2009/07/06

樵、帰る

強いきこりが帰ってきた。
ナダル不在のウィンブルドンながら、見事な6度目の優勝。しかも史上最多のグランドスラム獲得15個目のオマケつき。
決して調子はよかったとはいえないロジャーでした。バックはどうもたよりないしその割に多用せざるを得ない展開の上、得意のフォアでもミスが出るありさま。しかしそれでも今日はじめてのゲームブレイクがチャンピオンシップポイントだなんて、逆になんともすごい。
アンディはすごくよかった。というかこんなにすばらしいアンディを初めて見たかも。強いけどどこか「もろい」イメージだった彼が、ダイエット効果もあってかすごくりりしく見えた。明らかにこの決勝戦というすばらしい作品の、半分以上を担っていた。
しかし心配だ。普通に考えたらまだ26歳のアンディもまた最前線で活躍していきそうなものだけど、それでも最高に調子のよかった彼がどうにも歯切れの悪いロジャーに敗れてしまったということは、彼にとってそれなりにショックなはずだ。最高の試合をしたのに調子の悪い元チャンプ(これでまた1位返り咲きだけど)に勝てなかったということ。これでアンディが燃えつき症候群になってしまわないか、とても心配だ。
とにかくすごい粘りでした。4時間を越える試合お疲れさま+おめでとう

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