2014/10/13

転校生の朝霧邪夢雄君だ。みんな仲良くな。席は…

例年の如く2014年朝霧JAM記録。
今年は日曜に台風上陸とのことでおびえつつも例年通り行った。
例年より早く9:30海老名SAの予定が、世田谷からものすごい渋滞で結局10:30に。
面目ナス。それでも例年よりは早く着けたかな。
なんか例年より人が少ない。ああ、例年と違って台風だからか。
あとは例年どおり。
夜までライブ見て肉焼いて汁をあたためて酒を飲む。例年通りだ。
今年は例年とは異なりブイヤベース作る。初めて作ったがイメージどおりでよかった。
翌日はどうせ台風でご来光は見えないだろってことで例年とは違い朝寝。
今日中に一人帰らなきゃいけないってことで気の毒ながら背中を見送る。
例年通り日が暮れるまでダラダラして例年より少し早めに帰る。
台風は遅れてはいたようだけど、何があるかわからないなら帰るの一手。
例年通り風呂に寄って、例年より早く風呂来たから飯も食って、
例年より早めに一路東京へ。
全体的には例年通りか。例年通りって安心だ。



2014/10/10

朝霧JAM 荷物チェック

忘れ物するまいまい。

・チケット×2枚+駐車券
・財布(免許証/保険証/現金)
・テント ※ペグ・ロープをチェックすること
・テント用タープ ※ペグ・ロープをチェックすること
・テント用グラウンドシート
・ネコ車
・イス(大)×2
・イス(小)
・寝袋×2
・長靴
・運転用靴
・携行水タンク
・クーラーボックス
 - 食料
    - 金曜に調理してパック+冷凍
  - 飲料 ※途中で水+氷購入すること
    - 酒
    - オールフリー
 - 食器(紙深皿+保温コップ)
 - ナイフ
・リュック
 - ガスコンロ+ODガス2本(通常用+冬山用)
 - アルミ鍋セット
 - おたま
 - ミニ鍋+ミニフライパン
 - 雨具上下
  - 衣類(着ていく服とは別)
   - 上着
    - アロハシャツ
    - 長袖Tシャツ×2
   - ズボン予備
   - 靴下×2
   - 下着×2
   - タイツ
   - ニット帽
   - イスラム帽
   - マフラー
    - タオル×2
 - テーピング用テープ
  - 湿布
 - 使い捨てカイロ×多め
 - ランタン
  - ペンライト
 - 単三電池/単四電池×数本
 - 除菌シート×数パック
 - ゴミ袋×数枚
 - タバコ×数箱/ライター/携帯灰皿
 - 飲み薬/塗り薬
  - 虫除けスプレー
 - USBバッテリー+microUSBケーブル
・バッグ(風呂セット)
 - アロハシャツ
  - 下着
  - ズボン
  - 靴下
  - タオル

2014/10/05

人造人間の悲しみ

「フランケンシュタイン」が、かの人造人間のことを指すのではなく
人造人間を制作した科学者の名前であることは映画や小説ファンのみならず、
もはや一般的な知識になっているかと思います。
彼の公式な名前は「Monster(モンスター)」ですね。

そして言うまでもなく、モンスターといえばこちら

「フランケンシュタイン(原題:Frankenstein)」1931年

演じるのはもちろん名優 ボリス・カーロフ 様。
人造人間の悲哀を、繊細に演じてくださいました。

しかしそんなフランケンシュタインも、
わが国が誇る 本多猪四郎 様と円谷英二 様にかかればこう。

「フランケンシュタイン対地底怪獣(英題:Frankenstein vs. Baragon)」1965年

いいですね。ぐっといい感じです。
原作へのオマージュなどどこへやら、すでにはっきりと人造人間の名前を、
「フランケンシュタイン」と言い放っています。

原作モンスターが2.4m(8フィート。ちなみにボリス・カーロフの身長は180cm)であったのに対し
日本フランケンシュタインは20m。いいですね。大きいです。
それくらい大きくなければ、地底怪獣バラゴン(本名バラナスドラゴン)とは戦えないというものです。

しかしながら巨躯とはいえ大味かと思えば、きちんと人造人間としての悲哀も描かれている。
研究所の助手との心の触れあいがあったり、
パトカーに追い回されておびえたり、
ついには無実の罪を着せられたりと。
それでも最後には、人々を守るためにバラゴンに立ち向かうのです。泣ける。

怪物フランケンシュタインを演じたのは、古畑弘二 様。
この映画を機に、役者業は引退されたそうです。
何か思うところが、あったのでしょうか。

2014/10/04

愛車の新調と改造記

愛車といっても、所有しているスーパーカー、ミニカ・タウンビーのことではない。
これだ。



来週はまた朝霧JAMに行くのだけど、朝霧で何が大変かって、
テントやらタープやら寝袋やら衣服やら料理道具やら、
二人分の大荷物をもって奥のキャンプゾーンまで運ぶのが大変。

