東京駅から東海道本線に乗り、グリーン車で席を確保したら乾杯。



熱海で東海道本線・島田行に乗り換えて三島へ。
三島から伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換えて修善寺へ。

修善寺に着いたら名物駅弁が売り切れていたので予約。
メタモファンにはお馴染みの東海バスに乗って修善寺温泉へ。
修善寺温泉停車場から徒歩数分、新井旅館に到着。


こちらは国の登録文化財の宿とのことで明治5年開業。
多くの画人文人も逗留した歴史あるお宿だそうです。
私たちは画人安田靫彦氏が好んだという花の棟に泊まりました。
その広さ15畳、二人には広すぎるお部屋。

到着して一息ついたらとるものもとりあえず風呂へ。
こちらも文化財のお風呂「天平大浴堂」へ。昭和9年築。


湯は熱くもぬるくもなく適温。のぼせやすい私でも長湯ができました。
さすがに昭和9年築、シャワーがなく水と湯をひしゃくであわせて浴びる形式。
空いててよかった。
それでも多少はのぼせて部屋で溶けていると、夕食が運ばれてくる。


上に乗ってる金目の焼き物との相性がいい。

写真撮り忘れましたが寒ブリの照り焼きもここで。
そしてメイン。



見事な牡丹肉を生姜のきいた味噌出汁でいただきます。

いきなりの洋食に戸惑うも美味。

こごみに百合根と2月らしい春と正月の組み合わせ。
この後赤出汁に香の物でご飯を食べたらデザートをいただいて終了。
スゴイ量。でも幸せ。
ビールと日本酒をいただいたらなんだかフワフワと。
温泉効果かいったん寝てしまい、夜中に再度温泉チャレンジ。
改めて眠りにつきました。
朝起きたら朝食前、男女入れ替わった温泉にゴー。
気温が低く雨も降っていたので野天風呂はパス。残念。
さっぱりしたところに朝食登場。

いろいろ少しずつ食べれる日本の朝食はテンションが上がります。
朝食を食べたらテレビでチリ地震のニュースを見たり、
フィギュアのエキシビジョンを見たりしてダラダラ。
チェックアウトが名残惜しい。新井旅館さんありがとうございました。



修善寺もお参り。修善寺温泉は空海が独鈷でついて湧かせた温泉だそうです。
なので開湯1200年。空海は日本全国いろんなところに出没する。
梅が満開ということで梅林に行こうとするも、雨で途中の山道が水浸しで
先に進めず断念。やむなく不遇の人源範頼の墓をお参り。


歩き回ってすっかり豪華な朝食も消費してしまったので
調べておいた「禅風亭なゝ番」さんへ。混んでたので待ち札もらってお茶して再訪。

葉つきの山葵をおろしていただきます。とろろそばもすごく美味。
春を思わせるにごり酒を飲みながら、思わずせいろを二枚追加計三枚。
あー食べた食べた。
食べ終わったらこの旅もクライマックス。
バスに乗って修善寺、修善寺で予約した名物弁当を受け取ったら
また駿豆線に乗り三島へ。さあここからJRで…。
と。
津波警報?
チリ地震の影響で津波警報が出ているため、東海道本線は熱海~藤沢間運行停止?
あわわ。
とりあえずダイヤの乱れた電車で熱海まで。
いずれは警報も解除されるだろう、とりあえず酒盛してればいつかは動き出すはず…と、
つまみと酒を買って東海道本線のグリーン席を確保…するやいなや発車。
なんとラッキーな。これで無事帰れると安心したらまた乾杯。
これが修善寺名物駅弁、


駅弁大会にもよく出品されて人気の弁当です。
売り切れてたので予約しててよかった。締めすぎずの酢加減な鯵がたまらん。
あと熱海で買ったじゃがバター天(練りもの)をつまみながらウイスキーの水割り飲んだら
ここで疲労がきたのか酒が回ってバタンキュー。
気がついたら東京駅、中央線乗ってまた寝ながら帰宅しましたとさ。
あー、楽しかった。どっとはらい。
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