8年ほど荻窪に住んでいたわけですが、荻窪を去ってはや1年強。
とはいえ事務所は荻窪にあるので一駅分通っているものの、、
この一駅が、シラクサの刑場と妹の結婚式が行われる村くらい離れているように
感じることがまれにあります。
町は変化していくから。
大好きだった「中華そば風味堂」は国分寺に移転してしまった。
一度だけ入ったことのある「昔からある荻窪のバー」(店名)は餃子専門店になった。
よく使ってた100円ローソンが潰れたあとは昨年10月に「餃子の王将」になった。
これまた好きな「ラーメン二葉」の天沼店は閉店し、二葉で修行してた方が
塩ラーメン専門店「ねいろ屋」として再オープン。
食べもののことばかりですが、基本的に私は飲食店で町を捉えています。
とりわけ風味堂の移転は知らなかったのでショックでしたが、
そこは気を取り直して久々に「ラーメン二葉」の上荻店へ。
メニューラインナップが変わってた。「ねいろ屋」との住み分けのためか、
塩ラーメンは廃止。後発メニューだった背油煮干ラーメン(燕三条系)を主軸に、
煮干醤油ラーメンは「熟成ラーメン」シリーズになりさらにタンメンが新たに追加。
久々ということもあり「熟成味玉ラーメン」を注文。
スープは変わらず煮干と鶏のスープ。うまい。以前デフォルトの柚子は消滅。
少し煮干より鶏が強くなったような。
麺は前から中太の自家製麺ですが、以前の持ち上げ重視の麺から
荻窪ラーメンらしいツヤツヤ麺に。これが「熟成」なのかな?
具は少々変わっていました。前の太くてうまいメンマは消滅。ナルトと菜っ葉も姿を消した。残念。
チャーシューが変化。丸めたジューシーなバラチャーシューから、
切りタイプのバラチャーシュー+荻窪ラーメンらしいモモ肉チャーシューが二枚ずつ。
通常ラーメンで4枚とは豪華。バラは相変わらずジューシーでうまい。
モモチャーシューも決してパサつかず噛めばしっかりとした肉の味。
今時のバラチャーシューはやっぱりうまいのですが、
荻窪ラーメンはこのモモチャーシューがよくあう。
マズくない! けっしてマズくないぞ!! ああうまい! なんだかなつかしい味だ。(井之頭五郎)
変化はあれども、うまければそれでよし。
ごちそうさまでした。次はタンメン試してみます。
どうせ裏切られるなら、こんな風に裏切られたいものです。
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