春の豪雨に思いをはせる

いきなり雨。今帰仁城跡に行くも途中で豪雨に。
小屋の軒先から出られない。雷もでかいし雨粒もなんだかでかい。
結局あきらめて撤収。山原そばを食べる。あっさりスープと麺に三枚肉がたまりません。
雨も小降りになってきたので古宇利島へ。本来なら美しい海も雨のせいでアマゾン川のような色。橋は最高。晴れた日に来たかったなあ。
古宇利島では海岸を見れなかった。車で砂利道に乗り込むも失敗・撤収。
また2時間近くかけて那覇に戻ってレンタカーを返して解散。最後にA&Wのハンバーガーとルートビアを空港で流し込む。うまい。
なんだか食べてばっかりの旅だったけど、まあこれでよし。

ジンベイザメに思いをはせる

朝起きるとそこは豪雨だった。豪雨の中連れを拾い、いざ本部町方面へ。目指すは美ら海水族館…と、道がとにかくわからない。カーナビは無口すぎてなかなか高速まで連れて行ってくれない。高速に乗るまで那覇市内を1時間もさまよってしまった。
高速に乗れば後はがんがん行くだけ。許田で降りて名護を通り、山中のピザ屋さんへ。ノーマルピザとゴーヤピザ。腹もくちいまま水族館へ。
ああ、ついたついた。魚でかい。どれもでかい。マンタもサメもやたらでかい。しかしジンベイザメはひときわでかい。圧倒的。何でもでかいのでなんだか感覚がおかしくなってきた。
マナティもいる。こいつもでかい。そして食べ続けている。かわいい。
散々楽しんだらホテルへ。みやげ物を買ってバフェで飯を食べて部屋に戻って飲んでいたら眠くなった。

琉球王国に思いをはせる

仕事から羽田空港へ行き飛行機に駆込み乗機。
飛行機の中でもノートPCをカタカタやる。切ない。
まもなく到着。外は蒸し暑い。シャツ一枚に着替えてレンタカー屋へ向かう。
車を流しがてら首里城へ。車は多くないが、慣れていない道なので軽く迷う。首里城へ潜入。階段多し。
琉球王国の歴史には明るくなかったが面白い。説明書きを熟読。もともと城跡なんかは好きなたちだ。あらかた見て回ると腹も減る。
ホテルに向かい車を駐車場へ。何しろもうビールが飲みたいからだ。そうなると車は邪魔。車を捨ててタクシーで国際通りへ。まずはそば。大東そば花笠店。別のテーブルの人が食べていた肉そばがおいしそうだったので食べてみる。炒め牛肉がのっててうまい。
国際通りをビール片手に散歩。アロハショップに向かってると連れから連絡。アロハを二着購入して合流。
ビールを一本飲んで夕食へ。首里城近くにある琉球砂防あしびうなぁへ。オリオンビールと古酒を飲みながら本意気の琉球料理。うまいうまい。シャコ貝の刺身とどぅる天最高。いったんホテルに戻るももう一度外出して飲みに。しかし残念日曜なのでどこも深夜はしまっている…と一軒だけ明かりが。どうやら何周年パーティだったとのこと。旅行者であるにもかかわらず暖かく迎え入れてくれ、島焼酎の水割りをパカパカ飲む。もう料理終わってたのにちょっと出してくれて嬉しかった。

アポカリプス、ナウ

今更マーティン・シーンの批判をするつもりもなく、十二分な演技でしたが、やはりハーヴェイ・カイテルのウィラード大尉観たかったなあ。
なんて時代遅れな愚痴はさておき、仕事は相変わらず多い。さまざまなトラブルと向かい合いながらも、サラリーマンの頃のような自己崩壊も起こさず毎日遊ぶことを考えているのだ。