2008年から毎年欠かさず参加しているが、
実にさまざまな荷物運搬方法を試してきた。
普通の安いキャリーカートにはじまり、すこし高級なキャリーカートや
さらにはキャリーにもなる背負子など。
いずれもがんばってはくれたが、ひどい砂利道で転がってしまったり、
あまりにも多すぎる荷物にねをあげたり、
さらには腰にひどいダメージを与えたりと、最良の方法ではなかった。

そして2012年満を持して導入したのが、
折りたたみ式の一輪台車、通称ネコ車と呼ばれる台車である。

これはなかなかよかった。
メリットは、
「一輪ゆえ旋回性が高い」
「自然な姿勢で押せるため、腰への負担が低い」
「疲れたらそのまま停止できる」
などなど。腕力があればちょっとした坂道くらいはぐいぐい登れる。
デメリットもなくはない。
「一輪ゆえに大きめの石などにぶつかると越えられず進めなくなる」
というものだ。
問題があれば解決するのがスカムポット、
これについてはゆくゆくは車輪を大きくすることで対応しようと考えていたのだが…。

朝霧JAMを来週に控え、愛車(ここでは緑ネコとする。緑色だからだ。) の
メンテナンスをしようとしたところ、
庭に出していたせいか、日光で荷台部の素材がかなり弱ってしまっていた。
よく見ると2年間朝霧で限界まで荷物を載せていたせいか、
各所縫製も甘くなり、一部ほつれて破けてしまっている。
さらにさらに2箇所ほどナットとワッシャーが紛失。
大き目の石のある砂利道を、ぱんぱんに荷物載せて無茶に押しまくった結果だ。
すまない緑ネコ
荷台はブルーシート補修テープで補修、縫製は増し縫い、
ナットとワッシャーはホームセンターで同サイズを探す…ということも検討したが、
いろいろ考えて、緑ネコは引退させることに。

さようなら緑ネコ。たくさんの荷物をありがとう。

というわけで、2代目となる2台目のネコ車を購入することにしたのだ。
ほどなく到着。ここでは仮に青ネコとする。青いからだ。

先代の初代緑ネコと比較すると、
「荷台部がブルーシート素材になり、強度と耐日光性が向上」
「アルミパイプが太く厚くなり、強度が向上」
「アルミパイプの間に以前は直接ネジ止めだったが補強材が入り強化」
などなかなかいろいろ向上している。
バージョンアップって大事だな、などと考えていたが、
ひとつだけ完全にグレードの落ちた部品があったのだ。
ショックだ。
ショックだ。
ショックすぎる。

それはタイヤ
初代の緑ネコは8インチ程度ながら、7.5cmのワイドなオフロード向けの
タイヤがついていた。 ウレタンの入ったノーパンクタイヤが。
ところが青ネコは、単純なゴムタイヤに変わってしまっていた。
溝もなければクッション性もない、ただの7インチの重くて大きいキャスターだ。

これはまずい。これではあのひどい砂利道を走破出来るわけがない。
いやできないことはないだろうけど、手に伝わる振動と腰への負担、
そして荷物への振動の影響を考えると、
到底このままにはしておけないのだ。

というわけで、タイヤのシャフト軸や幅のサイズをチェックして、
ちょうどいいタイヤがないかどうか捜索。
けっこう探した。なかなか安くてよさそうなタイヤが見つからなかったが、
シャフト径20mm、幅600mmという制約にぴったり合うタイヤが何とか見つかる。

注文したらあっというまに届いた。



左がもともと付いてた問題のタイヤ。重いし硬い。溝もない。
右が今回注文した10インチタイヤ。サイズアップで小石も越えられそう。
ウレタンの入ったノーパンクタイヤだ。

さあとりつけよう…と、ここでまた問題。
軽く叫ぶ。
プラスチック製のシャフトをタイヤの軸穴に入れようとしたところ、
入れようとしたところ、ところ、

入らない。

おいおいおい。ちゃんとシャフト径20mmって書いてあっただろう…
と、ノギスでタイヤの穴径を測ってみると、19.8mm。
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい。
おーい(;_;)。

返品も考えたが、タイヤ自体はとてもよいものだ。できれば返品したくない。
とはいえじゃあプラシャフトを均一に0.2mm削るなんて、
手持ちの工具じゃできないし…
と悩んでいたところふと初代緑ネコのことが頭に浮かぶ。

あれも同じ20mm径だったけど、あれのプラシャフトは入らないかなと。
試す。
入った。すっぽりと。

すこし折れかけてた心が立ち直る。
しかし初代緑ネコはタイヤ幅が7.5cm。1.5cmほど長いのだ。
実際に両方のプラシャフトを比較してみるとこんな感じ。



左が青ネコ用、右が緑ネコ用。
長いね。なるほど長い。

長いときは…



切ったれ!

よくよく考えたら合計で6cmになればいいのだから、
どっちか片方1.5cm切ればよかったのだが、思い余って0.75cmずつ切ってしまった。



切ったら切断面をヤスリで磨く。



何度も仮組みしながら、ぴったり合うように削る磨く。

そうしてなんとか、青ネコ完成。



どうですか。勇ましいでしょう。タイヤもでかくなったので、これであの悪路も完全走破できるはず。
できるかな。いやきっと。でもやっぱり。ううん。おそらく出来るに違いない。頼む。