2006/11/15

大根が冬の足音を殺せ

東京では気持ちのよい秋晴れが続く毎日だけど、日曜日に木枯らし一号が吹いたそうで(西のほうでは先週だったようだが)。この木枯らし一号というやつもいったい何なんだと突っ込みたくなる衝動。
「西高東低冬型気圧配置になった際の北よりの風速8メートル以上の風」
とのこと。おお。意外と細かく決まってるのね。
いちいち気象庁は認定してるそうな。そういうセンスは好きだ。

さてじりじりと(表現おかしい)冬の気配が近づいているわけだけど、冬は嫌いではない。
夏ほど好きではないかもしれないが、デブのもてる季節でもあるのでまあちょっと寒いくらいは許そう。
何しろ酒がうまい。夏といえばビールだ。確かにあれも魅力的だが、冬だって鍋をかこんだビールがある。鍋といえば焼酎も日本酒もいい。
私は何が何でも日本酒という人間ではないけれど、アルコールが入っていればなんでもいいくらいだけど、しかし冬の食べ物は日本酒があう。鍋はもちろん、脂ののった魚もそうだし、冬野菜もまたよくあう。
冬野菜の代表といえば大根。ねぎかぶユリ根もいいがやはり大根。
そして大根を美味しく食べるならブリ大根かおでん。田楽なんて上品な食べ物はたまにしか食べない。
てなわけでおでんを作った。食べきれないほど作る。
少し食べてはまた別の鍋で煮た具を足してさらに煮る。色が変わるほど煮込んだ大根最高。
そして熱いおでんとキンキンに冷やした日本酒。これはたまらん。てなわけでおでんを作ったのだ。
煮込み料理は仕事中に作りやすい。とろ火で本当にゆっくりと煮込むのだ。
20061114-oden1.jpg 完成したばかり 20061114-oden2.jpg そして24時間後。
具とそして色が少しずつ変わっているのがわかる。しかし揚げ物たちの下に眠る大根は変わらない。
大根二本すでに調理済み。


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