悩み事というのは実は「悩み」ではなく「不安」なんだな。
全国の悩んでいる皆さん、これは大事な人生のヒント。悩み事というのは、実は悩みだした時点ですでに答えが出ている。ただ最初はそれがわからず不安なだけ。そう「不安」にすぎない。
もちろん人に相談したり何かからアイデアをもらうことはある。でもそれは物が見えにくいからメガネを掛けるようなもんで、そのこと自体が重要なことじゃない。メガネがなくても近づいたって見えるわけで。
だから啓発セミナーとかそれ系の宗教は×。せっかく答えを持ってるってのに、あえてそれを捨てて人の出した答えに強引にもぐりこむこたあない。ほんの少しリラックスして、自分の中の答えを探しにいけばすむ話だって。そういう手伝いなら喜んでするけどね。

来週ほんの少しだけ羽をのばします。念願のデカくて優しいサメを観に行くんだ。かつお出汁で三枚肉ののった麺も食べよう。絶対大盛りで食べよう。米の焼酎も飲む。晴れてくれれば日差しを浴びて塩水にもぐる。そうだ間違いない、間違いがない。
あああああ

鰻の寝床

のような部屋に住んでいるスカムポットですが、仕事はあいかわらず厳しく疲労はたまるばかり。
学生のころは6日起きて1日寝たり、二十代の終わりに日本でW杯があったころは1ヶ月で48時間しか寝なかったりと、かなりの体力を誇っていた私もいまや中年まっしぐら。二晩も徹夜をするとボロボロになってしまう有様です。よる年波には勝てない。ついにQPコーワゴールドを買う始末。
それでもまあこの年にしてはふんばっているほうかなとも思うのですが、今日は思い立って急に鰻が食べたくなった。いったん頭にイメージを浮かべた私を止められるものは何もない。鰻屋へ。鰻屋へ。
鰻重、肝焼き、肝吸い。
肝焼きを一口かじると無性にビールが飲みたくなるも、そうはいかない。これから仕事だここは我慢。
肝吸いを一口すすり、鰻重を食す。私はがさつな性格だが鰻重は几帳面な食べ方をする。ブロック食いというヤツだ。大根と胡瓜のお新香が鰻づくしの中ですっごく爽やかな存在だ。
少し暖かい今日の日中。汗ばみながら鰻を食す。
これで少しは元気を取り戻せるだろうか。そんなことを考えながらQPコーワゴールドを買ったんだ。
のれんがかわいい

渚に行ったら蝶になれたのか？

昨日は何とか仕事をひと段落させて、やや無理やりに既にチケットを取っていた 渚音楽祭 に向かう。
晴天だったのだけど出発時には少し曇りはじめやや不穏な天気。
しかしそんなことは駅を降りて音が聴こえてきてしまえば、そして着いてしまえば吹っ飛んでしまう。KINOCOSMOが気持ちの良い音を出していた。へえブラボー小松とヒゴヒロシのユニットなんだね。ほうドラムはPINKの人なんだ。なるほどね。しかしまずは一杯…、あれコロナのブースに行くもすでに売り切れ。ありゃりゃ。すごい人だもんなぁ仕方ないけど残念。では缶のクアーズで乾杯。しかしなんだってどの店もクアーズなんだ。協賛してるんだなぁ。嫌いじゃないけど。ああニガい嬉しい。
はじめて来るのでちょっとうろうろとするも寝不足がたたって、オムライスを食べると眠くなってきた。連れは漂いに出かけてしまったので、サックスを従えて演奏するKayNakayamaを聴きながら一服。
外で吸う煙草は一段とうまい。
じっとしてると寒い。ビール片手にふらふらと漂う。ビールはすでに３缶目に。メインステージではEXTRAWELTが気持ちよいエレクトロを鳴らしている。やっぱりデジデジしとけばいいじゃない。しばらくデジってると自然な流れで御大デリック・メイにスイッチ。民族系のリズムからの導入。いいぞ！いいぞ！友人らにもこの辺で会う。みなよい顔をしている。
ビールが切れた腹も減る。その場を離れてビールとキーマカレーを買っているとSUGIZOがギターを弾きまくっていた。悪くない…悪くないけど何か足りない、または何か違う。いいセン行ってるんだけど。
食べ終わってまたデリック番長のところに戻る。音が変わってフロアっぽい音になった。飲みつつ聴く。
飲み終わったのでまたふらり。ビールを買うと腰が痛くなってきたので長椅子に座る。満腹なのにタイ風三品丼を買っていた。美味い。FRFでも食べた馴染みの味。座って飲みつつ食べる。かかってる音はMIRROR SYSTEM。かっこいいね。しみじみと自分がエレクトロと音響系が好きだということを再確認。リズムも大事だけど空間はもっと大事。ビールは６缶目。
寒い。寒い。少し降りはじめた雨がその寒さを助長する。そうこうしているうちに連れも戻る。寒い。寒い。
なんだか体調が悪くなってきた。食べすぎか？いや胃腸のもたれではない。飲みすぎか？そういう感じでもない。身体が重い。
てなわけで友人らの誘いも気づかずこれまたふらふらと帰途に着いたのだった。メール電話くれたみなさんゴメン。スカムは限界でした。帰り際にちらっと見たら番長はまだまだ元気に回していた。さすがだ。
案の定帰宅したらバタリ。疲れたけど行けてよかった。
ダルかろうが、熱が出ようが、次の日キツかろうが、それでも行けてよかった。ほんとうに。
楽しかったよ。後輩が指摘した通りゴミをその辺に捨てるヤツがちと多かったけど。フェス慣れしてる人なら絶対しないよな。
しかし体調ダルい

