌテラは子供のころ神の食べ物だと思ってた。
けっこううまい。コーヒーもすぐ注いでくれる。

さて。歯ブラシが欲しいと妻が言う。
スーパーマーケットにでも行けばあるだろうと観光地から外れて
庶民のゾーンへ歩く。観光地から外れると一気に外国人がいなくなり
ましてやアジア人は珍しいようでやたら見られる。
あんまり見ないで。緊張する。
しかし町並みは実に良い感じだ。

マップにあったスーパーマーケットに入ろうとすると、
入り口で警備のおばちゃんが「ダメ」という感じ。
どうやらカバンがダメ見たい。万引き防止かしら。
どうしたものかとオロオロする。ひとしきりオロオロしていると
見かねたらしい太ったおばちゃんが荷物預り所の場所を教えてくれた。
ありがとうおばちゃん。本当にありがとう。
荷物を預けるとダンボールに数字を書いた札を渡された。
今度は入れるかな…。入れた!警備のおばちゃんもにこやかだ。

入れたはいいけど。
入れたはいいけど。
物がない。

なるほど。社会主義国ですね。
1階には飲み物と缶詰。肉。あとはテレビと洗濯機。だけ。
3階まで階段上っていくと服と洗剤とかシャンプーとか。
買い物客はシャンプーなどは手に取っては見れない。
ガラスケースにブロックされて店員一人に声をかけて買うしかない。
客十数人に対して店員一人。まわらない。行列。

しかも歯ブラシない!

あきらめて水だけ買って出る。
歯ブラシを探しつつ町を散策。いろんな店に入ってみるもなかなか見つからない。
何屋さんなのかよくわからない店に入ると、いかついお姉さんの後ろに歯ブラシが!
辞書でしらべて歯ブラシポルファボールでやっと買えた。
キューバは二重通貨なので私たちの使うセウセ(CUC)札を出したら
大量のセウペ(CUP)札と硬貨が返ってきた。

何とかミッションをこなしたのでポロシャツ買ったり。
噂通りクラッシックカーが多い多い。中身は変えてるものもあるらしいけど。





そうしているうちに気がついた。気が張っていたのであまり気にしていなかったが、
暑い。
暑い。
暑いよ!
服は汗だくだよ。そうだね中南米。暑いに決まってる。

時差ボケもひどくていったんホテルに戻って水飲んでクーラーで涼んだ。

落ち着いたら再チャレンジだ。
何しろここはバハマ旧市街。世界遺産だ。散歩しなきゃ。

一歩外に出るととにかくタクシーの客引きに声をかけられまくる。
調べたところではタクシーの運ちゃんはこの国では一番稼いでるらしい。
観光業以外の人はみな公務員だからいたしかたないか。


目抜き通りのオビスポ通りは歩いて行ける距離。
妻は帽子買ったり、私はさらにシャツ買ったり。

こんなおばちゃんいたよ。写真撮るのにお金取られたけど。
でも何枚もポーズとってくれる。

旧市街を抜けるとモロ要塞が見えるとこまで出た。もう少し歩くと。

はせくらつねなが。

支倉常長!?
スペインとローマに行った支倉さんはキューバにも立ち寄ってたのね。
目的地のローマを指差してました。ということは行きに寄ったのか。

うろうろと散歩していたら突然雨が!おお、中南米。
雨を避けるべくお店へ。Bar La Luvia de Oro というお店。
ビールとモヒート。ビールとモヒートうめえ。
お店では生演奏が。いい感じに声のつぶれたおじいちゃんがいい感じにもう。




飯と酒と音楽。文句はない。
カウンターで女のひと口説いてたいかついおじちゃんが急に話しかけてきた。
何かしら!とびびったら、
私がタバコ吸ってるのを見たらしくキューバのタバコを勧めてきたのだ。
たかるのではなく分け与える。ありがたく一本いただきました。
「H.Upmann」という国産タバコ。1844年からあるタバコらしい。まあまあうまい。

おっちゃんありがとう。いかついなんて言ってゴメンね。
雨を避けてのんびり飲んでたら、
さっき歌ってたおじいちゃんが自分のCD売りに来た。買ってみた。

雨もやんで妻は現地用にドレスを買う。
ホテルで二人とも現地の服に着替えたら、夕陽を見にアントニオ・マセオ広場へ。

いい感じ。

夕陽を見てたら、酔っぱらった現地のおっちゃんに声をかけられる。
さてはお前ベロベロやな。
「ハポン。アーベ。フクシーマ。ロボット」と知ってる日本情報を。
お前完全にベロベロやないか。
グラサンを外して警戒を解こうとしてくれたようだが、目が真っ赤だ。
お前どんだけベロベロやねん。
やたらと「ワイン」と称する飲み物を勧めてくるが、
その透明がかった赤い液体を口にする勇気はなかった。
決して悪い人ではないのだろうとも思ったが、なにしろベロベロだったのだ。

ベロベロのおっちゃんをまいたらタクシーに乗って旧市街に戻る。
クラシックカーのタクシーを運良く捕まえられた。
ここまでたった1日半ながらいろいろあったので、
すでに数字と値段を聞くスペイン語はバッチリだ。
ぼられるかな…と思ったら5セウセでいいとのこと。いい運転手さんだった。
クラシックカーはほんとにクラシックで、私の座ってる側のドアが
ちゃんと閉まらずびびったけど、乗り心地は悪くない。
夜の街をクラシックカーでドライブ。運ちゃんはほんとにいい人でした。
こんな感じ。

マリリンさんお勧めのレストラン、エウロパへ。
ほとんど美味しかったけど、ハムチーズサラダは正直微妙だったか。
お値段はお手頃。味はそこそこ。
でも生演奏と生ダンスとビールで文句はないかしらねぇ。




現地で買ったシャツを着ているのだが、演奏している皆さんと同じシャツ過ぎた。

散歩して帰ってまたホテルのバーで飲む。
今日はダイキリ。うまいねぇ。


それにしても今日も酒と音楽ばかりだった。なるほど楽しみ方わかってきたよ。

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