渚に行けなかったさなぎ

最高のパターン：
仕事がすっかりさわやかに終わって、気分よくバンドのリハに行き、
その後渚音楽祭に行ってビールを飲みながら、卓球とシステム７でおおはしゃぎする。

最悪のパターン：
仕事がとにかく終わらず、バンドのリハにも行けず、もちろん渚音楽祭には行けず家でくすぶる。

最悪のパターンではなかったよ。リハには何とか行けた。しかしそれだけ。
あとはほとんど最悪のパターンと変わらなかった。
代わりに行ってくれる人がいてチケットが無駄にならずまだよかった。

ふてくされつつリハの帰りに覗いてみたら、珍しく並んでなかった荻窪「丸長」でつけめんを食べる。
賛否両論のこの歴史あるお店。かの先日閉店した東池袋大勝軒の山岸氏もこのお店で修行し、
大勝軒でのつけめんブレイクを受けてここでもつけめんを長年やっている。
美味しいという人と不味いという人がどちらも少なくないが、私個人としてはまあ「美味しい」になる。
しかし「麺が冷し中華のようにやや茹で過ぎ」「つけ汁がとにかく辛い」という気になる点もある。
何しろ食べ終わってしばらくは舌が痺れる。人には勧めない。でも私は年に一度くらいは食べる。
つけめん程度では今日の悲しみは埋められないが

桜は咲いているし酒もある

新年度に入ったというのに鬼のように仕事が忙しく、
先のお花見以来ろくに睡眠もとらず酒も飲んでいなかった。
これはいけない。
昨日の雪嵐が嘘のように晴れていたので、私たちは小金井公園に行った。
小金井公園といえば都内屈指の桜の名所。
江戸時代からその姿を楽しませてくれる桜はソメイヨシノはもちろんヤマザクラやサトザクラも。
今週は言うまでもなくソメイヨシノ。
手ごろなテーブルを見つけてビールとつまみ。
地面一面の花びらと頭上まで桜に覆われたその空間はもう。
多少の寒さも何のその。いや多少は寒いか。
少し日の当たる位置に移動して売店で買った缶の日本酒（ホット）と団子。うまい。
まだ寒いからやっぱり熱燗かしら

桜は咲いたか酒はまだかいな

仕事の合間をぬって、誘われるままに桜を観に目黒は碑文谷公園へ。
日本酒がたくさん用意してあったので飲む。その場で焼くとうもろこしが一番美味い。
桜は今年も美しい。後輩とソメイヨシノの限界について話す。寿命の短いソメイヨシノ。
何の手も打たなければ延命措置で生き長らえる彼らの姿を見られなくなる日も近いかもしれない。
ソメイヨシノにこだわる理由はない。ヤマザクラとて負けず美しい。都内から桜が失われるのだけが怖い。
どうなるにせよ、その日が来るまでソメイヨシノを愛で楽しもう。千両。千両。
水面にふわりと桜